ayaayac
kimagure na jaguar
TORICOで開催されたarca comics展で、ウノハナ先生と池森あゆ先生のペーパーが来場者に日替り配布されました。
●ウノハナ「気まぐれなジャガー」
アラタは「お越し下さいましてありがとうございます。お時間の許す限り楽しんでいって下さい」と挨拶、さすがの大人だ^^
で、椎名にも挨拶を促すと「じ~っくり見てってね~」とダルそーに挨拶して、アラタに抱きつきながら「ただしアラタを十秒以上見るの禁止!」って…
(穴があいたら困るからダメなんだって)
椎名は気まぐれなくせに、アラタが大好きで独占欲をかくさないところがかわいくってしかたない!
はぁぁぁー、ナチュラルにアラタに巻き付いてる椎名がほんとにかわいい!
私も気まぐれなジャガーを飼いたい…
そんな風にイチャついてる二人をpegメンバーは見てます。
なかでもまきちゃんは、不穏な空気を醸していて、穴くらい簡単にあけられそうですw
(私も穴を開けてやるつもりでじ~っくり見てきましたw)
マンガのキャラが来場者に語りかけてくる、マンガの世界観とリンクできた気分にさせてくれる嬉しいペーパーでした♪
arca展の感想も。
合同展なので、作家さん一人一人の展示は少ないんだろうなーって予想してました。
予想通り、複製原画数枚だけ、+色校だけの作家さんもいましたが、見せるべきツボは押さえられていました!
ウノハナ先生は複製原画と色校だけでしたが、pegタオルを肩にかけた椎名とアラタの等身大パネルがめちゃくちゃかっこいい!
池森あゆ先生は別途レビューしてますが、ネームと ”直筆” のオリジナル原画を並べて展示!
星名あんじ先生『希うオリゾンテ』のキャラ設定が展示されていて、三人の関係性を改めて確認できたのが嬉しかったです。
18禁コーナーはイイモ先生と理原先生の複製原画が展示されていて、よけいな線一本引かれてない状態を見せてもらえました♪
イイモ先生はもっと触手が頑張ってるシーンがあるだろ?って感じの無難セレクトだったのがちょっぴり残念…
でも理原先生の18禁はすごい!
私は電子で読んだので真っ白けっけでしたが、原画はクビの窪みとか色艶がめちゃくちゃ生々しくて、えー、ここまで描きこんでいたんだ!とビックリしました。
電子でも線数本引いたくらいのを見せてくらたらいいのにねぇ…
余談ですが、Jパブリッシングって、紙本は修正甘めなのに、電子はがっつり白抜きですよね。
紙本でそこまで堂々としたなら電子も頑張ろうよって思うんですが、紙本は良くて電子はダメなのはなぜだろう???
展示の私的目玉は鯛野ニッケ先生!
『その世のどこか、地図にない国 1話』の作画工程(ネーム→下絵→原稿)がほぼ ”直筆”で展示されていました。
一部ネームにはデジタルの複製もありましたが、下絵と原稿はすべて直筆なんですよ、直筆!
線画までは直筆で、トーン等の仕上げは線画をスキャンしてデジタルで仕上げているようです。
顔アップの一部分のコマは、原稿にそのまま描くのではなく、顔全体を別紙に描き、それをデジタルで合成しているようです。
本では見られなかった顔全体を、それも ”直筆” で拝見できる喜びといったら!言葉にできません。
原稿の線がいちばん綺麗なんですが、迷い線が残っている下絵も味があってすごく良かったです!
線画の瞳のアップは縁取りで睫毛が白く見えますが、下絵はもちろんブラックで、印象が違って見えるのが新鮮でした。
ニッケ先生がTwitterで「せっかくだから原画を」とつぶやいていたので楽しみにしてましたが、予想をはるかに超えた貴重すぎる展示に震えがきました。
ニッケ先生、貴重な直筆原画の展示をお許しくださって感謝しています。
いつか出版社の枠を超えたニッケ先生単独の原画展をぜひとも企画していただきたいです。
>TORICO様、ぜひ!
そして嬉しすぎることに『その世のどこか、地図にない国』の続編連載が2019年に決まりました!
キャプションに書かれた一行を見て、嬉しくて躍り出しそうでした。
やったぁぁぁぁーーー♪大人の男の色気をまとったムスティアと、愛されて妖艶になっちゃってるノネにまた会えるのかな?
すっごく楽しみです!
原画展は、完成本ではわからない製作の裏側を見せてもられるのが本当に嬉しい。
ただ残念なのが欲しかったグッズが完売してしまって買えなかったこと…
来場できなくてもグッズは欲しいって人もいると思うので通販してくれたらいいなぁ。