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てんてん
gokudousan wa aisareru papa de aisaika
ふみのだいすきなぱぱ
本品は『極道さんは愛されるパパで愛妻家』の
ルビー文庫創刊25周年記念フェアで頂ける
SS付イラストカードになります。
イラストカードは
表面が文庫本カバーのカラーイラスト、
裏面に史視点のSSを収録しています。
史の母の兄の来日で
史は賢吾が自分のパパじゃないと
知ってしまいます。
それでも賢吾は
史のパパでいたいと言ってくれ
史もパパでいて欲しくて
賢吾をパパに決めます。
そんなこんなの騒動の後。
いつもの時間に目覚めた史は
やけにほんわかとした温もりに
包まれていることに気付きます。
仰向けに寝たまま
そっと顔を向けると至近距離には
史の大好きな佐知がいました。
佐知の胸に摺り寄せようとしたら
後ろから力強い腕に引き寄せられます。
史を包んでいたのは佐知だけではなく
寝起きのよくない賢吾は史の体を捕まえ
またすぐに寝息を立てました。
史は今度は
賢吾の寝顔を眺め始めました。
また賢吾をパパと呼べることが
史には嬉しくてたまりません。
パパをパパだと決めたけれど
本当にいいのかな?
パパは無理してないかな?
史がそんな心配をしていたら
佐知がある事を教えてくれます。
それは…
ポスカサイズのカードで
二段組の短いSSですが
史と賢吾の関係が
史視点で描れています。
パパは史のことが大好きで
帰りがどんなに遅い時でもいつも
史の寝顔を見に来ているんだぞ?
本当かな?と思った史は
一度、賢吾が帰ってくるまで
頑張って起きていてみます。
そしたら夜遅くに賢吾がやってきて
寝たふりする史の頭を笑って
くしゃりと撫でてくれました。
その時史は賢吾が史のことを
本当に大好きなのだと思えたのです。
眠る賢吾に史はそっと告白します。
ぱぱ、だいすき
すると俺も好きだと即座に言われて
もう一度とねだられ
それを聞いて起きた佐知にも
自分もとねだられる
という幕引きまで
史のいじらしさにキュンとくる
可愛らしいお話でした。
史という存在は
賢吾と佐知にとって鎹ですが
史にとっても賢吾と佐知は
大切な家族なのです。
大人の思惑はどうあれ
幼い史が懸命に考えたのだと
思うとグゥーときちゃいます o(>_<)o
そのうち佐知の所有権を巡って
賢吾と史がバチバチしそうだけど
それもまた楽しみかな♪