高評価ですけど、これは案外好き嫌い…というより残念に思う方もおられる設定かも?と思いました。
ワンコ攻め×年上美人受け…だけど、ふたりともなんだか子供っぽいし。
生徒×教師…だけど、卒業後メインで背徳感なんてないし。
そう、そもそもコメディータッチなんですよね。キャラも個性強いのはいいのですが、ちょっと思ってたのと違う…ってなっちゃう方もいたのでは?受けが色っぽいんですけど、なんせコメディーなもんで、魅力にハマれなかったです。受けの過去もシリアスな展開になりきれず残念な感じでした。
なんだかダラダラと残念ポイントを書いてしまいましたが、話の展開も早いですし、ラブコメご所望の方には強くオススメします!
もうこのひと言に尽きますが、良かったです!!
ハッピーエンドだろうとは思っていましたが、ヴァーシルとのこと、ガルとのこと、トネリア卿とのこと、お母さんとのこと…全てがクリアになってのハッピーエンドに感動しています。作家先生本当に凄いなぁ。
離れてしまっていたふたりが再会できた形もベタかもしれないけど素敵だったし、何より再会してベリルが自分の想いをきちんと口にできたのが良かったですよね。シャイアへの恋心はもちろんだけど、ヴァーシルがベリルを強くしてくれたんだなと思いました。そう、ヴァーシルにもドラマがあって、家族として父親としてベリルを見守ってくれていたし、今でもきっとお月様として見守ってくれていますよね!
それから、ヒューゴとテオ!この2人も幸せそうで何より。ヒューゴファンとしては、もう少しヒューゴのことを追いたかったです。またどこかで読めるといいなぁ。
とにかく幸せな気持ちになれる特大ハッピーエンドでした!
ラストページの一コマが、タイトルの【特級αの独占欲】を見事に表現、回収してくれています。
【特級αは嫉妬も独占欲もない】と知った司はマウントの下着を気にしつつも、礼の反応をどこか恐れていたんでしょうね。自分に自信もない様子ですし。だから礼にストレートに問い詰めたりせず、あんな聞き方をしたんでしょうか。
でも素敵な初夜を迎えて、特級αの独占欲も感じられて良かったね、司!マウント女にはムカつくものの、ナイスアシストだったかもしれませんね。
それにしても、10年間を埋めるように幼稚なことをし合う2人には笑わせてもらいました!かわいい2人のやりとりが読めて良かったです。
いや~ちょっと読んでびっくり。「僕の可愛い酔っぱらい」の続編である今作ですが、前作と全然テイストが違います。前作の軽い感じを読んでなんか違うなーと思った方、ぜひこちらまで読んでみてほしいです。暮田マキネ先生の"アノ感じ"が味わえます。言葉にするのは難しいのですが、切なくて苦しくて…っていうアノ感じです。
ちぃさん、本当によく頑張りましたよね。そしてちいさんと同じく苦しんだ仲間たちもよく頑張ってくれたんだなーと思いました。登場人物のセリフ、本当にグサッときたり、考えさせられるものが多かったです。それから表紙ですが、読み終えて、ちぃさんの過去を知ってから再び見ると本当に何とも言えない苦しさを感じますね。素敵な表紙だと思いました。