マージナルコミックス 1周年フェア小冊子 テーマ1 ぬるぬる人外

色んなぬるぬる

マージナルコミックス創刊1周年フェアの3ヶ月連続企画。
1冊目のテーマは「ぬるぬる人外」で、何らかの「ぬるぬる」が描かれています。

「アサリと俺」
葵のベッドの下からAVを見つけたアサリ。
友達に借りただけだと言う葵ですが、アサリは聞かず…。
触手で後ろも乳首も攻められてのけぞる葵を拝めます。
その後、カップから出してもらえず嘆くアサリです。

「Heat×Beat ～オメガだけどアイドル始めました～」
「オメガって自然に濡れるの？」と直球で聞いてくるユウ。
照れるマドカが答えられずにいると、ナオと二人して大人しいマドカをからかい始めます。
そこへアサヒが現れ、「俺の番に何か…？」と凄む。二人の確かな関係性を思い知るユウとナオでした。
不穏な空気に気づかず、「アサヒ♥」と喜ぶマドカもかわいいです。

かわいらしいけどしっかり者のアサヒと、クールな見た目に反して天然なマドカの個性がよく現れた内容です。
冒頭（「濡れるの？」の時）に描かれたアサヒのお色気イメージ画像がかわいくてたまらないです。

「妖しの箱庭に浮かぶ月」
窓辺にカエルを見つけ、高林先生に「早く追い払って」と慌てる白妙。
ぬるぬるした生き物が苦手らしい白妙の意外な姿に、思わず「可愛い」と言う先生ですが、「笑いましたね…」と顔色を変えた白妙に、「高林先生はどんなにヌルヌルでも大好きですよ」と後ろから激しく抱かれ、あんあん言いながらごめんなさいする羽目に。

こちらのサブカップルが大好きなので、二人の描き下ろしが見られてすごく嬉しいです。
ドラマCDでは白妙を立花慎之介さんが演じることが発表になっていますが、ぴったりなキャスティングで会話に声が浮かびます。

以下は未読作品だったり、単行本化がまだだったり。

「月夜のクラゲは恋に泣く」
ぬるぬるローションを手に、仲間たちの成れの果てかと嘆くみつきと、「これはお前の仲間じゃない！」と必死で訂正する聡介です。確かにクラゲだと…。

「俺様ペットが懐きすぎてる」
ぬるぬる欲しさに、ネルの毛皮だけ溶かすクリーチャーがいないかと言い出すクロは、それならローションプレイでいいのではという助言にあっさり納得というお話。

「猫じゃなきゃイケないっ！」
「ぬるぬる興味ある？裏メニューあってさ」というヤマト。
オプション料金ということでドキドキする中岡さんですが、メニューの中身はとろろご飯でした。

「パンデモニウムより愛をこめて」
下界で修行中のルイ。勉強にとぬるぬるマッサージのお店に入ってみると、エッチな触り方をするマルコが…というお話。

「とろける恋人」
賽銭箱から入れすぎたお金を取り戻そうとしている二人。
何とか取れたものの、ぶよぶよくんのぬるぬるまみれで、願いは無効になった気がしてしまう景介でした。

「風呂付き家具付きイワク憑き」
寝ている自分の下の方を何かぬるぬるしたもので勝手に触っている由依。
ぬるぬるの正体はなめ茸で、かぶれて会社を休む羽目になったのでした。

「わだつみの嫁取り」
便利な触手を持つわだつみ。腰が痛いキヨちゃんを気遣い、高いところのものを触手を使って取ってあげるも、ぬるぬるしてるせいで持った器が落ちちゃいます。
そんな触手ですぐに触ってくるわだつみに怒るキヨちゃんですが（でも夜は触手で触ると喜ぶんだそう）、「このぬめぬめ腰に良いらしい」と言われて…。

これから連載が再開されるというこの作品。朗らかなわだつみの攻めっぷりがどんな風なのかすごく楽しみです。わだつみは人魚の姿をしているようですが…？