初めて購入したBL本がこれでよかった、と何年前の記憶を辿っては思います。
ミツバチのような黄色と茶色を基調としたデザインに、「夜の花屋」という爽やかな色気が醸し出される世界観、濡れ場がない中で2人や関連キャラの温かい気持ちが、まるでレモンバームのハーブティーを飲むように、すんなりお腹の中で私の心まで温めてくれるようでした。
<おすすめできる方>
✅中性的な美人受けが好きな方
✅濡れ場なしの純愛が好きな方
✅一途で涙もろい攻めが好きな方
✅(受け攻めと記載しましたが)精神的な関係性として、受け攻め固定ではなく、もちつもたれつな関係が好きな方
<もっと詳しく!ここ好きポイント>
2人の出会いが薔薇の上というロマンチックさ、、
誕生日を祝われて涙ぐむ攻め
受けの兄弟がまた容姿端麗かつ、カプを応援してくれる優しさのかたまり
スマートさはないからこそ、直接胸に響くような言葉で想いを伝える攻め
もったす先生流石の、服装のディテールまでこだわったデザイン、そしてイタリアの田舎を舞台とする異国風の世界観、想いが溢れるような激しい濡れ場、そして攻め受けで思想や色が対照的な構成に引き込まれました。
以下におすすめな方書きます☺️
✅激しめな濡れ場が好きな方
✅受けが苦しみから救済されるのが好きな方
✅攻めが受けを溺愛する関係が好きな方
✅カプの服装や装飾品を見てもう一度楽しみたい方
以下にココ好き!ポイント書きます☺️
❤️表紙のビビッドな色味や2人の手の使い方、ポーズまで美術品レベル
❤️イメージと対照的に、咥えるものが反対なのギャップ萌え(受け:タバコ、攻め:飴)
❤️エチシーンが攻めからの愛情で溢れてるし、中盤から受けの欲しがってる表情が多幸感MAX
❤️(2巻読後ですが)「裏切り」がジーノ、ダンテはもちろん各所に散りばめられており、何度も読みたくなる
❤️ダンテ(攻め)は一見乱暴な性格かと思いきや、ジーノにはこと優しく紳士的。
❤️2人の肉体美。ダンテの上半身の筋肉はもちろん、ジーノ(受け)の筋肉はついているが、細身でダンテと並ぶと遥かに華奢に見えるシルエットも美しい、、
❤️ジーノ(受け)のスーツやガーターベルト?が紳士的なのに色気を感じさせる
ゴミ捨て場から始まる恋愛。
3巻まで読んだ者ですが、1巻の終わりがたまらなく好きです。
↓癖に刺さった部分
・おげたな先生の美麗な攻め
・(服装含めド性癖)
・(ハイライトの有無で感情の機微がわかるの作画神)
・床の上での攻め受けははっきりしてるものの、日中の関係性は男友達に近い
・2人が違う形で人生に絶望している
・攻めは絶望しているからこそ、人生に希望や期待を抱くのが苦痛だと感じている
・2人を割と容赦なく奈落の底へ突き落とすような描写が過去含め頻繁に入ってくる
・受けは受けで人生に絶望しているのに、攻めに対する愛や恋の情を素直に表している
1週間に1回読み直しております。ありがとうおげたな先生。