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厩戸皇子に思いを馳せて。

 ワイド版で出ていたことを知り、初めて「日出処の天子」を手に取ったのは20歳くらいの頃です。

これを読んでまた人生2度目の衝撃を受け、その後の趣味趣向にだいぶ影響を受けました。
(ちなみに、1度目の衝撃は稲中です。手にしたものの振れ幅が凄いですね、無知とは恐ろしいです笑)
 私が生まれる前の連載ですが、現代的でもあり古典的な良さもあり、歴史改変よりかは、新解釈という感じでしょうか。

聖徳太子と毛人の恋愛ものだとは知っていたのですが、読んでみると政治や、親子関係など…様々な要素がぎゅっと詰まった愛憎関係に驚きました。

 本作では、厩戸皇子(聖徳太子)は、普通は見えざるものが見える=この世ならぬもの、超能力者、呪術師のような不思議な力を持っています。この力であらゆる難題をクリアしていったり、災いから身を守ったりできるのですが、他の人にはこの力は宿っていません。
 毛人はある事から厩戸皇子と知り合い、この不思議な力を見たり触れたりすることで共有し、親しくなっていきます。厩戸皇子は、自分の内側を曝け出すことができる相手、そして女性が苦手(母親関係の問題で)ということも少なくは関係し、毛人に恋心を抱いて話を追うにつれ、段々と執着していきます。

 毛人は、心のどこかでは厩戸皇子のことを好ましくは思っていますが恋愛感情なのか区別がつかず勘違いか…と思いを放っておいている状態が続きます。
 そんな時に毛人はある女性に一目惚れをするのですが、厩戸皇子は最終的に毛人が恋したその女性を殺そうと計画します。(殺そうとするまで、面白いのでぜひ読んでください。厩戸皇子の心情を考えると辛いです)
 皇子が、毛人の恋路に知らずに協力していたり、毛人が恋に落ちていく様子を見ていたりと、これまた辛いシーンがあります。(ここで、毛人に対する抗議運動を私は行います笑)
 そして、毛人の妹(大事な人物)もぐるぐると関係してきて、あぁ辛い......と本を閉じてしまうかもしれませんが、読み続けてください(笑)

 私は初め、厩戸皇子の奇行に正直引きました。でも話を追うにつれ、毛人の煮え切らない態度、皇子を取り巻く環境、家族関係などを見てとても辛くなってきて、最終的には「いけいけー!頑張れ!もっと行け!」と熱いコールをするほど応援してました(笑)
 それほどに厩戸皇子は魅力的です。皇子を取り巻く人間も素敵ですよ。

 本当にこの時代の話って悲しく衝撃のラスト!って感じで終わるものが多いですよね。
 ただ、読後は、意外とすっきりした気持ちでした。やはり恋愛というものは終わりがないと永遠に続いてしまうものだし、分かり合えない絶望があっても日々は続いていくので生きていくしかないのです。

 贖罪の気持ちや、悲壮、あきらめ、孤独、何が皇子を動かしたのかは最後の気持ちは定かではありません。ただ、その姿を見て絶句している毛人…。
 絶望の中に少しでも心休まる時間が皇子の日々にあったことを切に願っています。

 軽い気持ちで!とは言えませんが、少しずつ楽しみに読んでいったら良い時間になると思います♡

 飛鳥時代、奈良が舞台です。聖地巡礼旅行に行き、皇子や毛人が眺めたであろう景色に思いを馳せて…というのも楽しくておすすめです!!(法隆寺の夢殿は、例年通りですと、初夏と秋頃に特別展示があります)
 
 こちらのバージョンは扉絵などのカラーもありますので、山岸先生の絵をとても楽しめるようになっているかと思います。

 

※追加・修正してます。
 
 



2人の未来が着実に進んでいる! 恋から愛に…♡ってやつでした☺️

 6巻は2人が着実に未来に向けて進もうとしてましたね!

 「シークレット×××」から始まり、「セラピーゲーム上・下」を経て「セラピーゲーム リスタート1〜6(現時点、6が新刊)」とだいぶ続いたシリーズですが、毎回面白いです。
 シリーズものは、マンネリ化や違う方向に舵を切ったりしがちですが、本作は、2人の恋が愛に昇華していく過程を丁寧に描いていると思います。

 お互いの夢を追いかけるには中々思うようには進まないのが現実。
 恋人との時間を作れずにすれ違いが起きたり、思ったことを話せずに嫉妬したりされたり…。そういう恋愛あるあるに、静真と湊も直面していくのですが、2人がどうやって乗り越えていくのかがこのシリーズの肝だと思っております☺️

 2人がお互いにリスペクトを持って、今自分にできることを考えている姿は、一読者として、純粋に自分も人間関係について改めて考えさせられます。

 お世話と干渉、頼りにしてるのと、やってもらえて当たり前……なかなか耳が痛いです。

 どんな環境にいて、相手は何を大切にしているのか。自分が相手にしてあげたいことは?と自問自答し、伝える2人を本当に尊敬します。

 そして乗り越えた先には、ラブラブが待っているのです!(待ってましたぁあああ!!!)
このラブラブが毎回いいんですよねぇ、幸せに満ちていて、お互い気持ちを吐露した後の分かり合えたという充実感も感じます♡

 なにやら、また不穏な雰囲気が漂っており少し心配ですが、次巻を楽しみに待つとします(笑)

 キャラはどれも濃いけど、あくまで2人を中心に、2人が生活していく上で出会った人というのがいいです。話の都合上のためだけのキャラってありますけど、意外とシリーズが続いているのにどのキャラも好きなのは先生の力量かと思います!

 シリーズもの探してて、ストーリー軸しっかりしつつも、ラブイチャ楽しみたい方おすすめです!

 ぜひ、同志になりましょう(笑)

か、か、かわいい〜〜〜!!!読み応え120点!可愛さ120億点!

 な、なんと300ページ超え!
(私はコミックシーモアで購入、シーモア書き下ろしあり)
 読んでいてまず思ったのは、絵が上手すぎる!背景も書き込んでて凄すぎる!
きれい、かっこいい、ギャグ...全部得意なのでしょうか(泣)登場人物の笑顔と泣き顔が本当に素敵で、アップに拡大して見てしまいました。


 ドムサブでお金持ちのモリモリ設定の内容なのですが、各話のストーリー構成が骨太で読み応えたっぷりでした。王道の要素が、さらに良く効いていると思いました!
 また、ギャグとシリアスの使い分けが上手で読んでいて、笑えるし切ないし......でも、安心感はあって楽しく読めました!

 そして、なによりも主人公2人が魅力的です♡
攻めの梗一郎(Subで年上)
→スパダリ!優しい!肉厚マッチョ!
受けの愛弥(Domで年下)
→奔放で強気美人!でも健気(涙)
攻めだけに見せる健気な受けが私は大好きなので一気に胸をやられました。2人が心を寄せていく過程が丁寧に描かれていて、うぅーがんばれー!と気づけば応援していました。
攻がサブで受がドムという設定も面白いですよね。夜を共にするとき、この設定がより生きて、情熱度と可愛さがアップ⤴︎⤴︎

 読後は2人のハピネスを分けていただき幸福感に満たされました......!!感謝!
漫画を読み返す時、その日の様々な気分で選書すると思いますが、幸せを感じたい時に1番初めに手にするのは、この作品に決まりました。

まずは......読んでみてください!!!笑
幸せを分かち合いましょう!!!

ゆうちゃん コミック

蜂煮 

謎の疾走感!久々に胸打たれました

ラブコメで、ギャグ面白くて、変な生物とかおもろいキャラが沢山出てますが、感動する謎の疾走感BL!!
最高すぎました

私は稲中とか、はらだ先生のハピクソ、銀魂など笑いすぎて泣けてきた〜みたいなギャグ漫画が大好きなのですが、そこには必ず怒涛のギャグによる疾走感がありまして。
こちらはその疾走感が凄まじく本当に良いものを読ませていただいたなと感謝しております。

読み始め、陽キャ、陰キャの格差を乗り越えた恋愛なのかと思いきや...自分の本当にしたいことって何??俺ってなんなの??どれが本当の自分??ともがく2人の姿。

陽キャ陰キャの高校では切っても切り離せない客観的な分類に立ち向かい、なりたい自分になるという成長物語でした

ふたりの幼少期から高校生の今まで、変わらない君が好きという特大ラブ!!!!!!

ネタバレは見ずに、騙されたと思って読んでみてほしいです!!!!!!(大声)


新境地!ラブコメオメガバース♡

今まで読んだことがなかったオメガバース設定でした!

オメガバースはα×Ωが設定としては多いですが、βが自分の性を偽っちゃう笑
そして運命の番だと思って一夜を共にしたのに、実はただの一目惚れだった?
みたいなところから始まりラブコメベースで進むところがとても面白く、新しく感じました!

ラブコメですが、切なくなったりおバカすぎて笑ったり、表紙からも分かる通りめちゃくちゃハピエンなのでご安心を。

何より受けの大吉くんがとってもキュート!
歳下ということもありますが、本来の性格が本当に愛くるしいです。

楽しい春の読書におすすめです。

ただ、オメガバースの設定をしっかり理解していないと、登場人物の心情を少し掴みにくいかもしれません。

初恋の先の物語に

まず設定が、江戸を転々としながら恋した男を探す寅次と料亭の若旦那の八重辰…の江戸BLということで、普通の江戸BLとは少し違って面白いです。

江戸だと、武士!花魁!みたいな感じもいいのですが、江戸の時代背景も生かしながら2人の人生の歩みにより焦点をあてて丁寧に描かれています。

娘ちゃんも出てくるのですが、これまた愛らしくって。読者のみんなを虜にしたのでは??

一巻では放浪していた寅次が、八重辰の料亭の奉公人に正式になったところから2巻は始まります。決意のシーンも素敵です、本当に。

風景や着物の柄、花の一つ一つまで丁寧に描かれており、見たことないのに江戸の情景が浮かぶようで読み進めていてうっとりします。
おまけに、色男2人の耽美だがしっかりとした情欲のシーンも湿度を感じて最高です。

物語の進み方も、お互いの決意もより強固なものへの昇華し読みどころが沢山の2巻でした。

寅次の絶対的な献身に涙しました。
好きな人の大事なものを自分も守るなんて、相当な覚悟がないとできないことです。

読んだ事がないかたは、是非一巻から。
読んでないのが羨ましい限りです。

ほっこりタイムスリップした気持ちになれました。
私も料亭で2人の姿を一目みたいものです。
春や花が似合うおすすめBLです

幸せ!

お互いの傷を知り、言葉にして、愛を伝える。
3巻に渡って、壮大な愛と神話の物語でした。

なぜオメガとアルファという存在が生まれたのかを、神の創造と人間との種の関係を交えながら神話的に描き、愛とは何かを教えてくれるお話でした。

文明の発展や、人の暮らし、自然との向き合い方など、物語のベースとなっている世界観も丁寧に作り込まれていて楽しいです。

主人公の神様のクロと、元は生贄の人間ルカの関係性が深まっていく過程も素敵ですし、その2人を取り巻く神様たちも必見の3巻でした。


そして、ラブラブシーンも多いのに、なぜか心がほんわかしてしまうこの魔法に皆様もかかっていただきたいですね✨

続編のオムニバス的な短編集も決まっているそうです。また、みんなに会えるのだと今からとっても楽しみです。

2人の距離、あと一歩なのにぃ〜!

6巻も爆笑しながら読ませていただきました!
疲れも吹っ飛ぶ、怒涛のギャグエロ

粕谷と葛谷、喧嘩するほど仲がいい!
でも今回もケンカップルには届かず...なんですよね...!
焦ったさの極限を超えて、もやはこのままでもいいのかも?なんて思い始めてきました笑
やることやってるのに笑笑

ぎゅっとくっついたり、なんだかんだ泣いてると可哀想になっちゃったり、お互いのこと思ってるようで急に突き放したりと距離感が本当に絶妙で面白いです。そこがこのハピクソの魅力でもありますよね。

帰省回もわちゃわちゃしてるし、なにか大きい出来事があるわけではないのにチョコミントだけで大波乱、おもしろいです。
周りのキャラもたってて、思う通りに行かない2人

はらだ先生の漫画を現在進行形で読めていることに、感謝ですね。


7巻も本当に楽しみ!


7年越しの再会は偶然ではない

BL漫画では、偶然に再会してしまい愛が復活!みたいな流れがありますが、これはお互いが思い続けて...再会なので初めから純愛度が遥かに違う…。

そして物語の緻密さ、キャラ、話の運び方すべてが良すぎて読んでいて幸せでした。

本当に心情も丁寧に描かれており、話が進むにつれて切なさと、お互いのやりきれない愛しさに胸が苦しくなりました。

そして、受けがなにより美人で可愛い。
私は美人で可愛く自己犠牲っぽいところがある頑張り屋な受けが大大大好きなので、大変満足いたしました♡

そして2もあるとのこと。頑張って夏を越せます。

最愛

顔が見たい、やりたいことはやれてるかな? 元気に過ごしているかな?と会えない相手のことを思う。
最愛ってこういうことなんだなと。


これからの2人の人生に幸せが溢れることを心から祈ります。