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女性ぺししさん

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焦らされて5巻…

5巻まで読んでライトBLなのか?というくらいBL感がそんなに無くて、次巻こそ?次なのか?と5巻まで。アレシュの誠一郎への気持ちが身近な人には知るところとなってきてはいるけど、権力渦巻く王宮では公にもできなそうで成就なるか?それよかアレシュと誠一郎って致してる…よね?治療目的で裸で抱き合うシーンはあれど、治療だからですかね?誠一郎は男性はおろか女性とすらそんな状況になった事がなさそうだからお初は色々大変なハズなんだけど、そんなシーンもないな…。そのあたりもアレシュの魔法で煙に巻かれ読者はモヤりますが、画力がある作家様なのでどこかで2人の甘いイチャコラが拝めるといいな…。
色恋にとんと疎そうな社畜・誠一郎にアレシュの想いは届くのか?
ようやく誠一郎にもちょっとだけ淡い恋心(?)のようなものが芽生えたか?という感じですが、いかんせん社畜ですからねぇどうなる事やら。
直接的な表現がお好きでない方にも安心のエロフラグ少なめでストーリーはしっかりでレビュー評価も高い作品ですので長編でライトBLをお探しの方には是非にです。

待ちきれず、買い‥

18禁版が待ちきれず。キング最強の当て馬かと思いきや、いい人のうえ恋敵でもなかった‥。今後、当て馬に再浮上するのか?気になるところ。
それよりヒカルがニンニンにたぶらかされていると勘違いしてキングがあれやこれやと2人を遠ざけようと画策してギクシャク仕掛けたあとの仲直りのえっちは今までで一番良かった‥。ニンニンはヒカルとの関係をいつもどこか俯瞰で見てる感じがしてたけど、今回は素直に『手放したくねぇって、思っちまったんだよ』って認めてからの余裕のないニンニンに『そんなに言うなら、抱かせてあげるよ』とヒカル。えっちについては経験豊富なニンニンにいつも翻弄されっぱなしのヒカルに主導権もおのずとニンニンかなーと思っていたら、いつの間にか対等にイイ感じのCPになってて。先にイっちゃったヒカルの白濁をペロッと舐めちゃうニンニンに『そんなの…美味しくないだろ』『いーや?』のやり取りは悶絶級。『美味しくないだろ』なんてサラッと言っちゃうところがプリンス様だ…。

18禁版の続きをぜひ‥

18禁版を断然おすすめしたいのですが、通常版はすでに4巻まで出ていたとは‥。
バーのツインズちゃん&マスターとの掛け合いとコスプレの可愛いさは期待を裏切らないし、ヒカルとニンニンの思いがビミョーにズレてて噛み合わない事も多いけど、最終的にはニンニンに絆されちゃうヒカルが仕事はそつなくこなすけど恋愛においては不器用なところもコンプレックスが●と▲がベビーピンクなところも、らしさが出ててまた良し。
ニンニンも元はもっぱらワンナイトだったから特定の人としか致すことがなくなって、ヒカルへの独占欲がつよつよになってきてるのもによによしながら結局はヒカルの手のひらで転がされてる?なところも最高です。
にやま先生のすごいところは18禁版でもやましさや卑猥さを感じない爽やかさと潔さ。通常版のライトセーバーになってる方がエロくないか?と思うほど…。なのでそれならば18禁版をお手に取っていただきたいのですが、電子は現状2巻迄なので悩ましいところ。

VOID R18 コミック

座裏屋蘭丸 

何度も読み返して堪能してほしい

エピローグは何度読んでも感動‥。
初めて読んだ時は序盤のマキのアラタに対するあれやこれやに、うぅ〜ん…となるも、ちゃんとしっかり読み返すと全然鬼畜の所業ではなくマキのレンに対する昇華しきれない想い、憤りというより愛していたからこそやり場のない感情や虚しさを抱えて苦しんでいたんだな、と。
ようやく過去の事として受け止め過ごしていたところにレンの遺伝子と記憶を引き継ぐヒューマノイドのアラタを託されるマキ。
『すりこみ』によって身も心もマキに懐くアラタに風化しかかっていたレンとの過去が重なり感情のままにアラタを弄ぶも、アラタと繋がる時は顔を見ないよう対面ではなくバックだったのはレンがチラつきアラタと重なってしまうからなのか。
アラタに『その人と一緒にしないで』と言われて2人の関係も好転するかと思いきやマキの兄を見るアラタの表情に思い知らされるマキ。
アラタにはマキの兄が好きだったレンの記憶の一部が引き継がれており、それでも自分を好きだというアラタの好意は『すりこみ』だと。
気づいた時にはアラタを愛し始めている事に虚しさを覚えたマキは『すりこみ』解除を申し出るあたりから、誰かを愛する事に酷く臆病になっているマキと『すりこみなんて関係ないから』と言い切るも解除を受け入れるアラタは器のデカい受けです。すりこみで好きになったんじゃない事を証明して今度こそ堂々とマキのそばに戻るんだという決意で2人は半年間離れ離れに。
その間マキは『すりこみ』がなくなったアラタに愛想を尽かされ、他に気持ちが移ってしまっているかも‥という不安を抱えながら過ごすが心配ご無用『遅いからおしかけちゃった』アラタ‥どこまでも何といじらしい受けなんだ‥。
座裏屋蘭丸先生のストーリーは全てつぶさに言葉や説明として表現されない部分もありまたそこが好きなところ。受け手としては何度も読んで思いを巡らせたりとできるのも素敵な演出。初見では苦手なシーンがあっても、ハピエンに繋がっているので是非何度も読み返してみてほしい一冊です。

タトゥーに触れることで想いを伝えるって斬新

愛助の見た目の派手さとは違う純朴なところが好感度高し。それとは裏腹にえっちでは主導権を握り尚紀をトロトロに翻弄する一面もギャップがあってさらに良し。
尚紀は自分に自信がないのでなかなか愛助と最後の方まで対等な関係‥とはいかないので、利一と愛助のあれやこれや‥も見てみたかったー!
愛助の胸にあった『R1』が、どうしても飲むヨーグ●トの商品名と被ってしまいお店で『フフッ』となってしまいますが、利一のキャラもビジュアルも脇役にしておくには勿体ないくらいなのでちょい役だったのが名残惜し‥。
利一と愛助の事については詳しく描かれてないけど、愛助が尚紀に惹かれたように、利一も弟子だったまっさらな身体の愛助と出会い惹かれて関係を持ったのかな、と。尚紀と同じで元々ノンケだったけれど愛助と関係を持ち、利一の方は何かがきっかけで女性の方に戻ったんだろうか?
真偽の程は分からないけど、興奮するとタトゥーが膨らむってすごくえっちでいいですね。膨らんだタトゥーに触れさせじっと見つめる‥どんな甘い誘い文句よりも破壊力がデカすぎる。

話が進む毎に人らしい感情と欲情を溢れさせる愛おしい108歳

感情の振れ幅がほぼ無い風読みが美しい瞳を持つアラズに心奪われ、保護し共に過ごすうちに『美しき石像』と呼ばれる程の風読みにも少しずつ起こる変化。
いずれ森へ帰すと言いつつアラズと過ごす日々を手放せないでいる風読みに、突如秩序のソモンによって奪われ酷い扱いをうけるアラズ。
このあたりから風読みがどんどん人らしい感情や言動を表に出すようになるが肝心の恋情は喉元まで出かかるも言葉にできず、別れ際にルドゥラからアルダを誓い2人はそれぞれの道へ‥。
風読みは賢者となるべく、ルドゥラは岩山の若長として。
よくある展開だとどちらかが身分を放棄して‥となるところが、愛しているからこそ自由でいて欲しいと思うユーエンと、いつかは帰ると決めていたルドゥラ。
別れは突然に、意外にサッパリと離れるのは逢瀬があるから?と思いきや無いんだな‥。ユーエンが七夜の衣鉢の慈悲を受け入れず命の危機に晒される事で再び巡り会う2人。鐘楼から逃れた後はアルダとなって初めての夜ですからしばし立場や身分を忘れただのユーエンとルドゥラとして愛し合う。気が済むまで愛し合ったら『じゃ、また』ってあっさり離れるのか‥?とやや不安になりましたが賢者を陥れる為のこの騒動を逆手に取り、これからは空の民との共存ーでたまには逢えるよな‥?の期待を残し、続編へ乞うご期待というところでしょうか。

2人のイチャコラを愛でつつ、イリヤの忘れ去りたい生い立ちを辿るお話

上下巻で一旦完結しているためこの『雪花の章』を読まなければストーリーが理解できないという事ではなかったです。イリヤがΩとして誕生しロメリダールで存在しないものとして扱われ、愛されていなかったと思っていたが果たしてそうだったか?後は、上下巻ではイリヤとハーリドが身も心も本当の意味で結ばれたのは下巻のラストだったので、その後の2人の甘いイチャコラが愛でられるところでしょうか。イリヤしか経験がないはずなのにハーリドのイリヤを悦ばせるテクは上がりに上がっております。
キリル王はイリヤが政争の道具とされない為、Ωをラタテ神の御使として大事にされる海を越えた遠いハヌ国へイリヤを嫁がせ、ソーンの妃であるローラの血縁者にはハヌ国の人間がいることから、少しずつΩに対する考え方を変えようとしていた(?)と思われキリル王に疎まれていたわけではなくちゃんと愛されてた。いかんせんキリル王も愛情表現においては不器用で上手く伝えられない性分。誤解は解けてもちょっとぎこちなさが残るもめでたしめでたし。
気になったのは最後、ハーリドとイリヤの子供がお昼寝をしているハリーファ、イクバール、マルジャーナ。あとがきに登場しなかったラナとリズクまでハヌ国家系図で描かれているのは、この子供達が主役の新たなストーリーが今後見られるの‥か?
ザインも死んだものと思いきや、しぶとく生きていて結婚し子供がいたりね‥など色々妄想が膨らみます。

『対照的で、同一』フオルの存在なくては‥

登場人物が多いので何度か読み進めたものの、久しぶりに続きを‥という頃には人物の詳細を見失ってしまい、ようやく相関図を理解した状態で完読。
他の方のレビューでもちらほらと有りましたが、イザクとアリオス‥。
完璧なまでのラブストーリーを望むならば愛する人は生涯一人であって欲しいと思ってしまうけれど、セナとアリオスはいわゆる政略結婚なので劇的な展開や心境の変化がないと‥という心配も『こう来るのか』と思わず唸る結末でした。
セナ自身が愛するという感情を知らなければ、後に命が尽きかけたアリオスに愛を告げられてもセナには響かなかったと思うし、レスキア帝国へ差し出された段階でセナがアリオスに好意を抱く事になっていたなら、その後赤月をやり過ごす為に形だけイザクと番になったセナは不貞を無かった事にしてアリオスと幸せになれたか?
攻めが二人‥と内心複雑でしたがどちらが欠けてもこの結末にはなり得ない。
イザクを失い長い年月をかけてセナに再び『愛する』感情が芽生え、一方のアリオスの本心はセナが生きている間は慈しみ守り、ただそれはイザクの元に旅立つまで、と思っていたのなら切なすぎる‥と思っていたら『セナの魂を受け止めてやってくれ』と語る一方で『百五十年後に俺が死ぬ時には、セナを戻してもらえないか』皇帝としても一人の男としても自分の為に何も望む事は無かったアリオスのたったひとつの願い。アリオスの人となりがよく表れていた一言。
先にイザクの元へ逝くセナと二人で幸せな逢瀬を過ごした後、イザクは新たな命に生まれ変わる為に一足先にセナの元を離れ、今度はセナがアリオスの魂を受け止める‥。こんな風に解釈するとモヤモヤせずイザクが‥アリオスが‥とはなりにくいのかも。
佐伊先生の作品は主人公以外の登場人物もしっかり描かれており、サガンとアーテルのストーリーが素敵でした。

10DANCE 8 コミック

井上佐藤 

読むなら特装版一択です

1巻からおさらいで読み返し。特装版や番外編含め、杉木センセか受けになるのか、鈴木センセが受けとなるのか‥どっちの可能性もアリですが、いやどっちも見たい。杉木センセのパブリックスクール時代や鈴木センセに『雌猫!』とこわエロい一面を見せるところ、生粋のラティーノでセクシー全開の鈴木センセの攻めはどちらもどハマりすぎて是非とも拝みたい。
杉木センセに『何でもする?』と聞かれた時は、鈴木センセが受けになりそうな気配もありそうだし、その後『僕だけをあなたの所有物に‥』の言葉からは杉木センセが土壇場で受けになる可能性も。この際リバでも大歓迎だけど、リバじゃなくても特装版でポジション変更バージョンを熱望します。
ノーマンとの情事は互いに『逃げ場』だったので鈴木センセの攻めのポテンシャルはこんなものでは無いはず!
ノーマン‥嫌いじゃないから気の毒な役回りに心が痛みますが、気がつくとマルダーがひょっこり出てきてナイスフォロー。最終的にはパートナーとはいかなくても、いい感じの人ができるといいな‥。マルダーが手を離した相手は、ノーマン‥?
特装版の書き下ろしは直接本編とは繋がらないのですが今回のは鈴木センセが過去一エロ可愛いくていいぞ。
欲を言えば杉木センセと矢上さんが踊るラテンも見たい。
1巻では携帯がガラケーだったのが、8巻ではスマホに。時間の流れを感じます。

先の展開が読めず、漫画の域超えとる‥

吾妻先生の織りなすストーリーにはいつも驚かされっぱなしです。読み進めるとだいたいこういう展開かな、と想像がついたりもするのですが今回は『えぇ?どうなるの?』の連発です。1巻冒頭の壊れた建物(?)と怪我をしたエヴァン、水兵のようないでたちの男性とルネの関連は?壊れた懐中時計が時折時を刻むのとエヴァンが若返る事は関係があるのか。ルネが時折頼るカモメのポールの正体は?父親の死後、12歳から灯台守として孤独に生きてきたはずのエヴァンの罪とは?2人の身体にある似たような傷は‥。さらにさらに2巻ラストには2人が忽然と姿を消し、新しい自動運転の灯台の完成とかつて2人が過ごした旧灯台の取り壊しが決まり、2人を知る人も少なくなっている事から月日が経っている展開で、顔に傷のあるアントワーヌなる新たな人物の登場‥。教会の独特なステンドグラスと海神の関わりも気になる‥。怒涛の伏線回収とルネとエヴァンにはまだ超えるべき障害がありそう。
ストーリーがこれだけ盛りだくさんなのでルネとエヴァンの絡みは2巻でようやく登場。吾妻先生の場合何故かいやらしさを感じないんですよね‥。修正で全体のディテールが損なわれないように、修正が入らないよう計算されて描かれており美しいのも見どころ。