やっぱりタイトルも大事だなと改めて思い直した作品。なんとなくタイトルが気になる…内容は?から始まる。始まり方も興味をそそられる。内容も本当に良かったです。何回も読み返している作品です。
攻めも受けも魅力的にかかれている。攻めの魅力とにかく正直、ド直球、努力家。最近恋愛を始めたものですから、とか正直に言ってしまうところとか私的にツボでした。また、ハイスペックスパダリなのに、私は料理できる男の人いいなぁと思ってたのですが、佐後をもてなすために料理を振る舞うのに、何回も練習したとゆうところが素敵だなと思ったんですよね。佐後を好きと自覚してからド直球に全身全霊をもってお前を口説こうと思うと言うのもキュンポイントでした。
社長の口調も好きなんですよね。今までにないタイプの人だなと、社長としての貫禄や大人の色気どっしりした感じ。包容力。
佐後の魅力。ポーカーフェイスが崩れてスンスンしてる描写が特にお気に入り。社長にして欲しいことはないかと聞かれれば、私は社長に満足してもらえればそれだけで嬉しいのでとかゆう健気で可愛い受けなんです。そういうのなかなか思えないですよ。
社長は恋知らずといえど、自覚がなかっただけで佐後のこと、もともと特別でお気に入りで一番信頼できて、好きなんだと思うんですよね。恋を知りたいから練習のために仮の恋人契約を結ぶけど、俺が恋というものを知るときは、きっとお前と恋愛をしているときだって、それはもう告白同然ですよ!!と。序盤からジーッと顔見つめてしまうほどだし。
恋したら相手を目で追ってしまうものですよ!それは好きなんですよ!と、心の中で突っ込みながら読んでしまいました。
佐後は秘書として側で尽くしていければそれで良いと思っていたのに、社長と仮の恋人期間を過ごしていくうちに、また社長の好意を感じるうちに、秘書としていなければとゆう思いと自分の本当の気持ちとの間の葛藤、迷いの過程が丁寧に描かれていています。受け入れて欲しい、受け入れてはいけない。お互い心が苦しい。
見所ポイント!!
是非とも見て欲しいところはスーツの描写の綺麗なこと。画力がすごいです。光の当たり方も綺麗です。
そして、最大の見せ場、佐後と社長が心が一つになる場面。キスシーンの美しさ、角度も美しい。是非とも見て欲しい。
物語が心理描写が丁寧に描かれていて、過程が段階を踏んでちゃんとかかれていて、焦ってリズムが崩れるとか、あっさりもうくっついたの?とか、一つの本にまとめるための急いでまとめた感もなく違和感なく丁寧なところが好感持てました。そこはほんと、急がないで欲しいと個人的に思うところです。
言葉の回収も好きでした。
私的に本当にお勧めの作品大好きなお気に入りの作品です。
私はこの作品がナツメカズキ先生の初めての作品で、繊細さんと言われる方がいるように、私もその部類に当てはまり、でもこの作品は怖い描写はそれほどなく読めて良かったです。琥士郎がとにかく可愛いく、源慈の後ろ髪が長い髪型が好きで色気があってめちゃカッコイイです。キャラクターが好きでお話も好きで絵もとても綺麗です。ただただこの作品が好きです。何度も読み返しています。あと、色んな琥士郎が見れるのもお得感すごいです。特に幼少時の琥士郎、なんて愛らしいのでしょう。もっとみたい気持ちになります。あと襟足の長い源慈。カッコイイ!つばきさんにも琥士郎にもこんなにも好きになった人いないと想われる源慈。暗い背景があっての中こんなにも愛してくれる人がいて良かったなと思いました。あと髪型も服もカッコイイですね。あと、琥士郎のずっと源慈の側にいるの言葉が好きです。この作品が大好きです。