ポッチ
airen no ori shinodayu no hatsukoi
本編の後の二人の話がミハイル視点で書かれています。
詳しく書くと本編も含めてのネタバレになってしまうので控えますが、本編を読んだ後で是非読んでいただきたいです。
忍がミハイルと離れていた5年間の間、ミハイルのことをどれだけ求めていたかすごく良く分かって思わずウルっときてしまいました。忍は辛い時を過ごしてきた分、少しの事で幸せを感じるんですよね。忍のために自分ができる事をしてあげたいと願うミハイルの想いにもきゅんとしました。
これから二人に降りかかるであろう災難を予言するような締めくくりとタイトルに次巻への期待も一気に上がりました。
本編の後の、裏口からこっそり見世に上がった後のお話し。
二人っきりでラブラブしている時間。
Hシーンはないです。
本編では激情に身を焦がし運命に翻弄されている二人ですが、この小冊子ではおだやかに二人だけの時間を過ごしています。
甘ったるい時間を過ごせて良かった…と思いつつも、小さな小さな幸せを噛み締めている様子が切なくて苦しかったです。
こんな当たり前の事が、こんなにも幸せに感じるなんて。
本当に胸が苦しい…
どうか、幸せになってほしい。