東雲月虹
hana yori bishounen
新宿御苑へとお花見に出かけた映と雪也ですが
皆いい感じに酔っぱらって騒がしい園内で
お子様口の映はお酒に全く興味がありません。
桜の木の下にシートを敷いて
雪也が用意したお弁当は三段の重箱!!
中身は映が好みそうな唐揚げやハンバーグたこさんウィンナー等w
でもちゃんとだし巻き卵も菜の花のおひたしも入っていて彩りも豊です。
桜が満開だと言うから、映とデートみたいな事をするのが初めてだし
ちょっと張り切ってしまった雪也に
「あんたって、妙に乙女みたいなところあるよな」と言いながら
心の中では“結構えげつないことも平気でするくせに”って!!w
そうですよねー、本編でめっちゃ言葉責めもしちゃってましたしねぇw
雪也はあれから感情を包み隠さなくなっていて
映は戸惑っていたのです。
雪也はノンケという事もあり、一時の気の迷いかもしれない、と。
そんな事を考えながら〝完璧なフォルム〟のおにぎりを食べて周りを見ると
まだまだ若い学生達が一気飲みをして騒いでいました。
「本当に綺麗ですよねぇ」
勿論桜の事を言っている雪也に対して
映は学生達を邪な目で見ているのです!!
「丁度いい年頃だな。硬過ぎず、柔らか過ぎず……」とか
「あの腰つき、たまんねえなー。どんな動きすんのかなー」とか
仕舞いには「ぜってー可愛い声で啼くよなあ……
あー、想像しただけでなんか」までつぶやいてしまい、
雪也の怒りを買ってしまうことに……。
自業自得ですけどもw
極道スイッチが入ってしまった雪也に
帰った後は色んなお仕置きをされるんでしょうね!
映にはホント、困ったもんだねーと思いつつ、
雪也がしっかり掴まえていてくれるだろうから
あんまり心配していませんw
でも、出来ればお仕置きの様子をじっくり読みたかったです!!
あんなこともこんなことも…?と妄想するのは楽しいですけどもねw
男の純情というか、ピュアな心もある雪也と
結局は年がら年中色ボケの映のやりとりが楽しいペーパーでした♪
時系列的には本編終了後なので、まずは本編読んでから読むのをお勧めします。
二人が、暇を持てあましてお花見に行くお話です。
タイトルの「花より美少年」は二重の意味でかけてあります。
一つは美少年好きの受け(この受けも年齢不詳で外見は美少年)がお花見に行って、花より若い男の子にデレっとしてる様子。
もう一つは、そんな自分以外に目を向けてる受けを許せなくて、独占欲強い攻めが、帰ってお仕置きだ!とこれまた花そっちのけで受けを強引に連れ帰る様子。
2人のキャラが良くでているお話です。
こんな調子で仲良く(?)やってるのね~と、ニヤッとしました。
小冊子とのことですが、これは普通のペーパーといわれているものと変わりがない(文章量もペーパー程度)です。
もちろん特典なので、どんなでも嬉しいしありがたいヾ(^v^)k