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魔女と猫 コミック

黒井よだか 

主役の二人はラブラブのあまあまです

⇣こんな人におすすめ⇣
︎︎︎︎︎︎☑︎ ドラマチックなストーリー
︎︎︎︎︎︎☑︎ ストーリー重視
︎︎︎︎︎︎☑︎ 包容力◎受け
︎︎︎︎︎︎☑︎ 忠犬(猫)攻め

⚠ 注意 ⚠
◻︎ 流血
◻︎ ほんのり微グロ
◻︎ 受けの攻め以外とのキスシーン(愛情は無し)


私自身シリアス系がかなり苦手で、発売前の作者様の宣伝で念を押すように『本編はどどどシリアスです』と仰っていたのでビクビクしながら購入しました。

読み終わってからすぐに出た感想なのですが、
この作品、もしかしなくてもあまあまなのでは…?

もちろん、戦闘シーンや流血シーン、人間関係のいざこざや過去の生い立ちなど暗いお話のてんこ盛りなのですが、BLの部分を切り抜いて言いますとこのメインの二人はめちゃくちゃ純愛なんです。
最初から最後までお互いへの好意が逸れることはありませんし、常にお互いを守るのに必死です。
(私が勝手に思っている)シリアスの定番の「一方的な行為」「浮気」「裏切り」「すれ違い」はございません。
※二人が言い争うシーンはありますが秒で解決します。

そしてこの作品を語るにして外せないのはお話の運び方の上手さでしょうか。
黒井よだか先生の作品はお恥ずかしながら初読みなのですが、こんなにも複雑なお話をこの薄さの本一冊にまとめていることに驚きました。
最後読み終わった時、もやもやが残る部分は私はなかったです(敢えて曖昧に終わらせている部分はございます)。
しかもこんなにもダークな部分だけでいっぱいいっぱいなはずのお話なのですが、しっかり合間合間にラブロマンスも挟んでいます。

例えば
・敵の使い魔から逃げている最中に隠れてキス
・敵の使い魔からキスされてしまった寿一へお清めのキス
など。

この作品はキスや行為が重要なキーになっているからというのもあるのですが、この二人は自分らの命のためにしている訳では無いと私は思います。
こういったように解釈によってはめちゃくちゃドラマチックでドキドキしてしまうシーンも沢山ございます。

また、普段受けに対してはかなり優しい攻めと芯を持った心が強い受けですが、行為中はしっかりかっこいい攻めと可愛い受けに変貌するのも個人的な見どころです‪☺︎‬



このお話は二人の悲劇を悲しむお話ではなく、明るい未来へ向かう二人を見守るお話です。
私のようにシリアスを少し勘違いしてしまっている方がいましたら、ぜひ地雷には気をつけて手に取ってみてください。

可愛いの大渋滞

↓おすすめポイント↓
☑︎おバカヤンキー(?)受け
☑︎攻めの受けへのバカデカ愛
☑︎シリアスほぼ無しのコミカル展開
☑︎幼馴染み
☑︎同棲中

⚠注意⚠
ふわふわ天然かわいい系男子は絶対受けじゃないと無理!という方は事前にこの作品をよく調べてからの購入をおすすめします


秋良ろじ先生の作品は前作も読ませて頂いておりまして、その際に個人的には刺さらなかった印象がありました。
しかし今回は受けが筋肉系男子だと聞き、筋肉好きとしては買わなければ…と購入に至ったのですが、動機が不純であれど買ってよかったなと思いました。(受けの筋肉は筋肉が苦手な人でも気にならない程度だと思います)

本作のテーマが『ポジション争い』ということで1冊まるまるどちらが上かについての話を中心に進んでいきます。

一輝しか見えてない天然男
VS
チェリーを卒業したい。ただそれだけ系男

恋愛感情は完全に一方通行から始まります。
征二が何とか一輝の恋人(仮)になり体の関係まで持ち込んでそれがきっかけで少しずつ関係が変わっていく。というのがとてもざっくりとしたあらすじです。


この作品はとてもテンポがよく、何より二人とも不意にめちゃくちゃ可愛いことをし出すので終始楽しく読めました。
ただ、一輝の心境の変化はう〜ん…と思うことがあり、大丈夫?周りに言われてそうなのかもって思い込んでるだけじゃない?と心配になりました。
体の関係についてのことが中心の物語なので仕方の無いことなのですが、営みにマンネリが来た時二人はどうなるんだろうか、と疑問が残ります。
しかしその点は「BLはファンタジーだから!」という言葉で全て解決出来てしまう…可愛ければよし!の方は全く気にせず楽しく読めると思います。


正直この作品、サイトなどで読める試し読みだけでは魅力が伝わりきれていない気がします。冒頭部分征二と一輝の可愛さがほぼ描かれていないのが悔やまれます…ぜひ少しでも気になっているのであれば1度手にとってみて頂きたいです

秘め婿 コミック

芹澤知 

素敵な神話

【おすすめポイント】
☑︎ 禁断の恋
☑︎ 両片思い
☑︎ 幼馴染
☑︎ 共依存
☑︎ ストーリー重視
☑︎ 美人受け
☑︎ 一途で真っ直ぐな番犬攻め

中国ドラマでも観ているかのようなしっかりとしたコチラの作品。ボーイズラブに留めておくのがあまりに勿体ないです。
ふたりが惹かれあっているのはもう既に大前提で、その先の如何にしてふたりが人生を歩んでいくのかをドキドキハラハラしながら見るお話。
悩み苦しむシキに完璧な言葉を投げかけるヤマトは本当にかっこいいし、気高くはあれどヤマトの前では少し幼くなるシキも本当に可愛い。
決して簡単じゃないふたりの距離感に感情移入するのは容易です。
たった一冊なのにドラマのワンクール分の満足度でした。最後のページまで最高で大満足な作品です。

完璧すぎるのでおすすめでしか無いのですがストーリーがしっかりしてるため上級者向けではあるかなと思います。

理屈もストーリーも設定もちゃんとしたBLに飢えていた私は凄く楽しめました。

ショートケーキ生クリーム増し増し


【こういうのが好きな方におすすめ】
☑︎ 強面受け
☑︎ お兄さん系攻め
☑︎ 甘々
☑︎ シリアス少なめ
☑︎ 余裕はないけどやる時はやる攻め
☑︎ 攻めにメロメロな受け
☑︎ うぶ受け
☑︎ 受けがなよなよしくない
☑︎ 年の差
☑︎ 受けの敬語
☑︎ 溺愛ヤキモチ妬き攻め
☑︎ 作者様の圧倒的画力

【誤解注意】
× ツンデレ強気受け
× 余裕たっぷり年上感満載攻め
× しっかりめな心境の変化がわかるシーン

⚠︎軽い喧嘩あり(カップル同士でではないです)


これまで結構商業BLを読んできましたがこの作品はトップの方に入るくらい好きでした。甘々な雰囲気に呑まれながらめちゃくちゃぞくぞくして読みました。
あらすじ以上のことはあまり無いのであらすじで気になったなら買って間違いないと思います

上巻で一度キリよく完結して、下巻では新章という感じなので悩んでいる方は1冊ずつ購入するのもアリかと思います。ちなみに下巻の方が糖度は増してます。


ストーリーが比較的暗すぎないのでイチャイチャ甘々している男性カップルを何も考えずに見ていたいという光腐女子さまにとてもおすすめです。

あたたかい青春物語

たまにはゆっくり進んでいくようなお話が読みたいと思い購入。


おバカで能天気でだけどちょっと羨ましくなるような存在の後輩
×
誰もが羨ましがる存在でありながら人生にはとても不器用な先輩


という正反対な2人の話。
始まりはひょんなことから成績優秀な先輩にお勉強を教えてもらうことになった。という至ってシンプルなもので、それをきっかけに後輩の七海が先輩を気になり出し、先輩の小鳥遊もそんな七海のことが嫌いではなくて──とストーリーが進んでいきます。

胸きゅんだったり、小鳥遊先輩の実は…な家庭事情だったり、それによってすれ違う2人だったり、基本的にはストーリー性満載で神作確定な作品なのですが、七海が先輩を好きになった時つい「え、そうなの?」と声が出てしまうほど急に感じました。そしてそんな七海の好きをアッサリ受け入れた小鳥遊先輩にもびっくり。
この作品が全体的に丁寧で綺麗だからこそもっとゆっくりでもいいんじゃないかなと個人的には思いました。
でもそれを忘れてしまうほど後半にかけて素敵なお話になっていくので読み終わったあとモヤッとすることはなかったです。

なんと言っても見どころは最終話の最後の最後。
小鳥遊先輩によかったねと声をかけてあげたくなるシーン。最高です。

重すぎないいい話が読みたい時に凄くおすすめです。