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boku wa kimi no iinari
最近久しぶりに1、2とCDを続けて聴き返したんですよ。
この作品に出会えてよかったなって、しみじみと思いました。
発売からだいぶ経ってますが大好きな作品だしやっぱりCDの方も語りたいなーと思ったので、レビューします。
【個人的好きポイント】
◆ストーリーが進むにつれて、お互への思いが変化して行く過程が、口調や声のトーンでしっかりと表現されてるのでキャラクターの心の動きに合わせて聴いてる方も没入できる所が大好きです。
最初の頃の、木下への思いを悟られないようにと、距離を取りたい檀野のツンとした口調、そして木下の普段からクールであまり感情を見せないドライな声色…
実は初めて聴いた時、木下役の中澤さんの声が、キャラには合ってはいるんですが、ちょっと口調が淡々とし過ぎかな、と思いながら聴いてまして…(すいません)
でも後半に向けて、檀野への思いと共に段々熱がこもって変化して行く声を聴いて、あぁ、あの淡々とした声色はここに行き着く為だったんだなと、理解しました。(プロによる演技プランというやつですね)
「あいにく俺ホモじゃないんで 男の尻に突っ込むなんてありえないし」
↑これが
↓こう
「命令じゃないよ お願い。先輩の中 入れさせて」
なるんですよ。
前者は淡々としながらも嫌悪感が含まれた声で、
後者は檀野への愛おしさが溢れた声。
熱のこもり方が全然違います。温度差で風邪ひきそうです(笑)
木下をここまで変えた檀野先輩の健気な愛され力、恐るべし。
そして田丸さんの檀野役のハマり具合が抜群にいいんですよね。
真面目で健気で、落ちついた優しい声に、ほんの少しの鬱々しさ(過去のトラウマからくる同性しか好きになれない事への負目みたいな物)が滲んでて本当に檀野先輩です。
もうオープニングのモノローグからグッと引き込まれます。
絡みシーンでは、とにかく木下を無自覚に煽る台詞の色気がヤバかった。
「いやじゃないから…やめないで」とか
「もっとして…ー〜っ」とか
↑ここは原作ではこんな感じですけどCDだと「もっとぉ…してぇっ」って堪えてた物を押し出す感じで言われてて、音声になったからこその破壊力に、BLCD化の醍醐味を感じました。(トラック6が一番エロい)
個人的にBLCDの絡みシーンは喘ぎそのものより、喘ぎの間に挟まれる台詞で萌えやエロスを感じたいタイプなので、その震え声の煽り演技が私の好みに刺さったんですよね。
実は私が田丸さん出演のBL作品をキャスト買いし始めるきっかけになった作品でもあります。
このCDを聴いてからというもの、田丸さんの沼にズブズブとハマり、あれこれ漁り始めました…
◆あがた愛先生作品の魅力であると思っている、じっとりとした生々しい空気感がちゃんとCDでも感じられて、全体的に丁寧な作りな所が好きです。
フィフスアベニューさんは作品の世界観を表現するのが、比較的上手いレーベルさんだと思ってます。
普段BLCDにはBGM無くても構わない派なんですが、この作品は全体的にBGMがいい仕事しているな、と思いました。(特に檀野先輩がメガネからコンタクトに変えたシーンや、教室で結ばれた後のシーンなど)
あとエッチ中の効果音は1、2共に、パンパン音ではなく水音系です。
【初回限定版と、アニメイト限定版の特典ミニドラマについて】
初回限定版は、コミックスの書き下ろしでもある『5.5話』の音声化と、コミックス未収録のテニス部合宿の夜の大浴場の更衣室エッチ。
中澤さんと田丸さんの巻末トークの3トラックがついてます。
更衣室エッチは、久しぶりにメガネをかけた檀野先輩が堪能出来ます。檀野先輩が木下のをフェラ→顔射(眼鏡射?笑)された後の「じょうずにできたかな…?」の破壊力にメロメロでいつもより年下ワンコ感のある木下が可愛いです。
アニメイト限定版では、↑にプラスしてコミックス未収録の、休み時間トイレエッチのミニドラマが聴けます。
こちらはトイレでいちゃいちゃ中、時間足りないから挿れないつもりだった木下に、檀野先輩が挿れて欲しいっておねだりして、初めて授業さぼっちゃうお話。
どのミニドラマも短いのにしっかり萌えるし、エロいしで大満足。
今は在庫切れになってる所が多いので、CD派じゃなければ、ポケドラでの電子購入がおすすめです。
通常盤の値段に有償特典分の値段をプラスして購入すると↑に書いたミニドラマ全部ついてきます。
【最後に田丸さん推しの方へ】
BL以外のコンテンツから田丸さんを推していらっしゃる方で、BLも好きで、どれから聴こうかな?と思っている方に厳選して一作品だけおすすめするとしたら、私はこの作品を選びたいです。
理由は、田丸さんはこの作品頃からBLジャンルでの演技が確実に進化されたような気がするのと(偉そうにすいません)出演者に田丸さんと普段から縁の多い方達が3名もいらっしゃるので(中澤さん、白井さん、土岐さん)なんか安心感があります(笑)
原作が好きでCDはまだ未聴な方にもぜひ聴いて欲しいです。
CD2弾も続けてレビューしまーす。
原作既読です。
タイトル通り、田丸さんがめちゃ檀野先輩です。イメージ通りだし、かわいいしで、もうこの時点で買ってよかったなと思いました。
木下は若干イメージと違いましたが、大きく異なる感じではなく、楽しく聞けました。
この作品はストーリー上 エロは割と多いものの、付き合うまでは甘さはあまり感じないので、エロ多めだけど甘すぎない、いい感じの塩梅の作品かなと思います。
読後感ならぬ聞後感がお腹いっぱい過ぎない腹八分目っていう感じで、ちょうど良く、人を選ばないと思うので、迷ったら買ってみて損はないと思います。
原作既読です。
あらすじは上記にあるので割愛します。
このCD、田丸さんファンはご褒美なのでは……そして濡れ場の演技が進化されていると感じたのは私だけでしょうか…。耐えるような息遣い、震える喘ぎ、裏返った声、とても色っぽくいじらしく、とっても可愛いです……!
攻め役の中澤さんは受けのイメージが強かったのですが、低めの声がすごく素敵で最中の敬語言葉責めもそうですが、結ばれてからの情事中の声にも萌えました。
毎トラックに濡れ場はあるのですが、身体を繋げるのは後半からなので、ふたりのエッチがもっと聴きたい方は初回限定版をお勧めします。とてもあまあまでした。両思いになり繋がるまではいろんなプレイを音で楽しめるのでお得感あります。個人的には乳首責め回が好きでした。他はシチュエーションカテゴリ参照。少しだけですが玩具音あるので苦手な方はご注意を。
受けの檀野先輩が実に健気でいじらしくて、本当に萌えるんです…!!田丸さんの中では少しトーン抑えめの声色だと思うのですが、そこがまたいい…。普段の真面目な先輩と濡れ場の時とのギャップがたまらなく「やめないで…」と声を漏らすシーン、悶絶です。
攻めの木下はノンケだったけど一途な先輩の姿に自分の気づかないうちに惹かれその感情を恋だと自覚する、という描写が丁寧に描かれているこの作品ですが、音声でもその表現はもちろん意識されており、トラック1とトラック6での木下の声色が全然違うんです。最初は軽めの声、あまり感情を見せない淡々とした話し方なんですが、途中からは嫉妬や葛藤が混ざった感情的な声色も増え、最後はとても優しい声になっています。初回限定版のミニドラマなんて本当に甘い声で…先輩良かったね……と心の底から思いました。
普段は見る専だったのですが、初レビューに挑戦してみました。少しでも参考になればと思いつつ…。
田丸さんの受け声が好きな方、中澤さんの攻め声が好きな方は聴いて損はしないと思います。
この作品、続編連載が始まっているみたいなので是非そちらも音声化していただきたいと思いました。
原作を読んだときに、気の毒なほどエロしかないので、
そのエロとエロの隙間を相当丁寧に演技や演出で心情表現してくれないと聴けないと思ったが、冒頭モノローグの田丸さんがさすがの繊細健気受け。
BGMも物憂げで、閉塞感のある雰囲気◎
中澤さんは露悪的なほど素っ気無い態度だけど、
やさしい声の方だから、優男攻めのようで、先輩がそんなに可哀想じゃない◎
トラック2の胸だけでいくときの声が泣き声みたいで最高。
そして自分で「はしたない身体」と言うのも最高。
この後、後輩→先輩に掛ける言葉も口調も、もうやさしい。
初めから後輩は親切だし。両想いの安心設計だとわかる。
コンタクトに変えた先輩の「よかった…」が可愛いですね。
もう~普通に付き合っちゃえよ~と思いつつ、先輩だけいかされる行為が4回、
確かにセフレでも恋人でもないが、それで「ただの先輩と後輩」
「先輩が俺を好きなだけ。そんなの面白すぎる」は苦しいぞ~。
と思わせる。攻めの心情も伝わってくるので、エロばっかりで感情が置いていかれることはない。
当たり前のことだけど、話す人によって態度(声色)が変わる。
吉井と話すときの田丸さんのあまりに健やかな声。守りたい、その笑顔。
5回目の絡みのフェ○は、「やっぱ下手っすね」と言われるので、
ちゃんと下手なフェ○の演技!
普段の田丸さんは上手なフェ○だけどw
(CD上での)6回目の絡みにして初めて攻めくんが勃つ!しかしヤらない!
7回目でキス。そしてやっと!「入れさせて」のお願い。
長かった~!ここまで何回挿入無しの絡みがあった?!
甘いシーンと少し日常デートを挟んで、ダメ押しの8回目。
「意地悪しないで」が最高可愛い。
臆病な先輩を丸ごと背負う決意表明のような攻めくんのモノローグで〆。
初回盤ミニドラマ。
合宿先で眼鏡Ver.の先輩とH。今度は上手なフェ○。
している側が気持ち良さそうに声を出すのってイイですよね~。咥え喋りもイイ~。
顔射というか眼鏡射は音で聴いても良さがわからないねw
初回盤巻末フリトは約1分。
田丸さん「ラブラブシーンがとても多くて」
中澤さん「序盤は息入れなかったからラク。その分、ラブラブになったシーンは気合入れてやらせていただきましたので」
特典フリトは約13分。こちらは白井さんも参加。
「田丸くんを攻めることができて非常に楽しかったです」
「よかったね~」
仲良しだね~。
マッサージの話で「そうやって日々喘ぎの練習を…」「ンッ…(実演)」
中澤さん「田丸さんがアンアン言ってるのがいっぱい聴けるので」
一時期(00年代後半、現在アラフォーの声優さんたちがメインで出演していた時代)は、
BL的な話題を避ける人も多かったが、今はまた普通に話す人が増えたように感じる。
有り難いことです…。
総括。
エロが多いが、食傷気味にならずに聴けた。
これだけラウンド数の多いCDは「熱情に檻で眠れ」(08年/本庄咲貴/安元洋貴×羽多野渉)以来では?