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warudakumi nimo hana wa furu
原作既読です。
収録されているのは、原作のPrologue~本編~SIDEコタ組~Epilogueまで、主人公2組のカップルが登場するお話です。
台詞もほぼそのままで、ファンとして嬉しいのは、譲x鷹尾カップルのHシーンが原作より長くなっていることでしょうか。
単行本のレビューにも書いたのですが、鷹尾が前作と比べてかなり柔らかくなっている印象で、今回は男前な所もあって、遊佐さんがクールに素敵に演じられていました。
波多野さんは年下攻めの役なんですが、鷹尾に振り回されつつも頼りがいのある所も見せてカッコいいです。
2人のベッドシーンは相変わらず色っぽいです。割と低めなお声なのが好みです。
虎二x小太郎カプは譲x鷹尾カップルと比べたら少し出番は少なめですが、小太郎が登場すると場がパッと明るくなるのがいいですね。楽しくなります。
私はこのシリーズがほんっとうに好きで、何度も何度も原作を読みました。だから、この「悪だくみにも花はふる」はCDにするには難しい作品だろうな・・・と思っていました。漫画で表現されていた間ですとか、空気ですとか、音だけで表現できるのか・・・?と不安だったんです。譲が財産を寄付しようとするシーンですとか、あそこはあまりセリフがなく絵で表現されていますから、そういうところですね。そういうシーンはやっぱりセリフが足されてわかるようになっていました。
いや、付け足さないと原作を読んだことがない人には伝わらないんですから、仕方ないのはわかっているのですが・・・やっぱり原作特有のあのどこか薄暗い感じの空気とか鷹尾に対する真摯な愛情ですとか、ヘラヘラしている鷹尾がなにか抱えているなっていう雰囲気だとかは表現しきれてないかなって思いました。音で表現するにはとても静かな漫画だと思っていたので難しかっただろうなと思います。最後のBGMはいらなかったかもしれないです。
でも声優さんたちの演技はこれまで通り最高でした。みなさんキャラにぴったりで、ほかのキャストでは絶対考えられませんね。
空気感や雰囲気が表現しきれてないとか書きましたが、完成度的にはかなり良いと思います。最後のほうはやっぱり泣きました。フリートークでみなさん言っていましたが、これで終わってしまうのはさみしいですね。ほんとうにいい作品でした。
シリーズ第3弾ですね。
今回は鷹尾と譲組が中心となってはいるものの、虎二と小太郎組も結構出てるしいろいろあったり。
素直になれない鷹尾の抱えているもの。
それを知りたいと思いながらも、いつか話してくれるだろうと待っている譲。
けれど、不安になることもあって試してみたくもなって。
それでも何もできないような。
今回は感情面の動きがメインになる感じで、より鷹尾と譲の絆が深まったような(もちろん、虎二と小太郎もなんですが)
とりあえず、鷹尾役のゆっちー(遊佐さん)はえちモードに入った時の色気がなかなかステキでしたv
甘い…というのではなく、なんかどこか女王様然としたようなところもありながら、甘えてるような部分もありつつ。
鷹尾はあんまり喘ぐタイプではないので抑えた感じの声がステキでした。
譲役の羽多野くんは淡々としているようで、どこか年下の頼りなさがあったり、それでも鷹尾を受け止められるのは自分だけだっていう感じの包容力があったり。
小太郎役のよっちん(吉野さん)はもうホントこの役はまり役だなーっていうか、とにかくかわいい!
虎二役のハマケンさん(浜田さん)も普段はわりと淡々としてるような感じもあるのに、小太郎のことはちゃんと可愛がってるだなーって声が柔らかくなるところがあったり。
個人的には2人の足湯のシーン好きかな。
そして、物語はすっごい未来まで続いていくわけですが。
そこまでしっかり音声化されていて見事に完結。
鷹尾と虎二は今とほとんど変わらない感じですが、譲と小太郎はちょっと声が大人になってたようでした。
巻末フリトはゆっちー、羽多野くん、よっちん、ハマケン。
2作目で丸く収まったはずなので3作目は向こうかと思ったら単純じゃない分、こっちかみたいな。
エピローグが15年後で戸惑ったり。
大前田組の組長は15年後はどうなって…(笑)
このシリーズ、多分、間違いなく、前作(悪人を泣かせる方法)も、前々作(恋まで百輪)も聞いているはずなんだが、、、何故レビューしてないんだろう?
シリーズ3作目のこの作品、既に出来上がっている二組のカップルに、ちょっとした事件が降りかかり、、、というもの。
原作コミックスのちょうど前半分を音声化。
このくらいの分量だと、尺に結構余裕があるので、原作のかなり細かい所まで拾ってあって、
そしてエチが濃厚。
羽多野さん演じる譲の「攻め喘ぎ」がたっぷり堪能できます。
それにしても、このキャスティングって、
ホント、絵のまんま。