ポッチ
kokoro wo korosu houhou
『心を殺す方法』の3巻と4巻をまとめてとらのあなさんで購入するといただける特典リーフレット。大きさはコミックよりも少しだけ小さいサイズ。やや厚手の紙に、表紙+漫画3Pの合計4Pの描き下ろしリーフレットです。
表紙は4巻と同じもの。
春樹視点の話です。
ネタバレ含んでいます。ご注意を。
漫画1P目の枠外に、カシオさんの注釈として
「1巻のP7~辺りの光くん視点のお話です」
と書かれています。
まだ彼らの両親が再婚して間もないころのお話。
アルファベットの書かれたパズルで遊ぶ光。
H、I、K、A、R、U
というアルファベットの書かれたパズルを触っているうちに大発見をする光。
それを春樹に教えようとするものの、春樹は光の母親と会話中。
春樹さんは優しい
みんなに優しい
こっちを見て
僕だけを見てよ
春樹の優しさが自分だけに向くものではないという事に少なからずショックを受ける光ですが、その後彼の部屋を訪れてくれた春樹に、先ほど自分が見つけたことを教えようと話しかけます。
今日ね 大発見したの「はるき」と「ひかる」は特別なんだ
何が?
と返す春樹に、
アナグラムっていうんだって
光をローマ字にするとね…
と一生懸命説明する光ですが、春樹はその横で寝てしまって…。
というお話。
この頃はまだ仲のいい兄弟、というくくりだったのにな。
とちょびっと思ってしまった。
本編はシリアス一辺倒でしたが、この小冊子は「家族」としてのカタチがまだ機能していた時のお話で、ほのぼのなお話でした。