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君の温かさに触れる です!

単行本の言葉に加えて新しい台詞や言葉も入り、ドラマCD初心者の私でもとても聞きやすかったです。そのうえ、声や音の凄みがより物語の世界へ誘ってくれるというか…ぐいぐい引き込まれる印象でした。他のドラマCDは聴いたことがないのですが、雨や海の音や場面のBGMなども聞こえてきました。これがまた効果的で、ドラマCDってすごい!と感動しました。

お気に入りのひとつは最終話の、夜を過ごす場面。ふたりの「夜」が「恐ろしさ」から「温かさ」に変化するところ。不覚にも泣きそうになりました。ここはひとりで単行本を読んだ時よりも、はるかに好きになった場面。最高のシーンです。声も混じり合い、まさに「君の夜に触れる(君の温かさに触れる と読むのかも…。)」でした。

中心人物ではありませんが、好きなキャラクターがいます。作品のなかに登場する女中のかよさんは、きっとすごく察しのよい勘のよい賢い女性なのかもしれません。ふたりの関係や、それを見守る聡さんの気持ちをさりげなくくんでいるように思います。ああいう女性素敵です!

想像力でひろがる物語です!

想像力を刺激してくれる作品です。絵のチカラも手伝って、想いをめぐらしながら小説のように読める一冊でした。
何名かの先輩レビュアーさんが書かれていらっしゃるように、千夏くんの過去は?千夏くんの家族は?佳澄さんと聡さんの関係は?など作中で明言されていない部分があります。「全部を細部までちゃんと描いて欲しい!」という方には確かに物足りないのかもしれません。

しかし、わたしは反対に描かれていない部分をいろいろに考えたり解釈してみたりしながら読み進められるのがとても面白かったです。
またこの考えや解釈も、読む時々によって(読み手の心もち?その時の健康度合い?読み返した回数?みたいなものによって)変化するのです!まさに小説のように、「遊び」をつくることによって、もしかすると読者に味わい方を委ねてくれているのかな、と思っています。良い意味で「描かれていない部分」が残されていますから、続編や読みきりスピンオフなども!全力で、わりと本気で期待しているところです…笑

暗くて苦しくて重くてじめじめして。
ひとりで過ごすただひたすらに長い長い夜。
そこに朝日が射し込む場面でお話が閉じます。

この後、ふたりがどう生きていくのか、それぞれの家族とどう向き合い続けるのか。それは本編には描かれていません。読者の想像に委ねてくれているのかもしれません。

生きていると言葉や理屈では説明がつかないことが山ほどあって、それをどうにか着地させながらなんとか生き続けているのかなと思います。あえて残された「あいまいな部分」を考えながら読めると何度でも読み返したくなります!

もより先生の作品を、もっともっと味わえる自分になりたい!

中毒性あります!

主人公の葵くん。この子をどうにかを見守りたい!途中からその一心で、もう母親の気持ちで読み進めていました。もう本当に健気でかわいくて、必死すぎていろいろまちがえちゃうところがたまらなく可愛くて、目が離せなくなりました。みなさん書かれている「声を出して笑ってしまうおもしろさ」「独特の言い回し」ももちろん魅力のひとつですが、それだけではなく心の交流もちゃんと描かれており、定期的に読み返したくなる麻薬のようなお話です!自分を大切にする、そんなことに気づいていくふたりが大好きです!

ふたりとも底無しにやさしい!

不器用ながらも一生懸命なところが、本当に見ていてほほえましく、あたたかい気持ちになります。いざってときに自分を投げ出して相手を支えに向かえる男気がお互いにあって、ふたりともとてもかっこいい男の子です。自分のカッコ悪いとこや情けないところをさらけ出す勇気、それにちゃんと向き合おうとする優しさ。ふたりで過ごすなかで気づく自分の気持ち。ひとつひとつが丁寧に描かれています。イラストも可愛くて、読むほど大好きになる龍と歩夢の物語です。

人生がつまってる。最高。

40台のわたしにささりまくる、本当に気持ちを動かされる物語です。寂しい、やるせない、情けないなんていう、なんとも表現しにくい感情がお話の中から伝わってきて、もうたまらない気持ちになります。だからこそ、誰かに寄り添ってもらえる安心感や言葉にはしない感謝の気持ちとか、小さな気持ちの動きが「うん、わかる。あたしもこういう経験したことある。」と深い共感につながります。良いことばかりじゃないけど、だからこそ気づけることもある。人生がつまったお話です。

良縁と悪食 コミック

こん炉 

大事にされるって大事!

誰かに大事にされてるって思えることが幸せなんだな!と感じられる作品です!ところどころに散りばめられた笑いの要素も加減が絶妙で、とにかく読んでいて楽しいです。お顔の表情もコミカルで、これもまた見ていて引き込まれる要素でした。自分に自信がない主人公の気持ちや思考に共感できる部分も多々あって、不器用な生き方だからこそ、終盤に進むにつれて頼む!どうか幸せになってくれ!と願わずにはいられません。やっぱりハッピーエンドが最高です!

優しさの理由

優しさの理由を、そこに置くのかぁと衝撃をくらった作品でした。と同時に、自分自身の経験も、きっと自分の糧になっているはずと思えて前向きな気持ちにもなれます。知っている感情がたくさんでてきて、のめりこみました。
人を多面的にみることで、気づきにくい見えない良さや、見えにくい隠されている弱さも見えてくるのかなと考えたりもしました。気付きがたくさんある素敵な物語でした。最後の終わりか方がまたなんともおしゃれで…続編希望します!