本編を読み終えた後、寂しい気持ちが残っていて、二人のその後がすごく見てみたいと思っていました。まさか本当に続編があったなんて!すぐに買って読み始めました。
二人が付き合ってラかといって、単純に甘い恋愛モードに入るのではなく、葛藤や悩み、家族との関係といったテーマなど、全てがとてもリアルでした!
篤郎はお母さんと仲良くやっているように見えますが、実際はお母さんから受けた子供の頃のトラウマはまだ癒えていないような…。二人が海辺での会話は、切なかった…!!まさか学があんなことを突然言い出すとは!納得できる部分もあれば、予想外の展開でもありました。
彼もずっと自責の念に駆られていたのでしょうね…だからこそ篤郎と一緒になった後も、あれほど不安を抱えていたのです。でも!照れちゃうところがやっぱり可愛いです!
最後のエンドも可愛かったです!お二人これから末永くお幸せに…!
上巻は青鬼先生の視点が多かったせいか、天獄先生があまりに病的に感じられてしまったのかも…(笑)でも今巻ではついに天獄先生の心理描写もあり、彼の過去を知ることで、理解できるようになりました。本当に複雑で魅力的なキャラクターですね。
新たに登場したキャラクターも、刺激的な展開をもたらしてくれました!「すれ違い」の作品はたくさん読んできましたが、やはり痺れるものがあります!二人がなかなか心を通わせられず、すれ違ってしまう様子は、本当に胸が痛みます!もどかしくてたまらない気分でした!!
青鬼先生は普段は流されやすいのに、肝心な時には行動も言葉も非常にストレートで鋭いんですよね!うん!天獄先生に必要なのは、まさにこういうのだと思います(笑)!「対症療法」というか、さすがお互いのためにあるような関係だなとしか言いようがありません!
そして最後のおまけマンガもとても面白かったです。関西弁の可愛らしさ、よくわかります!
天獄先生大好きの友達に勧められて読み始めました!どんなキャラクターなのかすごく気になっていたんで、読んでからすっごく納得しました。
設定を見ただけでもすごく面白そうで、最初は表紙を見たとき誰が攻めで誰が受けか全然わからなかったのですが、試し読み部分を読んだだけですぐに理解できました!天獄先生、攻めオーラ全開ですからね(笑)!作り笑いを浮かべている様子は、本当に背筋が凍るような恐怖感と魅了される感じが両方あって…たまりません!
最初は彼の青鬼先生に対する乱暴なやり方に少し抵抗を感じましたが、青鬼先生は確かにマゾですね(笑)…表面は地味でおっさん気味な青鬼先生が、本音をのぞかせた時はすごく可愛らしいんです!変態的なドSとギャップ萌えなドM、二人の関係性が最大の見どころで、もう中毒のように続きを読み進めてしまいました!
以前からこの小説のことはよく聞いていましたが、まさかコミック版まで出ているとは!キャラ設定がなかなか面白いです。
国江田のような「二面性」のあるツンデレ受けキャラ、すごく好きです!本人は「国江田計」を仮面だと思い、内心ではいつも「愚民」などと怒鳴っていますが、少なくとも誰も傷つけていない。人に親切にするのが演技や見せかけだとしても、結果としては完全な悪いことではないと思います。
ストーリーのテンポがかなりいいです。おそらく原作小説があるからでしょう。
ただ、少しツッコミどころもあります(笑)。国江田はどうして都築の手伝いをしなければならないのでしょうか?確かに都築が怪我をした原因は彼にありますが、治療費を賠償すると提案してもいるし、都築の要求は少し度を越している気がします…。彼にもほかにやるべきことはあるでしょうに(笑)。どうもこの部分は二人を無理やり結びつけるための強引な展開のように感じます…
いつもウノハナ先生の作品が大好きで、ほとんど全ての作品に目を通しています!特に『気まぐれなジャガー』は、繰り返し何度も読んでしまうほどです。
先生の初期の作品には、年上の男性と年下の少年という組み合わせが多く見られますが、どの作品においても、主人公同士の関係性には、いつも胸がじらされるような、もどかしい魅力があります!
かつて将来を嘱望されながらも、怪我が元で引退することになった一弥と、そんな一弥を一心に慕う岳の関係は……『気まぐれなジャガー』の二人にも少し通じるものを感じます。引退した後も、一弥には独特のカリスマ性が残っていて、常に頼もしい"お兄さん"として岳を導いていく姿はかっこいい…!!
一方の岳は若いながらも卓越した才华と能力の持ち主で、その身からは光り輝くような才能が感じられます。片や輝かしい未来を持ち、片や目の持病によって感情の先行きが不透明な二人…本当に気になって仕方ありません。
静真くんもうかっこよすぎだろ!外見だけでなく、心も超イケメンレベル。こんなに美形な見た目をしているのに、性格までしっかりしていて誠実だなんて、本当に貴重ですよ!
二人が錐ヶ谷旧宅のテントで語り合うあのシーン、本当に心温まった…第1巻を読んだ時は二人の進展が早すぎて、突然の恋に戸惑ったけど、第2巻のここまで読むと全てが納得できた!二人は本当に心が通じ合っているんですね!
それから姉さんたちのメッセージ動画!このシーン超感動しました!湊くんが周りの人たちにちゃんと愛されていることが伝わってきて、本当によかったです。
自分の感情から逃げずに、ちゃんと向き合って、選択をしていく!ああ、静真くんのこのシーンの言葉は本当に胸がキュンとなるほど素敵だした。
End後のおまけマンガも可愛かったです~