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女性ジャミロさん

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最高&最強&大優勝CDです。

めっっっちゃ良かったです。
本当に、本当に!!良かったです!!
今回シナリオを執筆して下さった脚本家の久礼野ハジカ先生が、モンスターアンドゴーストのドラマCD化をジンジャーレコード様でご提案下さったそうで、
ヒメミコ先生との打ち合わせ前から原作を愛し、読み込んで理解をものすごく深めて挑んで下さったそうです。
原作に登場するセリフはもちろん、追加されたセリフもすべて、まるでヒメミコ先生が書かれた言葉のように、全く違和感がなく、世界を彩って下さいました。
それらを読み上げて下さる演者の方々のお芝居も本当によくて!!
キャストインタビューでは、製作陣演者全員が原作モンスターアンドゴーストのファンで、音声で聴いた時脳内にヒメミコ先生の絵が浮かぶかどうかが課題だと仰るほど、原作を愛し大切に演じてくださっていました。
戸純椿君役の田所陽向様のド低音超絶セクシーボイスは本当に大変な色気でありまして…さすが、モンスターアンドゴーストのセクシー担当!!と唸るほどの弩級セクシー!!!
勇樹兜君役の小林千晃様は、カブ君を「普通の男の子」と評してらして、演技からもそれを感じました。
元気で明るい、落ち込んだり怒ったりもする、本当に普通の男の子として演じていらっしゃいました。その素朴さが可愛くて、ダークな場面の多い本編の光となっていました。
刃渡イビツ君役の坂田将吾様は、その演技が素晴らしくて感嘆しました。
無感情、無感動の抑揚がないトーンを、申し訳程度の愛想でくるんで人当たりをちょびっと良くした…ような喋り方を音のみで表現なさる凄さたるや!
ひどく乾いた笑い方、なんの感情も乗らない淡々とした話し方がゾッとするほどイビツ君でした!!
彩七藤役の斉藤壮馬様は、ドラマCDのお話がくる前から原作モンスターアンドゴーストを読まれていたそうで、収録当日は完璧な演技プランを携えて来られたそうです。act.3の彩君がマスクをしているので、斉藤壮馬様もマスクをして演技をされたそうで、その少しくぐもった声がリアリティを生み出していました。
act.4嘆きのシーンではマスクを外されていたそうです。
製作に携わった方々みんなが原作を愛していると口々におっしゃるドラマCD、これはすごいことなんじゃないかと思っています。その愛情がCDからすごく伝わってきました。
個人的には、自転車パイセンにもCV.がついていたことが嬉しかったです。粋がってめちゃめちゃ楽しそうに喋ってるところから、いででででの落差が良くて良くて!!
静かに脅す椿君の怖さたるや…!!
大好きなact.2のシーンを音声でいただけて本当に感動しました。
act.3の押入れシーンでは、原作以上に椿君の喋り方がたどたどしくて、不器用さがより強調されていたのが最高に良かったです。こころからの言葉をなんとか紡ごうと一生懸命話している…!田所陽向様も、お気に入りのシーンとあげていらっしゃいました。
また、特典のツバカブ24時やドタバタ看病日記、一緒にお風呂も全部、ぜんぶ良くて、最高であります!!
キャストインタビューも20分以上あります。
本当に素晴らしく愛に溢れたドラマCDだと感じています。

夢のような小冊子です

ツバカブが夏祭りにゆくお話です。
act.2では映画館デートをしていましたが、本編では学校のシーンが主なので、なかなか、2人でお出かけしている様子などはうかがえないので、特典小冊子で拝読できることが本当に嬉しかったです。
お祭りといえば人混み、ヤンキーもたくさん、喧嘩売られがちな椿君が避けるイベントでありますが、カブ君のために頑張る椿君の優しさがすてきで、喧嘩を売られないためにパーカーを目深にかぶる椿君へ「大丈夫だよ」と微笑むカブ君のフォローも良くて、冒頭から尊さ大爆発のツバカブちゃんです。
その後はヒリ付きなく、終始仲良しなツバカブが拝めます。
椿君のスパダリみが垣間見えてこれまた最高です!!
良かったなあー!!
毎年こうやって楽しい夏を過ごしてほしいな、と思いました。

激レアシーンがあります

実に最高の特典小冊子でした。
椿君のおうちのお風呂が壊れるところから始まります。
椿君のおうちには浴槽があるそうですが、小さいので普段はシャワーで済ませているようです。
そんな椿君がカブ君とともに銭湯へゆきます。
ここでハプニングがあるわけでして。
本編では恐らく出ないだろうあれが見られます。
なまめかしい…素晴らしすぎる…美しい…!!!
あと可愛い…!!!
椿君の敬語もあり、気遣いあり、幽霊ありの最高小冊子です。

2巻の続話、act.10はB.Pilz vol.49に掲載予定です。

2巻は、過去のお話あり、ツバカブ(ななち)デートあり、禊あり、乱闘ありの盛り沢山な内容でした。
衝撃的だった1巻act.3を受けてのact.4。
兜君の過去から始まります。
兜君の経験した辛い出来事と、それが生き方(死んでいますが)や考え方に影響する過程が少しだけ伺えました。
兜君はお母様のみの片親だったということですが、お父様が現在どうなっているのかは明かされておらず、今後ストーリーに関わるかもしれないとのことで、伏せられている部分です。
お父様も人格者であらせられたようです。
兜君が凄く良い子なのは、家庭環境に恵まれていたからなんですね。
1巻では兜君が椿君を見つけましたが、2巻では椿君が兜君を見つけました。
このような、過去との対比やリンクする部分が2巻では多く見られ、読んでいて凄く面白く感じる部分でした。ヒメミコ先生は構成や台詞を本当によく練られておられると感じます。
椿君は約束を必ず守る男であるということが、act.4で兜君の心を救い、act.9読後の読者も救ってくれます…(号泣)
act.9で登場する、ななちの過去のワル友リュウ君の格好が、act.3のななちとよく似ているのは、リュウ君がななちに寄せているそうです。好きだったんですね…
act.5の床ズプ以降、ツバカブが向き合う時間がなく、椿君はななちのフォローに回ってしまったので、ずっと兜君が後方で悲しげにしているのが切なかったです。
ですが「嫌い」発言以降でしょうか、わりとノリノリで反撃に出たりするようになったので(アニメイト様有償小冊子参照)良かったなと思いました。
ちるちる様の、兜君のタグに「やんちゃ」が追加されたのも頷けるやんちゃぶりです。
メインカプである椿君と兜君の恋愛模様は、どうやらスタートラインのはるか後方にいるらしいことがact.8で判明しました。
心の距離はじわじわと、確実に近付いていってますので、二人の仲良し生活をできるだけ長く読ませていただければ幸せだなと思っております。
act.10の配信予定が決まってホッとして、レビューを書きました。
ドラマCDの発売も控えていますし、モンスターアンドゴーストがBL漫画の新しいアプローチを魅せて下さるという予感は現実になってきています。
まったく新しい世界を覗くつもりで、長く楽しませていただく作品として、愛しています。

鬼才ヒメミコ先生のデビュー作

「画力で殴る」の強烈な文言とともに登場したヒメミコ先生衝撃のデビュー作品です。
その触れ込み通りの圧倒的な画力、表現力はもちろん、映像作品を思わせる画面構成が独特で異質な雰囲気を一層際立たせます。
よく練られている台詞たちは、慎重に言葉を選んでおられるのだろうと感じます。矛盾がないので読んでいてストレスもありません。
キャラクターたちのバックボーンが重めなので、ハードな読後感かと思いきや、ところどころに挟まれるコミカルなシーンが気持ちを明るい方へと連れて行ってくれます。
そして、なんといっても、主人公の戸純椿君がとにかく格好良い!!!!!
本当に格好良い!!!!!
見た目はもちろん、長身で喧嘩がめちゃくちゃ強い、それをひけらかさず、人助けか自分が絡まれた時のみ使用する姿勢。勘当されているので一人暮らしなのですが、超デカいのに狭い四畳半で慎ましやかに暮らしています。自炊してるしお部屋は綺麗に整えられていて、お布団もちゃんと上げ下ろししてるし、靴は靴箱に入れてるし。ご実家はお金持ちで、育ちの良さが端々に見られるところも大変良い。
お相手の幽霊、勇樹兜君は超絶美少年幽霊です。明るくて前向きな良い子で、椿君の強さに惚れて憑いてきてから、孤独な椿君へ常に寄り添い励まし、時には椿君のことで椿君よりも怒ったりして、椿君が渇望していた理想的なパートナーとなっていきます。二人の心の交流が温かくて微笑ましくて尊くて良いです。
シリアスなシーンとコミカルなシーンがジェットコースターのように織り交ぜられていて、読みながら一喜一憂するのがまた楽しいです。
受が幽霊なので物理的なふれあいはありません。エロ要素はないのですが、本当に面白く魅力的な漫画です。
サブキャラのイビツ君、彩君も美しく個性的で、今後の展開が本当に楽しみな漫画です。

素晴らしい画力と惹かれる構成、キャラクター

美麗な表紙に惹かれ、読んだら我が人生で読んだ漫画の中で一番の作品と出逢えました。
人助けをするも不器用さと暴力性により誤解され孤独に生きる主人公、戸純椿君が、キラキラな瞳の幽霊、勇樹兜君に取り憑かれます。一緒に生活する中で徐々に心を通わせる二人の関係が尊い!どちらも忖度せず駆け引きなどもなく、ただまっすぐお互いを想い合い言葉を尽くして理解し合う姿勢が素晴らしいです。
ヒメミコ先生の圧倒的な画力は細部にわたり素晴らしく、モブの指先まで丁寧に描かれています。
物語の構成もすばらしく、高低差半端ないジェットコースターのように叫んだり喜んだりドキドキしたり泣いたり感情が忙しいです。ヒメミコ先生ご自身がハッピーエンドの作品であると明言してくださっているので、読者のこちらはひたすらに楽しませていただいております。
8月24日に迫っている単行本1巻の発売が待ち遠しいです。