ポッチ
sora ni hiboku wa ryu no utagoe guren womatou ryuou
コミコミスタジオさんで購入すると特典でいただけるおなじみの書き下ろし小冊子。A4の紙3枚を真ん中で折ってつくられているA5サイズの大きさの小冊子で、小説部分のページ数は7P。
さて内容は、というと。すみません、本編のネタバレも含んでいます。本編未読の方はご注意ください。
タイトルは『睦言』。
時系列は本編でフェイワンが本来の姿に戻った後。
ジンヨンの歌声が聞こえて、リューセーがジンヨンの元へ行ってしまったときのお話。
その時を、フェイワンの視点で描かれています。
ジンヨンの元へ走っていってしまったリューセーを追いかけようとするフェイワンですが、まだ体力は回復しきっておらずそれがかなわないフェイワンは無力な自分をふがいなく思うのですが、そんなとき穏やかな感情が彼の胸中に広がります。
ジンヨンとフェイワンはもともと一人(1匹かな?)であることから感情を共有しているため、リューセーがジンヨンの元へたどり着き、そしてジンヨンも幸せな気分になっていることに気づきます。
自分の『リューセー』が彼で良かった。そうしみじみ思っているところへリューセーが部屋に戻ってきて。
寝着で出歩くことは恥ずべきこと、国の王妃であることの自覚を持つように、とお説教をするフェイワンですがリューセーの可愛らしさに…。
というお話。
本編では紆余曲折あってようやく結ばれた二人にヤキモキもしましたが、この小冊子ではひたすら甘々で優しい空気が流れる、そんな小冊子でした。
コミコミスタジオさんの特典冊子
本編のワンシーンの楽屋裏的なお話です。
フェイワンとジンヨンは、二人(?)で一人。人の体と竜の体の二つに分かれていますが、命は1つです。
互いに半身の気持ちなどが、通じ合っているようですが、どんな風に通じ合ってるんだろう?テレパシー?などと、以前から思っていましたが、今回、ジンヨンの感情がどんな風にフェイワンに伝わるのかが分かって、ちょっとジーンとしました。
フェイワンもジンヨンも、本当に龍聖が大好きなんだねーと、胸キュンして暖かい気持ちになるお話でした。