大好きな作家様で作家様買いです。
カプとあらすじは他の方が書かれているので省略します。
【感想】
攻のフレデリックが今回は最低過ぎると思って嫌いになってしまいました…。
自分、自分、自分の事ばかりでフィンレイに対しての思い遣りを感じられないしやってることは精神的DVと変わらないしヤベェ夫過ぎる……
フィンレイの健気さや前向きさ自分に出来る事を精一杯やろうという行動力は本当に涙もの。
忙しいのは分かるし疲れているのも分かる。
でもそれを自分の大切な相手にぶつけて良いわけがないしフレデリックは自分のちっぽけな嫉妬心でフィンレイを屋敷で孤立させるようにしてるのに話を少しでもしたいと思っているフィンレイを邪険に感じる……
アンタ、何様だよとかなり腹が立ちましたしもう終始フレデリックに苛立ちが止まりませんでした。
最後の仲直りえちちも……読者側からするとそこまでのフレデリックのクズ夫ぶりのせいであ"ーーーー…という感じで萌えられない。
次回作があるのなら是非ともフレデリックには今作でフィンレイが味わった辛さやしんどさを身を持って味わっていただきたいです。
上下巻共に丸々表題作です。
絵柄はお上手だと思います。
勝ち組で陽キャを装った人間性に難有攻×地味系で平凡男子だったのに攻とのいざこざで負け組人生な受というカプです。
お話は大学で留年し就活に失敗しブラック企業になんとか就職するも心身共に壊して非正規雇用で働く真澄(受)。
そんな限界人生を送る真澄はテレビであと10日で巨大隕石が地球に落下する事を知る。
せめて最後の時間を穏やかに過ごそうと母校の大学の図書館を訪れる。
そこで10年ぶりに偶然再開した男、律(攻)はかつて真澄を裏切り傷付け人生を滅茶苦茶にした元凶となったこの世界で一番会いたくない昔の男で……という感じではじまります。
【感想】
お話はとても良く作られていてかなり読みごたえがあります。
ただ地球滅亡の危機という結構シリアスで壮大なテーマなのでどうなるんだろうと思っていましたが……SFでありSF(少し不思議な話)でした。
個人的にはどうしても律に好感が持てなかった……
いや…育成環境に問題があるのは分かるんですが…自分がしている事が相手を傷付けるということを理解した上で罪悪感を持ってないのはもうそれサ●コだよと……
しかも聞かれなかったから答えなかったは成人したら通用しないし自分の方に問題があることは棚上げなのかぁと。
なので下巻で律が本音をさらけ出す所や弱い部分や人を想う気持ちが描かれていましたがこの男は絶対また繰り返すし結局自分の事しか考え無いだろうなと。
まぁ律本人も「明日がないから言えるんだよ。俺みたいなクズは」って言ってましたしね。
本当にその通りだと思うよと納得してしまいました。
だから結局何時も通りに明日がくるなら変わらないってことでしょうねと……
真澄もそんな男を自分なら変えられると思ってるところはちょっと痛々しくて見てられなかった…
個人的にはこうモヤモヤした感じで終わってしまった読後感でしたね。
お話自体は凄く丁寧に作られていて面白いとは思いますが個人的には刺さらなかったです。
一冊丸々表題です。
絵柄は可愛らしい感じでお上手ですが少し好みは分かれる気がします。
個人的にはお上手だなと思いました。
仕事も出来て愛想も良いモテ男の営業部エースなイケメン攻×仕事は出来るけど無愛想で怖いと言われているが実は涙脆いのを隠してるだけの泣き虫受というカプです。
あらすじは省略します。
【感想】
メインの坂本と鳴海は滅茶苦茶好きでした。
涙脆く泣き虫な鳴海に対して可愛くてでも泣き顔も見たくてな溺愛攻の坂本のやり取りは王道といえば王道なんですが安心して読んでいられました。
そこに絡んでくる千羽(坂本に好意を持っている)と日下部。
お話の展開を盛り上げる要員としては凄く良い仕事をする二人なのですが……
個人的には千羽のキャラが苦手でした。
自意識過剰な少女漫画の当て馬モブ女子みたいなキャラだなと思ってしまって…
そこさえ無ければなと思ってしまう位には個人的には苦手キャラでしたね……
でも坂本が全く相手にしなかったのでそこは安心できました。
最初から最後まで突飛な展開は無いですが王道の甘々でハピエンなので安心して読めました。
一冊丸々表題です。
絵柄はとてもお上手で眼福だと思います。
個人的には大変好みで眼福です。
カプとあらすじは省略します。
【感想】
一作目や他作でもとても大好きな作者様で今回も購入したのですが…
うーん……なんというかうーん……
お話も面白いとは思うし絵柄は文句無しでお上手なんですが……
新キャラが多すぎやしませんか?と……
新キャラが多く出てくる上にモデル撮影に転勤と重要なイベが連発してくるのでそれぞれのお話自体が丁寧さに欠けているように感じてしまい、いまいち感情移入出来なかったです………
しかも転勤エピ…あの展開は無しだなと……正直あの展開だと結構な修羅場になるよね…と冷静になってしまい萌えられず…
今作は新キャラが渋滞してしまってお話が超特急で過ぎていってしまったなと感じてしまいました……
一冊丸々表題です。
絵柄は好みが分かれると思います。
個人的にはお話にのめり込めれば気にならないといった感じです。
一途な狼男攻×クーデレで世間知らずなヴァンパイア受というカプです。
お話は狼男とヴァンパイアと人間が生存している世界。
狼男とヴァンパイアは対立していて互いに干渉しないように狼男は街で暮らしヴァンパイアは森の奥で暮らしている。
純血のヴァンパイアのユージーン(受)は人間から吸血することを嫌う変わり者のヴァンパイアだったが一族の長である父親から命じられて街へと出向き人間から吸血をしなければならなくなった。
そんな時、狼男の縄張りに誤って立ち入ってしまい襲われる。
そんな危機的な状況を救ってくれたのはユージーンが子供の頃に助けて友達になった狼男のダレル(攻)に似ていて……という感じで始まります。
すみません。
以下辛口です。
【感想】
獣とΩが好きだったのと黒髪受ということで作者様買いしたのですが……
あー……
正直、個人的にはいまいちでした。
何か敵対した種族とか本当なら結ばれない2人とかロミジュリっぽいんですけど…なんというかお話が薄味過ぎてロミジュリっぽい以外読み終わった後に残っているモノが無い。
ハピエンなので本家のロミジュリのような悲恋ではないんですけどね。
というか狼男である必要もヴァンパイアである必要もあんまり無いなと。
しかもユージーンは箱入りな上に森の奥で暮らしているのでかなり俗世には疎いんでしょうけどエピが少なくて…読み手としてはそういう2人のキャッキャをもっと読みたかったなぁと残念に感じてしまいました。
ぶっけちゃ父親のライアンとノアの匂わせは要らなかった。
何となく説明的な感じで終始物語が展開していくように感じてしまいキャラへの感情移入が出来ないのも盛り上がりに欠けたのかなと。
再読は無いですね。
一冊丸々表題です。
絵柄はお上手でエロエロです。
個人的には大変眼福でした!!
堅物だけど仕事ができる男前で大柄な体格の上司攻×健気で愚直な小柄部下受というカプです。
お話は真面目で仕事に一生懸命な営業マンの内瀬(受)は堅物だが営業成績トップで営業課の最後の砦とまで言われている外川(攻)主任に憧れている。
ある日、外川主任と二人で営業先に行った帰り上空から落下してくる何か。
危うく内瀬に打つかりそうになったところを外川が突き飛ばして庇ってくれた。
そのせいで外川に何かがぶつかり……という感じで始まります。
【感想】
いやー、こちらのお話最後まで常にえっちです(笑)
まぁ、淫魔モノなのでエロがメインなのは通常運転ですよねと読み始めたんですが意外と外川主任と内瀬のすれ違いな両片思いがしっかりと作り込まれてるー!!となりました(笑)
良い意味で裏切られました。
エロばっかりなのかと思いきや全然そんなこともなくで最後まで飽きること無く楽しめましたし今後の外川と内瀬のラブラブ恋人蜜月期も気になりますし淫魔がどうしてるのかも気になります!!
続編が決定しているので今から待ち遠しいですね!
エロは体格差が最高!!押し潰し寝バックや小柄な受を攻が体の下に押し込んでまさに囲い込みえちちなど体格差えろの醍醐味がたっぷりぎっしり詰め込まれているので大満足でした!
ただ少しだけ…紙媒体では台詞が読みづらい箇所が何ヵ所もあったので続編ではそこが改良されて欲しいなと思いました…。
健気受
熟れ違い
体格差
ムッツリ攻
エロ
上記が好きな方にはおすすめです。
体格差エロが読みたいときには絶対読み返したい作品です!
一冊丸々表題です。
絵柄は癖が有り好みが分かれると思います。
個人的には読んでいく内に慣れてくるといった感じでした。
幼少期に受に出逢いその時から一途に想い続けている大型犬系年下攻×過去に訳有の甘やかし上手な年上受というカプです。
お話は子供の頃に偶然ハル(攻)は千秋(受)に出会う。
一目で恋に落ちその時から大学生になった今でも片想い中。
優しくいつでも自分に甘い千秋にハルは"大切なお友達"以上の関係に進みたいのに体の関係はあっても千秋は告白もキスも許してはくれない。
過去をひた隠しにし一線を引く千秋に疑問と不安を抱きつつも千秋から離れることも離すこともしたくないハル。
そんなある日、ハルは道端でヤクザらしき男達に肩を抱かれる千秋を目撃し……という感じで始まります。
【感想】
最初、結構シリアスな展開でしんどいのが続くのかなと不安に思っていましたがそこまで激ヤバ展開の連続でも激重シーンの連続でも無い事に最後まで安心して読むことが出来ました。
ただハピエンであるしそこまでしんどい描写は無いですが千秋の親がクズでDV&ウ’リをさせていたということが軽く台詞や過去回想でさらりと触れられるのでそういう話が苦手な人は注意が必要だと思います。
兎に角、このお話はハルが最初から最後までずっと千秋を想い続けているのが良い!!
しかもタイトルとリンクしているとある台詞も個人的には綺麗にお話を纏められていて良き!!となりました。
色んな事を諦念してきた千秋が今後ハルに目一杯愛されて蕩かされて幸せになって欲しい!!
欲を言えば想いが通じあったハルと千秋のラブラブな話がもう少し読みたかったなと思いました。
一途
両片思い
ハピエン
上記が好きな方にはおすすめです。
一冊丸々表題です。
少しだけ描き下ろしがあります。
絵柄は好みが分かれるかなと思いました。
個人的には最初は平均的でしたが物語が進むにつれてメロメロになっていました。
年下で自由奔放だけど受が大好きな攻×年上で穏やかだが鈍感な受というカプです。
お話はまだまだ子猫なシロ(攻)は自分の縄張りを飛び出して人間とイヌが生活していると言われているエリアへと足を踏み入れる。
そこで人間に拾われ家へと連れていかれたのだがソコには先住である自分よりも少し年上のイヌのクロ(受)で……という感じで始まります。
【感想】
最初は半獣モノ?と思っていたのですが人間とは別に四つ耳といわれる獣が共存しているという世界観のお話でした。
幼獣(?)期のクロとシロはめちゃくちゃ可愛い!!
帯にわがままにゃんことあったので攻のツンデレなのかなーと思っていたのですが全く違って個人的には嬉しい!
シロはクロが好きで好きで構って!!!というワガママなのであらあら~と読みながらこっちも微笑ましくなってしまいました(笑)
クロは大人しく穏やかな性格なのでシロの事も受け止めてるんですが色恋方面が鈍感なのが可愛い。
そんなにゃんことわんこのハッピーいちゃ甘ライフを読むという事を楽しむ作品でしたね。
ただ世界観や設定は正直結構ガバガバな所が目立つのでしっかりと世界観や設定が練られていないのは無理という方は要注意だと思います。
個人的にはただただ単純にハッピーラブコメが読みたくなったときに読み返したくなる作品だなと思いました。
一冊丸々表題です。
絵柄は最近流行りの絵柄で読みやすくお上手だったと思います。
無神経で言いたいことをそのまま口にする無神経攻×攻に一度こっぴどいフラれ方をして以降拗らせている受というカプです。
お話はメイクアップアーティストを目指している新藤暁人(受)はシェアハウスに入居。
そのシェアハウスで高校の時に告白した相手の矢野春樹(攻)と再会してしまう。
しかも矢野は思ったことをそのまま口にする無神経な男で高校の時も酷いフラれ方をしてトラウマに思っていた新藤だったのだが再会直後にもやっぱり無神経で……という感じで始まります。
すみません。
以下激辛口になります。
【感想】
読後感…最悪でした…。
無神経男子と拗らせ男子のモダモダ両片想い物だと楽しみに思っていたのですが……
矢野は無神経男子ではなくクズ男でした。
告白してきた相手に対して顔が好みじゃない程度のお断りなら分かるけど顔隠せば抱けるかもなと言うのがもううざモブの台詞…。
しかも再会した時も他人が居る場所で高校の頃に告ってきた新藤暁人?つってもその場でフッたけどさと人としての常識が欠如してないか?ともう無理過ぎた……
しかもこの後、新藤を無理矢理強制合体(矢野は酔っていて)しておいて放置。
新藤の仕事に対しても暴言吐き捨てるし新藤に対して侮辱の言葉を投げ付けるわと人として幼稚だし腹立たしい。
なのにそんな矢野自体が成長するようなエピがあるのかと思いきや矢野の周りの人間が「矢野はちょっとデリカシー無くて言葉がキツいけど可愛いよね。憎めないんだよね」とよいしょし始める始末……
矢野は実はいい子なんだよー。と他キャラがフォローしてるのが読み手としては新藤にやっていることや暴言の数々を知っているだけに違和感しか感じない。
本当に常識のある大人なら酔った勢いで無理矢理強制合体などしない。
ぶっちゃけ新藤は高校の時にトラウマになるようなフラれ方してしかも強●されてそれでも矢野の顔が好きとか……幾ら漫画でご都合主義だといえど無理がありすぎるしお話としての説得力が皆無でした。
ラストも取り敢えず大団円にする為だけに進められてるなと思ってしまうほど内容が薄い…。
もっともっと矢野ザマァなエピがないと全く新藤良かったね!!とは思えない。
再読は無いです。
一冊丸々表題です。
絵柄は好みが分かれるかなと感じました。
個人的にはんー……という感じ。
癒し系でバーのマスター攻×遅漏でネガティブ思考の書店員受というカプです。
お話は遅漏のせいで彼女に振られてから出せなくなった古賀(受)
様々な事を試してみるも上手くいかずに落ち込む日々。
そんな古賀の唯一のストレス解消は行きつけのバーのマスターである入江(攻)に愚痴を聞いて貰うこと。
ある日、元カノとバッティングしてしまい更に落ち込んでバーに愚痴りに行った古賀が誰でもいいからイかせてくれないかなと呟いたのが切っ掛けで入江からある事を提案され……という感じで始まります。
【感想】
エロ特化にしたお話にしたかったのかなぁとは思ったのですが…なんというか…古賀が可愛くないしエロくない…
なので萌ないんですよね…
毎話エロがモリモリに盛り込まれてるんですがハマらなかったですね……
入江にしても隣のヒモお兄さんでゲイカップルに色々手解きして貰ったって…中々な体験ですねとビックリ。
何だろうエロ特化話好きなんですけど色気とかエロさとか可愛さが個人的には全然感じられなくて……
古賀にもっと色気とか可愛さとか萌られる要素があればもっと違ったんですけどね……
お話自体も特筆しているかといわれればそうはなく王道ですのでこの評価です。
もう再読は無いですね。