執着攻×健気受、イケメン×美人、幼馴染、体格差、主従関係、金髪×黒髪…好きな要素がつまり過ぎていて、
萌えしにました。
β主体の作品もありますが、多くのオメガバースがαとΩの強烈な引力が描かれてますよね。βが中心人物の作品であまり刺さるものはなかったけれど、これは…刺さりすぎ!刺さった理由は主人公ふたりのキャラクター。
凌介(攻)は、スピンオフ元の作品ではクズヤローにしか見えなかったけれど、本作では大学生になってます。名家の子息で圧倒的なα、強者でスパダリ。セフレとの火遊び三昧の爛れた生活の中でも、もうずっと幼い頃から自分専用の執事の瀬乃を運命と決めていて、それに向けて実はずっと奔走している姿がカッコいい。めちゃくちゃで強引だけれど、バースに支配されることなくβの瀬乃ちゃんを手にしたいと切望する激情が魅力です!
瀬乃(受)は、βであることから凌介との未来を描けないけれど、側にいたいという気持ちだけに突き動かされて生きている。健気でひたむき。そして、清潔感の中にある色気。可愛い。
どちらもお互いを想い、愛に溢れているのに、生まれた境遇がハッピーエンドまでをもどかしくさせてる!
凌介、はやく瀬乃ちゃんの呪縛を解いて、連れ去ってー!と叫ばずにいられません。
セックスシーンもあります。狂おしい感じの、凌介の強い執着、溺愛が具現化したようなシーンが1巻、続編ともあり、ずっととても切ない。
執着攻×健気受、イケメン×美人、幼馴染、体格差、主従関係、金髪×黒髪…好きな要素がつまり過ぎていて、
萌えしにました。
攻の凌介にスポットあててのレビューです。
(スピンオフ元既読、1巻既読の方に伝わるだろうかっていうレビュー。)
スピンオフ元の作品ではクズαでしかなかった凌介(攻)ですが、やっぱり良家の御子息なんだなぁ。本作では御曹司感が半端ない。育ちの良さを感じる優しさが。高校生活から大学生になり、大人の男になっていってるとも感じます。2巻では気持ちを隠す事なく言えるところもほんとかっこいい!(語彙力…)
すごく気になるところで終わってます。
3巻では2人で同じ未来を歩み出すのかしら、まだかしらと気になって仕方ないです!
凌介…なにか将来に向け画策してるようだし、αの女性も訳ありそうだし、お金持ちなんだし、跡取り息子くらいどうにかできるだろうと思ってます。
ねぇ凌介、ちゃんと瀬乃ちゃんを幸せにできるんでしょ!?笑
映画部のシリーズは全て読んでいたのですが、サンプルをみて、受の子が微妙かと思って躊躇してましたが、早く読めばよかったです!
いちばん好きなカップルになりました。
受の詩音がとにかく可愛いし、いい奴です。
顔は可愛い美人、運動神経抜群、真面目で優しく、スパダリ系受くん。
じゃのめさんの画風は好みがあるかもれませんが、めきめき画力アップされてますよね。
アングルが独特で、でもこんなに躍動感、風を感じる作家さんも珍しいと思います。陰影の付け方や、それに漂う空気や季節も凄い表現力だと思いました。
あと瞳の描き方!
萩尾望都さんを思い出すような少女漫画ちっくな感じでもありますが、やはりこの作家さんの個性もあり、目で感情が語られるような感じがします。
本作の礼先輩と詩音くんの続き(甘々)も希望します。
とにかく男前×美人で、ビジュアル美しい〜!
最後になりますが、ストーリーはもちろん素晴らしいです。
次作も楽しみです。
登場人物がみんな真っ直ぐ性格が良いので、読後気持ちが良いです。もっと評価されていい作品だと思います。絵がきれい、エロ描写可愛いきれい(程よい量)、キャラよし。
受のハルくん。尽くし体質で、都合良く扱われがちな男の子。美容にすごく気を遣っているところや、料理上手だったり女子力高いところ、頑張るところが、ほんとに健気!直球なのに、変なところで遠慮しちゃうところとかも可愛い。
攻のジョージくん。大人の男です。とっても落ち着いていて懐が深い。エッチが巧いところと、決めるところはキメられるところは経験値の高さを感じる。さらっとイケメン言動。とにかくイイ男です。
ストーリーは少女漫画的な流れですが、私は気になりませんでした。可愛い、ほのぼの、溺愛など読みたくなったら再読したい作品でした!
この春平編がいちばん好き。(たつる編は既読、2巻は未読)
広里かなさんの画風は好みが分かれるかもしれませんが、複雑ではない線なのに、よく感情・表情が出ている不思議な魅力の作家さんだと思ってます。
攻αの兎三郎がイケメンです。余裕があって、性格が良い、気取らないαなんて最強。
受Ωの春平も素直、純真で可愛い。
ほんとに可愛いカップルのお話です。
ストーリー展開も王道ではありますが、高校生らしい日常は読んでいて楽しさがあります。
1巻のたつる編でもそうでしたが、Ωが明るい性格!笑
それぞれの性が受け入れられている社会、重苦しくないオメガバースって好きなので、とても読後も爽やかでした。
表紙で、春平が兎三郎の髪をいじってる仕草が可愛いですね!ふたりの性格や関係がよく表れている構図だな、って思いました。可愛い。
blcdを聴くことに抵抗があって、殆ど聴いたことがなかったのですが、2021年4月!今更ながら購入して聴きました。
他の方もレビューされているように、視聴後は洋画を1本観たような感覚でした。
キャスティングが素晴らしいこと、BGMの選曲と音量が適切であったり、何よりキャストの皆様の意気込みというか熱意がこの作品を神作品に仕上げたのだろうと思います。
以外、キャスティングの私的感想。(良い感想しかないですけれど)
ユウト:中村悠一さん
今よりも線が細い雰囲気のお声で、強気で凛としたユウトにぴったりでした!陵辱される痛々しいシーンでは悔しい思いが、ディックとのシーンでは深い想いと決意が伝わってきます。
ディック:安元洋貴さん
皆さんご存知の甘くてええ声です。耳ざわりが良いくらいの太い声で、主張しすぎていないのが好印象でした。ディックの凄く純粋な部分がとても表現されていると思いました。気取らないイケメンっていいですよね。笑
ネイサン:三木眞一郎さん
優しい声音に見え隠れする冷徹さと生真面目さ。流石という感じ。
ほかキャスティングもとても適役で、このCDはぜひ小説のファンの方には聴いて、って言いたい。世界観が壊れることがない、神作品でした。
blcdをたいして視聴していない私が言うのも何ですが…レビュータイトル通りです。