「緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼」有隣堂特典 書き下ろし小説ペーパー 「ポウと小豆団子とその後」

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「緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼」有隣堂特典 書き下ろし小説ペーパー 「ポウと小豆団子とその後」
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
50%
著者
 
イラスト
 
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼(但、有隣堂書店にて購入時のみ)

商品説明

書籍化記念・有隣堂書店限定特典書き下ろし小説ペーパー
小豆団子を作るポウと、その家族に焦点を当てた話です。

レビュー投稿数1

SSならではのお話です。

本編でポウが「王室御用達」の木片を、<温もり>から受け取った後のことが描かれています。

ポウとその妻シュエは三人の幼い子供を抱えて、貧しいながら兄夫婦の助けを借りて、小豆団子を作り売って生活していました。

ポウは本編でもわかる通り、甘味・小豆団子に並々ならぬ拘りを持って作っていることが、こちらでも丁寧に描かれています。

しかしそれが結果に結びつかず、兄夫婦の助けもあり、何とか生活しているようです。
今回の大量注文は、真面目な兄夫婦が手伝ってくれたこともあり最初の納品を無事に終えることができました。

ポウのシュエに対して「今まで苦労かけた」という言葉に、読んでて胸が暖かくなります。

ラフォスエヌの素朴な味を好む味覚が、真面目に働き生活するポウ一家を助けて、レシェイヌでは救うことが出来ない人たちを、ラフォスエヌが救うことが出来るという心温まるお話でした。

でもその後、大量に作る弊害とでもいうのか、小豆団子の味が落ちて、お店が傾くみたい。
でもそれを救うのもラフォスエヌで、この時の様子もどこかで描いてくれないかなと、読んでみたくなりました!

9