marilyn
ryu hakushaku no hanayomeerabi
SSの中にまたひとつ素敵なおとぎ話が!
『妖精の女王様のお菓子作り』
本当にハンガリーの童話としてありそうです!
食材など何でも揃っている謎がこの中にありました。
とってもほっこりしました。
そして、二人の生活から垣間見えるフェレンツの幸せそうな姿。
日向のためにフェレンツの料理の腕前、ぐんぐんあがってるのではないでしょうか~。
いくら本があると言っても・・・スパダリです!
甘い嫉妬姿も見れて、ごちそうさまです!な一編でした。
そして、本編での新聞記事の件でも感じていたのですが、大鷲は大鷲のままだけど、もの凄く有能な執事に感じました。
日向がシロとクロと名付けた、フェレンツのしもべの2羽の大鷲。
大鷲たちは、様々な果物や食材などを日々どこからが運んでくるが、いったいどうやって入手してくるのか、日向は常々疑問に思っていて、、、。
その秘密が、日向が子供のころになじんでいた絵本の、妖精と妖精の女王のお話だったと明かされるお話。
本編読んでいても、その辺やっぱり気になってたから、こういう種明かしの小話があると嬉しい。
もちろん、そんな種明かしだけじゃなくて、二人の甘い生活の一端が垣間見れるのも幸せ。
本編の後日談です。
以下内容に触れる感想****************
お話は、日々食しているスイーツや食事のお話。食材が毎日手に入るんだけど、これはどうやって入手を?という日向の疑問から、大鷲1号や2号を始めとする大勢のしもべたちの努力が明らかになります。幸せいっぱい♡感じてスイーツをいただいていたら、そのスイーツにまで伯爵は嫉妬するという・・・
あんたが作ったスイーツだろうが!とめっちゃ突っ込みたかったのですが、日向、そこは上手かった!伯爵の懐柔方法を既に把握してる!と感嘆したので萌ですw
本編では百万歩譲って健気な伯爵!ということにしたとしても。
こっちでは遠慮なく「へっぽこ」ぶりが出てるように感じました。