しっかり犯罪的な内容だけど、ただ大人が子供に無理やり手出しかけちゃいましたーとかそういうレベルとか類の作品では無いです。寧ろどうレビューすれば良いのか、はらだ先生の作品の素晴らしさをどうやって表現すればいいのか分からなくてしばらくレビューが書けなかったくらい物凄い作品です。ただ好き嫌いはハッキリ分かれると思います。わたしは多少歪んだキャラや闇があるキャラが好きなのでとてもハマれました。攻めの危うさがとても良かったです。最終的に2人の世界で幸せにハッピーエンド?かと思いきや、やっぱり不穏。苦しくて読んでる途中何度も泣きました。これで続編がないのも逆に良かったです、綺麗な終わり方だったと思います。