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てんてん
gokudousan wa kosodatejyouzu na papa de aisaika
息子を変えた佐知についての考察
本品は
『極道さんは子育て上手なパパで愛妻家』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。
京香視点で本編中の幕間、
入院中の出来事が語られています。
京香はある日、
何げなく物置の荷物を持ち上げようとし
ぎっくり腰になってしまいます。
ちょっと身体の位置を変えても
盛大に痛むために
生まれたばかりの双子を
馬鹿息子のパートナーの佐知に任せ
泣く泣く入院加療をすることになります。
京香の息子である賢吾は
彼女にはいつも不機嫌そうな顔しか見せず
それがたいそう不満でしたが
そんな賢吾の唯一の例外が
幼馴染で伴侶となった佐知でした。
今日も珍しく見舞いに来たと思ったら
母親の病状はそっちのけで
佐知の話をしだす賢吾のブレなさに
ふふっと笑ってしまいます。
佐知がしんどそうなのは分ってるが
赤ん坊の世話なんてしたことがねえから
何をしてやったらいいかわかんねえんだ。
何してやったら、佐知は楽になるんだ?
京香は愛した男がたまたま極道だっただけで
極道の世界を愛しているわけではないし
消して綺麗事ばかりではない世界です。
親である京香でさえも賢吾には
底知れぬものを感じる時があります。
そんな賢吾には佐知とそれ以外の
二者択一しかないく
佐知が嫌がるから極力「善」でいよう
とする賢吾にもし佐知がいなかったら…
B5版ペーパー両面にて
賢吾が佐知の事を相談するために
京香の見舞いにくるお話です。
賢吾はおそらく
もっと極道らしい極道になっていた
と京香は思っています。
幼いころから佐知が賢吾の隣で
賢吾の代わりに泣き、怒り、
笑ってくれて賢吾は佐知を通して
世界を見てきたのです。
そして賢吾に相談されても
この問題に京香が出る幕はありません。
佐知の事は
賢吾が一番よく分かってるはずと
いつもの賢吾でぶつかれとの
京香のアドバイスされて
しぶしぶ帰り支度をする賢吾に
郁と幸の子離れの事まで思われて
しんみりする京香でしたが
佐知のお陰で
賢吾はかなりいい男になってきたし
史もいい子に育っているから
佐知は子育て上手なのかも
と京香が思う幕引きまで
本編ではなかなか見せない
賢吾の別の面が見られたSSでした。
佐知と一緒にいても破天荒ですが
佐知がいないと賢吾は
かなりヤバい男なのですかね?
なかなかそんな場面には
お目にかかれないので
そういう意味では面白かったですが
特典ペーパーなので
2人のラブラブなお話が良いな (>_<)