ayaayac
takaku shoko sakkaseikatsu 20shunen kinen
高久尚子先生の作家20周年記念の小冊子。
表紙を含めて28ページ、表表紙はどてちんを真ん中に金沢先生をハグする加賀さん、裏表紙は犬の着ぐるみを着ている「僕はすべてを知っている」オールキャストでデフォルメ気味な絵でかわいいです。
●湯気の向こうの絶景よ 「僕はすべてを知っている」番外編
犀川先生お目当ての高級旅館の懐石コースは4名様からってことで、犀川先生&歩カップル、金沢先生、和倉くんの4名で、さいかわクリニックの社員旅行に繰り出します!
そこで貸し切り露天風呂があると聞いて、「全員の股間をみるってこと」と下半身医3人は思惑があり…
犀川先生と金沢先生は、和倉くんの絶世の美チンを待ちかまえ、和倉くんは気になる金沢先生で勃っちゃったら大変とトイレで抜き作業、歩くんは「ちんこのことしか頭にない汚れた大人たち」から和倉くんを守らなくてはと決意。
犀川先生は歩を裏切れないと金沢先生に和倉美チンを目に焼き付けるよう託すけれど…
和倉くんは期待を裏切って海パンを履いてきやがった!
そして後日譚、加賀さんと金沢先生はお土産の入浴剤を使ってお風呂でイチャイチャ、犀川先生と歩も今度は二人でと約束してます。和倉くんは実家の広い風呂でのびのび。
「ちんこのことしか頭にない汚れた大人たち」の悲喜こもごもが笑える番外編でした。
和倉くんは金沢先生を想ってるって、また失恋になってしまうのがかわいそう…和倉くんも幸せにしてあげてください。
それと読者の私達にも和倉くんの美チンを披露してください。
●どてどてどてちん プロローグ
ペットショップでどてちんを見初め、売れてしまわないかドキドキしながらペット可の新居を探す高久先生。どてちんへの愛を感じます。
でも、どてちんに話しかける藤生さんを見て「言葉も通じないのに」とビックリしてるのにギャップが…通じなくても声のトーン等で気持ちは伝わると思うんですが。
そして新居は藤生さんの部屋もある物件で、高久先生とどてちん二人だと心配だろと、なかば脅迫するようにして同居が始まったようです。
出版社を超えたお仕事の集大成のような冊子を期待したのですが、応募に関わった2冊の番外編のみで、20周年の特別感はとくにありませんでした。
でも、さいかわクリニックの皆さんがいつも通り楽しそうだったので満足してます。