エトランゼと先生の絵が大好きで、雪の下のクオリアも読みたいと思って買いました。
買ってもう数年経ちますが、未だに読む度に気づきがある作品です。
(ああ、そっか)が2人分あるのに気づいた時は感動しました。
最後の外でご飯するシーンでは、本当に先輩の表情が明るくて、景色も子供たちも明るくて、優しい気持ちになります。
最初読んだ時は、ゲイビデオみたけど無理だわの話から、恋愛とは別の、2人だけの関係性を築くのかなと思いましたが、
「なんか優しくしたくなるよ
なんでだろうな」
からの
「俺の事は〜好きになんなくていいんですぅ〜って言ったのお前だろ」
で繋がって、ああ先輩も中身がどうであれちゃんと海くんが好きってことを海くんに伝えてたんだなあと気付きました。
この後体の関係を持たずに2人で2人だけの関係を作っていくでも、海くんに絆されて身体の関係を持っても、どっちでもすごく素敵だなと思える作品でした。
これからも何度も読み返していきたい作品です。