ayaayac
shibakun to shepherdsan
TORICOで開催されたarca comics展で、ウノハナ先生と池森あゆ先生のペーパーが来場者に日替り配布されました。
『気まぐれなジャガー』同様、来場者を意識して、シェパード先輩と柴くんもタキシードを着用。
男前のシェパードさんは黒のタキシードを着こなして、めちゃくちゃかっこいい!
でも柴くんが白のタキシードを着ると、なんか幼くて「七五三みたい」と言われちゃってますw
いやいやかわいいよ、柴くん^^
arca展全体の感想は『気まぐれなジャガー』のペーパーのほうに書いたので、こちらは池森先生限定で感想を。
『柴くんとシェパードさん』の直筆カラーイラスト、プロット、キャラ設定、ネームとオリジナル原画が並べて展示されていました。
その他、カラーイラスト作成動画や、下絵とネームがファイリングされたものまであって、見所いっぱい!
池森先生は『柴くんとシェパードさん(2016)』がデビューだし、当然デジタルで描いていると思っていたので、アナログで描いていることにビックリしました。
しかも、エンゾウ先生や鯛野ニッケ先生のように、線画まで直筆で仕上げをデジタルで行うのではなく、トーン貼りの仕上げまですべてがアナログ!
カラーイラストのデジタル仕上げ動画(人物や犬は手書きで背景をデジタル処理)も公開されていたので、デジタル作画もできると思うんですが、アナログで描いているのは池森先生なりのコダワリがあるんでしょうね。
ネームはコピーでしたが、原画はトーンも張られた、池森先生サイドの完成形オリジナル原稿です!
本との違いは台詞が手書き文字なことと、印刷には出ない青色鉛筆で下書き線やアシスタントさんへの指示が残っていること。
トーンを貼る範囲、トーン番号、グラデーション等の指示を見ると、作家さんの存在をリアルに感じられて感激します!
私は『柴くんとシェパードさん』も電子で買ったので真っ白けっけでしたが、かーなりしっかり描写されていて、柴くんのはかわいらしく、シェパードさんのは筋が浮き立っていて男らしい、こんなところにまで表情がある~って衝撃でした!
(電子ではこの表情を伝えないって、けっこう酷いと思うんですよ…Jパブリッシング…)
私は原画展の製作の裏側を見るのが大好きなんですが、見れば見るほど、作家さん個人個人でいろんなやり方があるなーって驚きがあります。
今後もこうゆう貴重な展示が増えていってくれたらいいなって思ってます。