あらすじ
大神ゼウスの命により、地上では災いの種が蒔かれ、人々は争い、動物たちは暴動を起こし始めていた。「罪を裁くべきはずの神を、おれたち天使が裁く」……六聖獣はついにゼウスへの反逆を決意し、いずれくるであろう決戦に備え、策を練る。一方、ゼウスは反旗を翻す六聖獣に憤りながら、それを倒すべく万全なる時機をうかがっていた。しかし、全知全能の神でありながらも、果たして勝てるのだろうかと焦燥感をも募らせる。不気味な静けさに包まれる天界で、天使たちは想いを交錯させながらも、己の意志に沿い動き始める。彼らは今、激動の時を迎えようとしていた……。