ポッチ
kachoufugetsu
Amazonさんで購入するといただける8Pリーフレット。大きさはコミックと同じB6サイズ、緑色の紙にモノクロ印刷されてます。
表紙も何もついておらず2枚の紙を二つ折りにしただけの8Pの漫画で、はっきり言ってしまうと簡素な造りのリーフレットなのですが、内容はとっても濃い。内容はすでに書いてくださっているので感想を。
本誌のレビューの方でもこのリーフレットについて少し感想を書きましたが、このリーフレットが読める方と読まない方がいるのは非常にもったいない、という感じ。
時系列は本編終了後。火弦視点での内容です。
なんですが。
ここに記されているのは曜明さんの気持ちなんですね。
今までどんな時でも透子さん・羽美ちゃん親子が一番の優先事項だった曜明さんが、彼女たちと行動することよりも火弦のそばにいることを選んだ。
この行動の意味するところを、火弦はちゃんと理解していてくれているだろうか。
俺は今 曜明さんの中で 何番目ですか?
と心の中で問う火弦に、大丈夫だよ、と声をかけてあげたくなりました。
曜明さんが火弦の頭をなでるシーンは寡黙な曜明さんの数少ない感情表現の一つで、それはそれでとても好き。でも、もう少し言葉として火弦に伝えてあげてほしいな、と思ってましたが。
最後の火弦が眠ってしまったときに曜明さんが火弦にかけるセリフが!
起きている時には伝えられない曜明さんの不器用さと、そして火弦へのあふれ出る想いが透けて見えて、激萌えしました。
特定の書店さんで購入しないともらえない「特典」というのが残念なくらい素敵な内容のリーフレットでした。
曜明からご褒美をもらえた翌朝、火弦は食欲が無くて発熱していた。
曜明は羽美たちと一緒に牧場に行く予定をけって旅館に残り、火弦の看病をする。
座薬を入れるか?と心配する曜明に「どうせ入れるなら別のがいい…です」と大胆な火弦!でも「熱が引いたらな」と鼻をつねられる。
曜明に頭を撫でられて「ずっとなでてかわいがって欲しい」と言いながら火弦は眠りにつく。曜明は「なら長生きして一生そばにいればいい 死ぬまで可愛がってやる」と言いながらキスしそうな雰囲気。
本編はずっと火弦視点で語られ、志水先生も6巻のあとがきで、曜明がなにを考えているか不安にさせているかもと心配していましたが、このamazon特典リーフレットは曜明視点で語られ、火弦は死ぬまでそばにいて欲しい存在だってことがわかりました。
恋人って言葉の定義はないけれど、お互いにずっと一緒にいたい存在。
曜明が同じ気持ちだってことは、火弦にとってきっと何よりも嬉しいご褒美!
これは本編に入って欲しい大事なエピソード…
5巻特典の時もレビューに書きましたが、こんな大事なエピソードがいち書店の特典にすぎず、本編から消えてしまうのはとても残念…
オマケはとっても嬉しいけれど、本編に影響がない範囲でお願いしたいです。
結ばれた翌日のお話みたいです。 今までの曜明さんなら透子さん親子を優先させて行動してたけど、今回は違うんですよっっ。 何気ないセリフでも火弦を優先するような雰囲気まで出てて、すごく特別感があります。 その辺は火弦本人が一番ビックリしてるのかな? でもやっぱり曜明さんは曜明さんだった… 火弦が眠った後のそのセリフ。 だからーっ、起きてるときに言ってやってくださいよっ! もっともっと火弦に特別感出してやってくださいよぅ。
ヤクザ幹部:辻本曜明×ヤクザ構成員:佐野火弦です。
花鳥風月6巻の続きですね。旅館での初H後の続きです。
他の方もとっくに思っているとは思いますが、今まで亡きお兄さんとその家族が第一優先だったので、まさかの火弦を優先しているとかさ~。
もう!曜明さん!!って思いましたね!
火弦が「俺は今、曜明さんの中で何番目ですか?」ってありましたが、そこ!読者もそこが気になるのですよ!!って思いましたね!
今まで、お兄さん家族優先してたのに、火弦を優先したってことは1番目?
1番目でいいですよね?って思うんですけど、どうでしょう??
でも、火弦を優先にしたとはいえ、LOVEなのかLIKEなのかが良くわからなかったんですよねぇ~。
男は愛情がなくても抱けるって言いますし。そこは今後分かるのかなぁ~?
本編でのレビューでも言いましたが、これは本当に特典とかではなく本編に入れるべきですね。
私はたまたまGETすることができましたが、もし出来なかった方は本当にもったいないと思いました。