高校時代の話はとっても萌えました。
しかし、13年後の話が何とも言えません。
佐伯との関係をいきなり放り投げて圭輔のところへ行ってしまう一束。
私的には納得をするのが難しかったです。
もう少しゆっくり話を進めればいいのになと思ってしまいました。涙
それと、文章がくどいなぁと思ってしまうところがありました。
話はおもしろかったです。
でも、その二つのことが私的には気になってしまいました。
場所が台湾という設定はいいなと思いました。
景色などの説明はとても難しいことだと思いましたがすごくわかりやすい説明ですごいなと思いました。
ただ、景色の説明よりも話のほうにもうちょっと力を入れてほしかったです。
この本は私がBLを好きになったキッカケになった小説です。
表紙が綺麗だなぁーと思い買った本ですが見事に号泣しました。
カラス先輩と幸一が結ばれればいいと小説を読んでいて思いましたが、今考えると結ばれない形が二人にとって一番の幸せなのだろうなと思います。
今までBLの作品はハツピーエンドが当然と思って私ですがそれが見事に壊されました。
でも、ハッピーエンドじゃなくてもいいんだとこの作品を見て思わされました。
大袈裟な言い方かもしれませんがそれくらい、この作品にハマりました。
朝丘先生の言葉運びが私は好きです。
カラス先輩と幸一がお互い幸せに生きていけることを願っています。