牡丹燈篭
bessatsu cobalt bunko
雑誌「Cobalt」2013年9月号付録です。
コバルト文庫の人気作の漫画版やトリビュートイラストを収録したアンソロジーとなっています。私が読んだのは漫画「炎の蜃気楼邂逅編 のうまくさまんだ」と漫画「鬼舞」、トリビュートイラスト「風の王国」です。
【漫画】「炎の蜃気楼まんが邂逅編 のうまくさまんだ」ほたか乱(原作・桑原水菜)
※原作小説は桑原水菜の「炎の蜃気楼邂逅編 真皓き残響」シリーズ(既刊14巻)
戦いのためそれぞれの能力を高める上杉夜叉衆一行。恐ろしい武器を手にした柿崎晴家や安田長秀ら。さて直江と景虎は…。
【漫画】「鬼舞」星野和夏子(原作・瀬川貴次)
※原作小説は瀬川貴次の「鬼舞」シリーズ(既刊10巻)
四コマ漫画です。メインは本編の主人公である宇原道冬と安倍吉平・吉昌兄弟のライバルである大春日康史。原作小説では安倍兄弟、特に安倍吉平に辛辣な言葉を吐いたり、皮肉を言ったりする憎まれ役の康史ですが、実はツンデレ!?可愛い一面もあるのでした。
【イラスト】「鬼舞」瀬菜チチリ(原作・瀬川貴次)
「鬼舞」のトリビュートイラスト。
【イラスト】「風の王国」氷堂れん(原作・毛利志生子)
※原作小説は毛利志生子の「風の王国」シリーズ(全27巻)
原作小説は増田メグミ先生がイラストを担当しています。本アンソロジーでは氷堂れん先生がトリビュートイラストを描きました。
イラストを飾るのは李翠蘭とリジムの夫婦。二人がまだ幸せだったころでしょう。原作イラストの二人より幼い印象でした。