あらすじ
反旗を翻した天使たちは大神によって裁かれる──。ゼウスによって蹂躙を与えられ続けるユダ、そして十字架に礎にされるシン。今もなお、天空城ごと凍りづけにされたままのルカ、ゴウ、レイ、ガイ、キラ。大神に違命した彼ら天使に下された戒め、抜け出すことの出来ない混沌の闇のような、無間の責め苦は続く……。しかしその中で、天使たちは一筋の光を見いだす。それは責め苦からの解放か、それとも大切なものを失う崩壊か……。だが天使達は恐れなかった。後ろを振り向くことなく、その光に向かった。天使たちは願う。真の平和が訪れることを──。