茶鬼
ao no katami
こちらは、販売店(ちるちる)限定の特典ペーパー。
出版社特典とは違った話が載っているので、こうしたエピソードは本編を補完するのに更に役立つような気がします。
題名が【すみません、うちの操縦員が。~カメとプロペラ~】
~以降は置いておいて、この前についた”すみません、うちの操縦員が”って何だか六郎がおかんみたいでありません?
やんちゃ坊な息子・恒のしでかすことに謝ってるみたいな(笑)誰に謝っているかというと、カメ!?なのかなw
本編の中で恒が波打ち際の波の泡を見て泡雪みたいだと言ったシーンがありました。
それは彼の故郷を思いださせるものだったのだと思うのですが…
恒が淡雪をつくるから寒天の材料になる海藻を探すのだと海にいる。
六郎は泡雪といったら緑だろ!と恒に言われその色の材料になる何と!「虫」の採集を命じられるのです。
泡雪に対するこだわりだと思いますが、虫って・・・汗、、、そして六郎がそれをしているシーンがきっと虫耐性のない方には・・・うもうもうも・・・潰すところまでなかったのが幸いでしたw
さて、お次は卵です!
卵白を泡立てて作るのですから必須品。だけど軍のものを使うわけにはいかないのでこれも自家調達せねばならくて、
そこで思いついたのが亀の卵。
それを見つけて恒が割ろうとすると、出てきたのは小さな亀の赤ちゃん。
小さな鰭をパタパタさせて、それが恒には飛行機のプロペラに見えて~
やっぱり飛行機が大好きな恒らしく亀に名前をつけて結局海にもどしてやる。
そして泡雪作りは寒天もとれなかったことから流れてしまうのですが。。。
戦場まっただ中の島での穏やかな、まるで子供の遊びみたいな二人の姿が、
恒に振り回されながらも言う通りにしている六郎が、まさにペアだよね♪と思わせるいいエピソードだったと思います。
カラっとした楽しさの中にどことなく郷愁を匂わせて、切なさもあるような。
そして裏面はイラストを担当した牧さんのラフ画が載っています。
六郎のキャラ決定前の候補4種。
恒のキャラ決定前の候補4種。
そして表紙の候補ラフなど。