絵が素敵。西野くんがあざとい。これだけで楽しめる。絵の引力が強いのでそれだけで読みやすさを感じます。が、時々誰のセリフなのか解らない所がありました。場面転換でまだ描かれてないキャラのフキダシがあり捲った次のページでようやく二人が登場しますがそれも小さなコマのため前のページに戻って誰のセリフだったのか何度も確認してしまいました。
東山くんの行動も謎で、女の子全部切ったはずなのにまだ遊んでるのは何故なのかとか、それでいて西野くんへは執着してるう様子で、でもヤキモチしてほしいわけではない…?ので、西野くんはもっと怒っていいと思う。
Pixivで読んで萌えたんで続きが読めると楽しみにしていたけど期待したイチャイチャよりも西野くんが可哀想だって感想が強かった。単巻なので丁寧に展開を描けないのはしかたない部分かと思います。
3巻発売の記事を発売日前日に偶然目にして、「依存」「ミスッテリー」「ホラー」など、絶対好きだと思う単語が並んでいたので即効でポチりました。
海外作品を紙で読むのは初めてで、左とじの漫画は初体験だったので最初は驚きましたが思ったほど違和感はなく、すぐに普通に読めていました。
1巻序盤でのシルエットで犯人の目星は予想できてはいましたし、お話が進むにつれてそれは確信に変わりましたが、「約束」は想像していたものとは違い、またそれが切なさを増しました。
幸せになってほしかったけど、それは敵わない事なのも理解はできて、本当に切なかった。
拒否を見せたわりに絆されるのが早かったりしたのも伏線で、「いつもなら断るはずなのに悪くないと思った」のも、そういうわけだったのか…と。古傷って…そういうことかって。
そんなにも前から二人は結ばれていたんだな、だからこそ「来世」で幸せになってほしかった。そういう未来も見て見たかったです。是非if来世版も読んでみたいですし、二人で探偵事務所をする幸せな未来も見て見たい。
しかし、ランスが最後に思い出してくれてよかったです。
昔と同じことをするけれどランスからは何も帰ってこない今回の描写もなんだか切なくて、でも好きなシーンでした。