1巻2巻と読んできて、時々入る強襲的なギルのページに戸惑ってました、ずっと謎でしたが、全て夢だったわけで、ずっとギルバートは我慢してきたのが伺えます、、!大事な人だからこそ理性はしっかりあったんですね、、
最後こそ本性を表したのにランスの正体とか関係性とかずっと言わずにそのまま死んでしまって、ギルをより一層好きになりました
結局死んでしまってからギルの目的、自身の正体に気づくランスでしたし、その後もウィリアムと相棒になっていて、結局二人の関係性をそういう解釈してしまいましたが、ランスはウィリアムとして見てるのか、ウィルの中にギルバートを感じているのか、なんとも言えない気持ちになってしまいました!
ギルバートに救いが欲しかったと思います!
BLというよりブロマンスの域に近い気はしますが、こういうストーリー性がしっかりしている漫画は読み応えがあってとても好きです
ギルバートが肉体取り戻していたシーン、とても気になります、完結ということですが、これは是非とも続きが見たいと思いました。
ただ作者さんのコメントには「かつての完璧で美しい過去が壊されたあと、やり直したいと思いながらも決して元には戻れない…深い愛のエレジーを感じます。」と書いてあったので、やはり、元には戻らない結末なんだと思いました
ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかメリーバッドエンドなのかどれも解釈が人によって違うと思いますが、私はバッドエンドだと解釈しました、好き嫌い別れるラストかも知れません…!
惚れっぽいというか、相手に好きと言われたら好きになってしまうような未来くん
それは、真剣に向き合っていていいとは思いますが、それにしても、行き過ぎてるかなって思ったなぁ、、
幼なじみの日平くんはずっとそんな未来くんのことが好きだったけど、傍観者であるだけ。
ずっと誠実でいたい未来くんに、なかなか口出しすることが出来ず。
ほぼセリフだけのストーリーでサラって読めちゃいます
未来くんが恋をする相手が日平くん以外に4人います、1人目の相手が個人的に好きだったけど、未来くんの中途半端さで傷つけてしまってるし可哀想だな、と、なんていうか、未来くんに魅力を感じれなかった!!!!
フラフラしてて、色んな人を傷つけてしまってるように感じました
ハッピーエンドなので良かったのですが、日平もこうならなかったら、未来くんを手に入れるつもりは無かったのか、手に入れようとする欲を感じなくてなんか感情輸入できたなかったかなぁ、、、
こういうドロドロシリアスストーリー大好物なんですよ、、
春樹と光くっつきましたね。個人的な意見ですけど、春樹の光への気持ちは決して恋愛感情では無いと思ってます
春樹は英先輩とくっつくことが幸せへの道だったとは思います。でも、光とくっついた事にこの漫画の良さがあると思いました。落ちて落ちて落ちまくって、やっと解放される、、ってなった時に、よくあるオチなら英先輩とくっついて、ハッピーエンドって感じだと思うんですが、人間そんな簡単に変われないというか、落ちて落ちて落ちまくって春樹自身も罪を犯すし、そんな罪を誰も許せやしないけど、唯一最大の罪を犯してる光になら許されると感じているといった春樹の生き様がこの漫画を完結させてるなと思いました。
春樹が自分の罪を隠し通せばどうなっていたのか、母が死んで父に悲しい思いをさせてしまった罪悪感からか、春樹は死ぬことはなく生きていますが、生きていくのに誰にも言えず罪を背負うのはあまりにもしんどかったのかなぁ、、
生きていく上で自分の罪を許してくれる光が居てくれれば自分の罪を軽く思えることが出来たのかなぁ、、
何にせよ、もし誰にも言えずに生きていたら、いずれは死んでいたのかなって思いました。
1度汚れたらなかなか綺麗にすることは出来ない、そんな表現を感じられる作品でした。
結局最後光と春樹がくっついて、ヤったりしてるけど、春樹はいつからかインポになっていて、最後までイクことはなかった、っていうところが個人的には罪の意識と執着だけで繋がってる関係なのだと思いました。
決して幸せな作品ではありませんが、凄く引き込まれて面白い作品でした!
光視点から考えれば幸せかもしれませんが、、!