 私のバイブル
					私のバイブル
				このファンブックはまさに『スカイブルー』ファンのバイブルとも言える一冊でしょう!遅れてファンになった私は、シリーズの連載開始や発売当初には間に合いませんでしたが、この一冊で過去の様々な特典おまけ漫画を見ることができました!一気に楽しみ尽くしました!
キャラクターたちの手書きプロフィールもとてもリアルで、みんなの個性がすごく出てます。他のエピソードも色々堪能できました。
また、単行本第1巻の巻頭で市川先生が「季節を描写するの大好きです」とおっしゃっていたのを覚えています。まさにそれが私が『スカイブルー』に夢中になった理由の一つです。
『スカイブルー』では、時間の流れをはっきりと感じられるだけでなく、現実世界での言及——ス◎バの飲み物、サ◎ゼのメニュー、東京の街並みなど——を通じて、キャラクターたちと心から共感できます。彼らは漫画の中の虚構の役ではなく、まるでこの世に実在する生き生きとした人間のようです!
普段の単行本より高いですが、いくらお金を払っても価値があると思います!これはまさに天国レベルの最高のファンサービスです!市川先生、ありがとうございました!!
 どうしても許せない部分がモヤモヤ…
					どうしても許せない部分がモヤモヤ…
				最初からとても独創的で、童話のような雰囲気さえ感じます。年齢を時間軸として、二人の人生が出来事によって繋がれていく様子が、彼らの足下の線のように描かれているのが印象的です。
…が、キャラクターに関してだけはどうしても理解できません!伊東のしたことがそんな簡単に許されるものなのでしょうか?
最初に西に手を出したのは彼の方で、それほど深く愛していたのに、世間の期待に合わせて相手を捨て、「二人には未来がない」なんて言い出すなんて!あきれて物も言えません!
西を傷つけただけでなく、罪のない白石さんまで巻き込んで、同性愛者の配偶者として結婚した女性がどれほど辛い思いをするか考えたことがあるのでしょうか?
同性愛カップルが社会で直面する挑戦や世間の目について描かれていること自体は、むしろ理解できるし、そういった描写を見るのは好きです。しかし、主人公が反抗もせず、葛藤もなく、ただ逃げることだけを選び、簡単にもう一人の主人公を傷つけたあげく、何もなかったように元通りになるなんて、本当に受け入れがたいです。
 No Title
					No Title
				たまたま見つけた作品だったので、気軽な気持ちで読み始めたのに、まさかのハマりようでした!
クーデレで毒舌な年下攻め×天然っぽいノンケ年上受けという組み合わせは、これまでにもいくつか読んできましたが、こういうカップリングにはやっぱり抗いきれない魅力が詰まっています!胸がキュンとする甘いシーンもあれば、ハラハラするような誤解とすれ違いもあって。「王道」でありながら、いつだって鉄板の「王道」展開ですね!何度でも楽しめます!
塩野くんは確かに最初はちょっととっつきにくかったですし、多古井さんからしたら「こいついったい何なんだ!?」って感じですよね(笑)。でも、手段はちょっと風変わりでも、塩野くんは常に多古井さんのことをしっかり観察していて、いつだってピンチの時に助けに入る。結果的に、それが良い方向に働いていると言えますね。
毒舌ではあるけれど、塩野くんの言うことは的を射ていると思います。多古井さん自身は「断れないお人好し」だという自覚がないから、周りにいいように使われても気づかず、いつかトラブルに巻き込まれてしまうかもしれないから!!そこを塩野くんはきちんと見ている!
それに、あんなにクールな見た目の塩野が、まさかペットを飼っているなんて!それも亀さん!このギャップがたまらなく可愛いです。しかも、好きな人のためなら、相手のことをとことん理解しようと努力し、できる限りのことをしようとする。そんな人に、惹かれないわけがありません。
それから、同僚の江川さん!本当にいい人です!塩野がゲイであること、そして多古井さんに想いを寄せていることを知っていながら、偏見ひとつ持たず、むしろ陰ながらサポートする役回り!
私、BL作品における女性キャラの描写にはすごく敏感なので、すべての女性キャラがステレオタイプに描かれるのはあまり好きではありません…。現実には、山田の孫娘のようなイタい女性が存在するのも事実なので、あのようなキャラクターが必要な場面は理解できます。ですが、そういったタイプの女性キャラしか登場しないのは寂しい。だからこそ、江川さんのようなしっかりとした良い意味での女性キャラが登場するのは、本当に嬉しいです。
 意外と好き!
					意外と好き!
				全く予想外にハマりました!実は昔から「嫌よ嫌よも好きのうち」というものがあまり好きじゃなくて…最初はタイトルで少し躊躇しそうになりました。でも試しに試読を読んでみたら、思いのほか自分の好みでした!
五十嵐くんは貝塚さんに対して一切無理強いせず、むしろとても礼儀正しい子!無表情ながら、内心では貝塚の一挙一動に感情を揺さぶられていますね…。こんな年下攻め可愛じゃないですか!
そして貝塚さんも、最初五十嵐くんに応えた言葉、確かにちょっと酷かったですが…(笑)それは自然な反応だと思います。その後、五十嵐くんの感情に真剣に向き合って、一緒に時間過ごして、理解し受け入れようとして——そして本当に好きになっていきましたね!
総じて、作品の内容はタイトルから受ける印象を完全に裏切るものでした!(いい意味で)絵柄が可愛くて、内容の中身もちゃんとある。偶然見つけた作品にとって、こんな収穫を得られるとは嬉しかったです。
 No Title
					No Title
				前ではあまり登場しなかったが、キーパーソンに見えるドミニク!その正体もやっぱり…!ヴァラヴォルフの仲間。
政権を握った家族と親しい関係にあることから、さらに多くの人々を巻き込み、政界にまで発展しそうだ。おお!ますます刺激的になってきたね。
しかしマレーネとリリーは…相変わらず不謹慎。(笑)
うん…わざわざ二人だけのシチュを作らなくてもいいのでは?どうしても強引すぎる感じがするよね…。お坊ちゃんで後継人ながら軟禁されているとはいえ、自由度が高いにしても、大勢の監視の目がある中で二人でラブラブ同棲生活を送るなんて…(笑)あまりにも不可解だ!
あの門番は「ミーティングの名目で入った広告代理店のやつがなぜ何日も出て行かないのか」と疑問に思わないのだろうか?
本当に…二人はうっとうしいほどべたべたしていて、「恋するにも場所を選びなさいよ!」と言いたくなる。(笑)
家族の争いはとても興味深いが、恋愛ラインとなるとちょっと都合がよすぎる…。
 秘密の関係…最高!
					秘密の関係…最高!
				「秘密の関係」と「身分差」のストーリーが本当に大好きで、特に受けが上位者という設定がたまらないんです!年下の攻めが、どこか劣等感を抱いてながらも一途に想いを寄せる姿…すごく愛おしい!
それに、人前では無関係を装わなければならないというのも、すごくワクワクでいいんですよね!(笑)
二人の少年時代のエピソードもすごく良かった。すごくほっこりするのに、幼なじみでありながら身分の違いで隔てられている感じて…この切なさもたまらなく好きです!
そして何より驚いたのは、二人のお母さんたちの関係です!!まさかあのお母様に、あんな切ない情があっただなんて…衝撃と感動でいっぱいです!