私はおじさん受けを今まで避けて生きていました。
が、しかし。
この作品によっておじさん受けに完全に覚醒しました。
この作品に出てくる受け、可愛いおじさんなどではなく、普通におじさんなんですよね。
それなのに攻めの視点を通しているからか、とてつもなく可愛く感じるんです。
可愛いのに年上らしく包容力が凄い。ぷよぷよのお腹で物理的包容力もさる事ながら、精神的包容力がとにかくすごい。めっちゃ大人。
かといって掴みどころがない愉快なおじさんという精神的包容力の高さとのギャップが凄く、魅力がありまくります。
攻めは長身でガタイもよくクールな印象ですが、大抵は受けの可愛さに振り回されてるんですよね。そんな所も年下らしく可愛い攻めです。
所々にギャグが挟まれ、にやま節炸裂のお話。テンポ良く楽しく笑えて、どこか癒される。そんなお話です。
BLという枠で括っていいのかと思わせる程の名作です。
ブロマンスでも、ラブでもない。でもそこにあるのは確かに愛なんです。これ程に形容しがたい作品と出会ったのは初めてです。
作中に出てくる登場人物は天使だとか非現実的なようで、実際はとても人間臭い。
そんな人間くささのお陰か、とにかく泣けます。
「もし私がこんな状況だったら」
実際ありえない状況なのにそんなことを考えてしまうくらい、心理描写があまりにもリアルなんですよね。
ファンタジーなのにファンタジーじゃない、みたいな。とにかく一言では言い表せれない作品です。
丸投げになってしまいますが、読了後の気持ちも読んでみなければ分からないと思います。
是非、気になった方は読んでみることをおすすめします。
表屋ヒカル(受)があまりにも可愛すぎてキュンキュンどころかギュンギュンしてしまった。
ナルシストでプライド高いけど素直な受けを、圧倒的攻め様が落とす。その姿はまさにキザ、どこまでもキザ。読んでるうちに読者も落とす。もうこれだけで白飯5杯は確定した。
設定はよくあるものだが、話はテンポよくコミカルでとにかく面白い。ストーリーも面白くてスケベシーンはどエッチ。すごい派手なプレイをしている訳では無いのにえろく感じる。
個人的には身体の書き方がすごく好き。受けはおしりが完全にぽてっとしててもう可愛い。攻めは「ヒィ、攻め」となるくらい攻めの体つき。
もうこれしか勝たん