※ネタバレ、辛口コメント注意
表紙はもちろん、中の作画も大変丁寧で読みやすかったです!
内容について。
良くも悪くもサラッと読める少女漫画風BLといった感じです。
不器用な攻め×素直な受けが好きな方に。
まず良かった点としては、光樹(攻)への恋心を自覚してからのハル兄(受)が可愛かったことです。
2人は光樹(攻)の提案で触りっこをするようになるのですが、ハル兄(受)が自分の気持ちに気付いて以降、意識する様子が良いです◎
しかし光樹(攻)は大学生のノリで、女性を含めたいろんな人と遊んで、それにハル兄(受)は傷つきます。
お互いが自分の気持ちを扱いきれずに揺れる様子が、焦れったくて良いと感じました!
次に気になった点。
ハル兄(受)が本当に素直なキャラなので、性格にもう一捻りあっても良かったなと感じました(あくまで個人の好みです)。
そのせいか、お話は波風立たず平和に終わります。
お話の内容もどこかで読んだことあるな〜という少女漫画のテンプレートを眺めているようで、何度も読むのをやめてしまいました。
そこに無理矢理BLのエロをくっつけた感じ。
少女漫画チックな王道を読みたい!という気分の方にはいいのかもしれません。
以上、長文・辛口コメント失礼しました。
少しでもご参考になりましたら幸いです(*'ω'*)
私の言いたいことは、レビューのタイトル通りです。
こちらの作品は表紙と内容が合っておりませんので、普段表紙買いしていらっしゃる方は注意です。
すみません本題に入る前に…まず厚さ。
本の厚さ…凄いですよね…2.5センチくらいですか?(測りました)。
購入して帰宅後、本を自分の前に置き正座して合掌しました。
まさかこんなボリューミーなおまる先生のご本を拝める日が来るなんて。
友人に本の厚さのことを話してたら、「すご…東野●吾の小説くらいあるじゃん…」と言われて爆笑しました。
表紙からも、ハッピーエッチなオメガバ本だろうな〜とワクワク読みはじめました。
期待通り今回の作品はΩ×Ωと書いてありましたので、可愛い×可愛いのビックバンで始まります。
まさにBL界の百合です(?)
といっても受け受けしいとかそういう訳ではないんですけれど、2人ともなんか可愛いんですよね。
あと、MAIちゃん(受)の色気あるコマが散りばめられているせいか、常にエロスを感じられました。
修正も少なくて歓喜した記憶があります(笑)
さて本題です。
私、いつもレビューを書きながら読み進めてるんですが、ここにくるまで、南くん(攻)の寂しい過去の境遇や過去に好きだった人と今好きな人が重なり合う葛藤が…的なことを書いて終わる予定でした(この時点でもう神評価です)。
でも、そこで終わる作品じゃ無かったです。
そうだ、おまる先生はそうじゃない。
何で忘れていたんだ自分…とこの後猛省しました。
思えばまだページが半分も残ってた時点で察するべきでした。
おまる先生の作品を読んだことがある方ならご存知かと思うのですが、この方の闇っぽい、起承転結の転の部分が好きです、大好きです。
シリアスシーンで読者を黙らせます。
おまる先生はどうしてこうも、陰と陽の使い分けがお上手なんでしょうか…エッチなシーンでテンション爆上がりにさせ、シリアスシーンで殴られる感覚は毎回病みつきになります。
内容は知ってしまうと、ミステリー小説で言う犯人知っちゃいました状態になってしまうので、是非ネタバレ無しで読んでください。
読む前に抱いていた印象と読後の印象は180度変わると思います。
…しかしレビューですので、内容がわからない程度に続けます。
先程記しました通り、最初の方は南くんの心情に焦点が当てられており、南くんの寂しい過去の境遇や過去に好きだった人と今好きな人が重なり合う葛藤を知ることができます。
「Ωの自分が大嫌いだ」というコマでは、その表情にドキリとさせられました。
しかし作品中盤(第5話)頃から、お話はさらに盛り上がります。
伏線は散りばめられていたのですが、この辺りからMAIちゃんの本当の正体、そして心に抱える闇の深さを知ることになります。
かなり重たくシリアスですが、2人が幸せに向かって欲しいと願わずにはいられない、そんな展開になっています。
また作中には無理矢理に近いダークな表現(相手はモブで逆レイプ)がありますので大注意です。
リバっぽい描写もあります。
おまる先生の作品は全て読んでおりますが、今回は中でも1番闇の部分が深いと感じましたので、確実に好みが分かれる作品であることを断言させてください。
最後に気になった点。
後半はストーリーに引き込まれる一方で、個人のお話にかなりの尺が使われている印象です。
BL作品としてはもう少し2人がイチャラブして欲しかったです。
それでは、作品の雰囲気壊してしまいますかね?
イチャラブ感は「それでも好きです笠原さん」の感じが好きです。
オメガバースという設定もBLとして使われたというより、お話のために使われていた感じです。
最後もお話が着地してはおりますが、すっきりハッピー!という感じではありません。
少しメリバに近いかな?
これらを含めても私は十分楽しめましたので神評価です。
おまる先生の作品は独自性がありますので、好みは分かれても確実に記憶に残るかと思います。
それぞれが抱える想いを知った上で、もう一度読み返してみようと思いました。
ここまで長々とお付き合い頂きありがとうございました。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
※2巻分のレビューも少し含みます
すみません、ファンの意見なのでかなり色眼鏡がかかっております!
予めご了承くださいm(_ _)m
1、2巻読了済です。
今回の作品で自分はもう完全にツバダエキ先生のファンになったと確信しました…。
前作「好きなんて言わんといて」のレビューでもお話させて頂きましたが、ツバダエキ先生の作品はやはりキャラクターが良いです。
キャラクターが、この作品でしか会えない子達になっていると思います。
個人的に良い味を出していると感じたのは攻めの菖蒲です。
菖蒲は普段、仕事がバリバリ出来て何を考えているのか分からないタイプなんですけれど、どうしたら柊(受)に好いてもらえるのか、嫌われないのか…常に相手を知ろうという健気な姿勢にキュンとします。
だけど気を抜くとつい、意地悪言っちゃうんですよね。
不器用すぎて受けに振り回される攻めの良さといったら…(〃ω〃)
でも本領発揮すると、スパダリと化します(笑)
これで受けの心が揺れないわけがない…(〃ω〃)
また今回α×Ωを扱った作品とのことで、正直ありきたりなオメガバース作品になるのではないかと危惧しておりましたが、そんなことはなかったです!
ほぼ形式化していたオメガバースですが、こちらの作品はオメガバースの世界でも色んな愛し方があるのだということを教えてくれました。
菖蒲×柊の結末も「そういうこともあるのか…!」と、目から鱗でした。
オメガバースの可能性は、まだまだ無限大ですね。
また、心情やストーリーの流れが本当に丁寧でゆっくり進むので、置いてけぼりになるようなことはありませんでした。
しかし柊がなかなか菖蒲を受け入れられない様子に、焦ったさを感じる方もいらっしゃるかと思います。
あと個人的にはストーリーが後半(最終話終盤)、駆け足気味なのも気になりました…お、惜しい…σ(^_^;)
それから、こちらエッチなシーンはあまり無いのですが、色気があります。
ツバダエキ先生といえば、描かれるぷるぷるな唇が魅力の1つだと思いますが、キスシーンのみずみずしさに思わず見入ってしまいます。
機会がありましたら、是非ご堪能ください(笑)
1、2巻同時発売でしたので、2巻分のレビューも少し含ませて頂きました。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
※ネタバレ注意
こちらの作品を一言でまとめるとすれば、タイトル通り「心の奥底まで届く名作」であると思います。
読後には、小説や映画を観た後のような深い余韻が残ります。
こちら評価が高く気になっておりましたが、絵が少し特徴的で、受けの子も受け受けしそうな印象があったため長らく敬遠しておりました。
実際読んでみると絵柄は気にならず、由岐(受)も受け受けしくありませんでした。
むしろこの繊細なタッチの絵が見せ場を華やかに彩ってくれます。
この見せ場のあまりの美しさに、読みながら何度も息を飲みました。
内容に関してです。
俳優×俳優ということで割と良くある題材なのかなとは思いますが、自分が予想したようなありきたりなお話ではありませんでした。
ただ大変申し訳ないのですが、内容だけでこちらの作品を説明するとなると難しいです。
実際、レビューを書くのにかなり困りました。
なにせ、内容自体は「俳優と俳優が作品を通してくっつく」で済んでしまうからです。
私は、この作品の見所はそことは別のところにあると思います。
夏野寛子先生だからこそ描ける、繊細で美しいお話であることは確かなのですが、非常に感覚的な部分が多く、出来れば実際に読んで感じ取って頂きたいというのが正直な感想です。
キャラクター達が演じる役柄のセリフであったり、キャラクター自身の言葉であったり。
作中にはハッとするようなセリフやコマが数多く用意されています。
参考までに私のお気に入りのセリフ(心情)は、
「心臓の場所 痛い時にわかるんだ」
でしょうか。
気になりましたら是非実際にご覧になってみてください。
ただ気になったことが一点。
ラストに由岐(受)が麻水さん(攻)の家から早朝に出て行き、それを追いかけるまでのシーンが少し早足に感じました。
実際、時間経過の度合いが分からずページを遡りました。
非常に大切なシーンではありますが、お話に大きく影響する訳ではありませんので評価には含めておりません。
以上長々と失礼致しました。
キャラクター達の心情やセリフであったり、コマに描かれる絵の緻密さであったり、そういった類が好きな方には響く作品かと思われます。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
※辛口レビュー、ネタバレ注意
お話を読み終えた後は、「どこかで読んだことあるな〜」という印象でした。
内容としましては長い間、邦彦(攻)が陽(受)の家に通うという半同棲状態が続いており、自分達があまりにも一緒にいるため、陽は自分の気持ちが分からなくなってしまうといった感じです。
その後は、それが原因で2人の両片思いのような状態が続きます。
BL本を沢山お読みになられてる方なら、「あ〜」となる展開です。
セリフや言い回しなども「THE 鉄板」な感じ。
また、こちら「あさってにキス」のスピンオフだったようで知らずに購入しました。
ちなみに「あさってにキス」は、読めない展開、キャラクターの良さもあり、何度か読み返すほど大好きな作品です。
しかし今回の作品は先ほど記載した通り、お話の先が読めてしまうことや、カップリング自体前作登場時から好きでは無かったため、こういった感想になるのは否めないかなと思います。
初めてこちらをお読みになる方は、前作を読んでいなくても読めますが、スピンオフであることを念頭に置いてお読みになることをお勧めします。
また前作を読み、こちらのカップリングの行く末が気になった方には良いかもしれません。
以上、辛口レビュー失礼しました。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
こちら人気作なのは知っておりましたが、読まずにしばらく経ってしまいました。
今や何故もっと早くに読まなかったのと後悔する程、お気に入りの作品です。
早速内容についてですが、こちら私はストーリーよりキャラ萌え派です。
決してストーリーが無いとかそういったお話ではなく、純粋に登場キャラ達が良いのです。
ですので今回はストーリーではなく、キャラについて書き記しておきます。
なんと言ってもオススメは湊くん(受)ですね…。
表紙の通り湊くんは美人で可愛らしい子なんですけれど、ナヨナヨしてるところは見せないという強い子です。
だけどそれは外には見せないようにして、強がっているだけで。
書き下ろしで分かるのですが、湊くんの純粋で今すぐにでも壊れてしまいそうなほど繊細な心に私は胸を打たれてしまいました…。
笑い顔、照れ顔、泣き顔…作中でコロコロと表情を変える湊くん。
これで落ちない男性はいるのかと思うほどに魅力的な受けちゃんです。
でも私はやっぱり、湊くんが樹(攻)と2人で靴を買いに行って、笑った時の顔が頭から離れないです。
多分、樹が完全に恋に落ちたのもこの瞬間なんじゃないかな〜と勝手に考察しています…。
割と序盤ですが、それぐらい印象に残る1コマでした。
ただ割と攻めが湊くんに振り回される感じの場面もありますので、そういった構図が苦手な方はお気をつけください!
メインカプ以外のキャラクターも素敵ですね!❤︎*.(๓´͈꒳`͈๓).*❤︎
たまちゃんは登場時こそヒヤヒヤしましたが、アホ可愛いですし、ゲイバーのママにも最後はビックリしました!
オネエがイケメン設定ていいですよね〜(〃ω〃)
ギャップ萌えを感じます!◎
そしてゲイバーで働くこの3人(湊くん、ママ、たまちゃん)の会話が面白すぎて、ここ行ってみたい〜ってなります笑
最後に…樹(攻)ですけれど…実はあまり好きな部類じゃ無かったです…(´ . .̫ . `)
最後の最後に落としてすみません(*_*)
なんだか、どうしても都合の良い感じがしてしまって…(^-^;)
出だしはあまり印象が良くなく、物語の中で成長するタイプ…かな?
最後は湊くんに大事な事を伝えられていて良かったです◎
ちゃんと言葉にして伝えてあげるって大事だなと感じました…( ˘ω˘ )
作中では舞台が大阪ということで大阪弁が沢山登場します。
この作品を読むまでは、方言萌えは理解はできるけど、自分の中であまり重要視していませんでした。
でもやっぱり方言って、破壊力凄いですね…。
その土地の方からするとそうでも無かったりするのかもしれませんが、私は大阪人では無いのでキュンキュン来ました!
以上、私自身は今後も追いかけたい作家様だな〜と感じましたので神評価です。
少しでも皆様の参考になりましたら幸いです(*^^*)
ここまでお読み頂きありがとうございました( ˘ω˘ )
あまり大きな声では言えませんが、失禁もの大好きなのでこういったマニアックな本を出してくださるのは有り難いです…(〃ω〃)
受けの子が可愛い系なので、いつもの自分なら好みでは無いはずなのですが、こちらの作品は大丈夫でした!
というのも、攻めの子も受けの子もお互い照れまくりで可愛いのです…(〃ω〃)
初々しくてラブラブなカップリングが好きな方にオススメです◎
また、お相手(攻)が外国人とのことで「大丈夫かしら…」と不安でしたが、こちらもまったく問題なかったです!
片言の日本語がまた可愛い〜₍ᐢ⸝⸝› ̫ ‹⸝⸝ᐢ₎
それから、テーマである失禁シーンはもちろんエッチなのですが、ストリッパー達の身体も眼福でした(〃ω〃)
もう…ムチムチ天国…(〃ω〃)
作中ではお客さん達の前で擬似セックスをするシーンが度々登場するのですが、とてもエッチ度高くて大満足です◎
マニアックな性癖を扱ってくださってる本って少ないので、時々読み返しては楽しんでいます…有り難や…(-人-)
マニアックな性癖をお持ちで、可愛いカップルが好きな方にオススメです◎
少しでも参考になりましたら幸いです。
1巻から続けてレビュー失礼します( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
内容についてですが、1巻まるまる表紙カプのお話です!
2人のラブラブ度合いがさらにパワーアップして、1巻よりも満足度が高い内容になっています◎
作者さん自身もハッピーになるよう描かれたようですので納得です。
2巻は完全にストーリーに重心が置かれていると感じました。
ですので、1巻同様タイトルや表紙ほど激しくはありません。
シマ(受)が恥ずかしがるツボが分からないことや、ヤマ(攻)のキャラが良い感じに崩壊してるのが良いな〜と思いました◎笑
シマの可愛いポイントも沢山散りばめられています!(〃ω〃)
そしてシマ全然就活しない説笑いました笑
こちら他カプ達の続きがあるようで、かなりの人気作品!(´⊙ω⊙`)
ただ、他カプが苦手だった私には合わないかな…と思いましたので、2巻以降の購入は…(1巻レビュー参照)
以上、お読み頂きありがとうございました。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
※辛口レビュー注意
2巻まで購入済みです。
本屋さんで買えず、通販に頼りました…(羞恥心に負けました笑)
それほどタイトルと表紙のインパクトが凄いこちら。
ムチムチした子が好きな方には堪らないですし、何よりエッチなシーンが気になりますよね…(〃ω〃)
率直に言いますと中身はタイトルや表紙のような激しさを求める方には不向きです。
私は激しいのが読みたいな〜と思い購入したのですが、読み終わった後の感想は「あれっ…?思ってたよりもエロくない…」でした。
エッチなシーンがうまい作品、エッチなシーンはそうでもないのに色気のある作品など、ストーリーかエッチなシーンがしっかり描かれていれば私はドキドキしながら作品を楽しめると思っています。
しかしこちらはストーリーもエッチなシーンも惜しく、それが原因であまりドキドキ出来ませんでした。
具体的に何処がと言われると難しいのですが、敢えて挙げるとすれば、ストーリーは次が読めないというハラハラ感がなく、エッチな描写はいつも一辺倒な気がしました。
また1巻は2つのカップリングが収録されており、ページ数の割合は大体半分ずつです。
表紙ではない2つ目のカップリングの受けの子がビッチで可愛い感じの子で、私は苦手でした…(´ . .̫ . `)
偉そうな事ばかり申し上げましたが、単に私向きではなかっただけという可能性もあります。
こちらの作品を違う目的で読んでいたとしたら、また印象は変わっていたかもしれません。
ここまで辛口レビューをしておきながら、やはり表紙やタイトルのこともあり、記憶には残る作品で楽しめました。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
線が柔らかい綺麗な絵を描かれる作者さんで、遊良くん(受)が凄く美人さんです。
遊良くんが髪を耳にかけるシーンなど、目を惹くコマが沢山あります。
作中には沢山エッチシーンが用意されていますが、どちらかというとエッチシーンではない場面の方が色気を感じました(個人の見解です)。
ただ、探り合いのマウントゲームと帯にありますが、そもそもなぜ探り合いが始まったのか分からないままでした。
相手を騙したいのか、相手を信じられないのか、どちらもなのか…。
お話の流れ自体は問題無かったのですが、この点が気になりました。
最後はハッピーエンドで◎です(*^^*)
少しでもご参考になりましたら幸いです。