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体感予報 コミック

鯛野ニッケ 

一途

物語の中盤まで瀬ヶ崎さんの思惑がわからなくてこの2人の関係性は一体…と思って読んでいたところ過去の話が明らかになり瀬ヶ崎さんのダヨちゃんへの想いがとにかく一途で愛おしくなりました。
天気予報を見るたびにどきどきしてしまうダヨちゃんが、実はかなり意志を持っていて先輩の瀬ヶ崎さんにも強気なところのギャップもまた最高に魅力の一つです。

鯛野先生のやわらかな絵のタッチとこまかな表情、心理描写はいつも惹き込まれます。

魅力満点ファンタジーBL

2巻発売おめでとうございます!
たくさんの方が待ちに待っていた待望の続編。1巻に続き先が読めないストーリー展開とキャラクターの魅力が詰まった読み応えある1冊でした。

新キャラクターのマニエリは明るくて、素直で感情を表出するエルヴァ様とは真逆の覡様。そんなマニエリと遭難先で出会ったアルト。あどけないマニエリとのかわいいやりとりに、とても癒されます。そんな中みせた、マニエリの覡として生きる孤独を知り、他の覡様の存在や、今後の覡様との出会いや縁があるのかとても楽しみになりました。
マニエリと別れた後に、エルヴァ様と再会するアルト。今まで感情を露わにしなかったエルヴァ様が、アルトをみて涙するシーンは必見です。とにかく美しい。絵画のような一コマに息を呑みました。
エルヴァ様のアルトへの心情の変化や、アルトのエルヴァ様を大切に想うばかり先に進めない苦悩が丁寧に描かれていてドキドキ、ワクワクしながら読み進めました。

今回は2人のデート回など、エルヴァ様とアルトの癒されたりキュンとしたりする話も入っており、少しずつ関係性が変わりお互い歩み寄っていく展開が見所です。
エルヴァ様、アルト以外のキャラクターも今後どのように絡んでいくのか、覡や黒い海のバケモノの謎も明らかになっていく2巻。続きがさらに楽しみになります。

ユノイチカ先生の美麗な絵、世界観、キャラクターの丁寧な心理描写が魅力たっぷりな夜明けの唄。これからもたくさんの人に読んでほしい作品です。

魅力たっぷりのファンタジーBL

単話で追っていた大好きなお話の単行本化。本当におめでとうございます。

黒い海のバケモノから村に住む人々を守る一方、呪いを受けてしまうことで命を削られ、村人から忌み嫌われてしまう巫女エルヴァ様。黒い海で闘う覡としての宿命に孤独を感じながら生きていました。その村に住む少年アルトはエルヴァ様と出会い、一緒に過ごす時間の中で、勇敢に闘う覡の顔とは別にエルヴァ様がみせる孤独で寂しい表情、言動からそばにいて守りたいという気持ちへ変化していきます。
エルヴァ様自身もこれまで一人、覡としての役割を担っていましたが、心優しいアルトとの出会いをきっかけに少しずつ心を開いていきます。

アルトは心も体も癒すワンコ、エルヴァ様にとってはアニマルセラピーそのものです。とにかくエルヴァ様の役に立ちたい、エルヴァ様と一緒に居たいと願うアルトの素直な気持ちや行動が真っ直ぐで、一生懸命な姿がかわいいです。
エルヴァ様もアルトの長い時間を過ごす中で、あたたかい表情をみせたり優しい言葉が聞かれるようになり、お互いがとても大切な存在となっていくところがとても丁寧に描かれています。

覡としての宿命、謎、黒い海のバケモノはいったい何なのか…物語の中で少しずつ明らかになっていきます。1話1話、ボリュームがたっぷりで物語の展開もテンポよく読み入ってしまいます。エルヴァ様やアルトだけでなく、2人を取り巻くキャラクターたちも魅力があって今後もどのように絡んでいくのか楽しみです。

エルヴァ様は呪いにより成長が止まっていましたが、アルトは願い通り、エルヴァ様を愛す大型犬へと成長していきます。エルヴァ様はとにかく「美」です。繊細そうだけれど芯が強く、勇敢で…そんなエルヴァ様がアルトにだけ見せる優しい顔や照れ顔、嫉妬するところがとにかくかわいいです。

ユノイチカ先生の描かれる絵はキャラクター表情も背景もどれも美麗です。特に睫毛が綺麗です。
エルヴァ様とアルトの心情変化、覡やバケモノの謎…覡や黒い海の真相を明かす中で、2人の関係性も少しずつ変化していきます。ハラハラしたりキュンとしたり感情がジェットコースターになる「夜明けの唄」。世界観、キャラクターどれをとっても魅力たっぷりで、世界中の人に読んでほしい作品です。

夜明けの唄 電子 コミック

ユノイチカ 

世界観に惹き込まれる

連載当初からとにかく読む人を惹きつけるストーリーに毎回続きをドキドキしながら待っています。
ユノ先生の描かれるキャラクターや言葉はもちろん、美麗で魅力あるイラストが目を引きます。

「夜明けの唄」は呪いで体を蝕まれながらも、村の人々を守るために一人で闘い、覡としての使命を果たすエルヴァ様と、覡として生きるエルヴァ様と出会い孤独に生きる彼を守りたいと決意する心優しい少年アルトとのお話。
人々から恐れられ、孤独なエルヴァ様と一緒に過ごすうちに魅力を感じていくアルト、真っ直ぐで温かい言葉や表情をみせるアルトの存在に安心感を覚えるエルヴァ様。2人がお互いに大切な存在となっていく過程がとても丁寧に描かれています。
エルヴァ様は幼少期のアルトを一生懸命に懐いてくるかわいい子犬のように思っていましたが、成長するにつれてアルトが見せる表情や向けられる感情が大人びいていきます。そんなアルトに戸惑いながらも意識していくアルト様がとても人らしくかわいく思えました。

覡の宿命、謎に迫り今後どのような展開になっていくのか毎回ハラハラしながら読んでいます。
どの回もボリュームがあり、読み応えたっぷりです。ストーリーはもちろんアルト、エルヴァ様の周りの登場人物も魅力があります。ユノ先生の人を惹きつける物語の構成やキャラクターが本当に大好きです。
8月6日には単行本の発売もあり、ぜひたくさんの人に読んで欲しい作品です。

永遠に続いて欲しいシリーズ

大好きなシリーズの3冊目。
俳優同士のお話の中でもストーリーはもちろん、美麗なイラストと繊細に描かれている心情が秀逸で読んでいてとても惹き込まれます。

今巻は俳優として知名度が上がり注目される中、白崎くんが新しい舞台での表現に苦悩する場面があり、読んでいてドキドキしました。常に向上心があって、挫けない白崎くんの強さが素敵なのですが、そんな白崎くんが憧れる麻水さんと並びたいという思いから壁に衝突する話が丁寧に描かれていました。

麻水さんに甘える白崎くんがとてもかわいかったです。麻水さんが忙しいときに白崎くんを呼んで充電していたお話を思い出してキュンとしました。お互いがお互いを尊敬していて、刺激となり、愛しいと思う関係性が素敵です。
これかも2人がいろんな仕事をするお話を読んでいたいです。

2人の歩んできた日常

大好きな家族になろうよシリーズの大学生編。倉橋先生が話していたように、スターウォーズ形式で、「家族になろうよ」は社会人、幼馴染で恋人の千秋と和馬の2人が、もう1人の幼馴染の子供を預かり家族として過ごすあたたかいお話です。

「いつか恋になるまで」は千秋と和馬が高校生でまだ恋人になる前。和馬が千秋の自分のことが好きという想いを知り、最初は戸惑っていた和馬も少しずつ歩み寄っていく過程が幼馴染、学生、同性という悩みや葛藤を経て恋人になっていくストーリーがとても丁寧に描かれています。

今回の「明けても暮れても」は「いつか恋になるまで」の続編 大学生となった2人のお話。恋人になってからの2人の関係性の変化に何度も胸がキュンとしました。今まで和馬のために幼馴染として気持ちを抑えていた千秋が、どんどん積極的になっていく様子が良かったです。和馬のことが大好き、な千秋のことをさらに好きになり、千秋の言葉や行動に照れたり、嫉妬したり、素直な気持ちをみせていく和馬がとにかく可愛かったです。どんな苦悩があっても、千秋と和馬はお互いが特別な存在で、助け合って歩んでいくんだろうなと改めて感じました。

2人が歩んできた日常をシリーズを追って、見届けることができたことが本当に幸せでした。何度も癒され、キュンとしたり、ドキドキしたり、千秋と和馬のお話はこれからもずっと読んでいたいです。倉橋先生のかわいくて癒されるキャラクターや丁寧なストーリーの描写がたくさん詰め込まれているシリーズ、これからも色んな人に読んでもらいたい御本です。千秋と和馬の過去をお話に描いてくださり、ありがとうございました。

わかちあうことの幸せ

夏江夢子先生のデビューコミックスとなる「わかちあいたい、ね」。モデルをしている学校の生徒に惹かれている先生と、そんな先生の想いに気づき初恋を自覚した生徒2人のお話。
長澤先生は影で生徒の塩川くんを見守りながら密かに想っていましたが、雨の日に傘のない塩川くんと出会い、傘に入れてあげたことから始まるピュアな恋の展開にキュンとしました。
優しくて、包容力があるのに時折かわいい行動や笑顔をみせる長澤先生がとても魅力的です。モデルをしている塩川くんもまたかっこよくて、積極的で先生のことを大切に想うところがこの2人の愛らしいところです。

先生と生徒という関係ながら、苦悩や葛藤に衝突しますが、お互いの気持ちに向き合って共有していく中で、もっとお互いを尊重したいと思う場面にグッときました。お互いを大切に思うからこそ、難しく考えてしまうこともあるけれど、少しずつ歩み寄っていく長澤先生と塩川くんの距離感にとても癒されました。
塩川くんが将来のことで悩んでいる時、素直に「会いたい」と先生に告げたこと、そんな塩川くんの悩んでいる気持ちにただ寄り添い、塩川くん自身がどうしたいのか意思を聞く先生の姿にあたたかい気持ちになりました。

お互いの気持ちを分かち合うことで、しあわせに満ち溢れていく2人の姿に胸を打たれます。ストーリーと、繊細でお話にぴったりの夏江先生の綺麗なイラストも相まって宝石箱のようなキラキラしたお話です。たくさんの人に読んでいただきたい一冊です。あたたかくて優しい気持ちになれる、素敵な作品をありがとうございました。