大好き
10年後を描いたギヴン10th mixはこれまでの物語を丁寧に総括しながら、新たな一歩を感じさせてくれる一冊でした。
真冬と立夏、春樹と秋彦、柊とシズちゃん、それぞれの関係性が、時間の積み重ねとともにより柔らかく、より鮮明に描き出されており、読者として長く追いかけてきたからこそ胸に響くシーンが多くありました。
9巻では由紀が所々出てきていましたが今回は出てこなかったことが真冬が「海へ」で心の整理がついたのかなと感じました。
言葉にしきれない感情を仕草に託す描写は、ギヴンらしい余韻をたっぷり残してくれます。
本当にギヴンに出会えてよかった!!!
ありがとう!!!!