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family bible
原作既読です。
収録されているのは原作小説より『ファミリーバイブル』と『ファミリー・トライアル』の『一』の部分です。
原作を読んだ時に、恋愛モノとしては余り魅力を感じなかった作品だったのですが、既にドラマCDが手元にあったので聞いてみました。
やはり恋愛モノとしてよりも家族の問題に重点が置かれている作品なので、キュンキュンするとか恋愛の切なさを感じるような所は個人的にはなかったので中立評価にしています。
主役を演じられている小野さんと千葉さんは素敵なお声で、小野さんはヘタレでナマグサな長永にはかっこ良すぎるお声かも(笑 もちろん褒めてます)。
千葉さんは美人で優しい逸木のイメージに合っていて、濡れ場になるととてもセクシーでした。
ヘタレな長永を上手くリードしているような場面もあって、年上の雰囲気も出ていたと思います。
正直、これがどうして物語になったのか発端が謎です。
小野くん演じる長永が「幸せすぎて」とたびたび口にしますが、その幸せ感がいまいち伝わってこないというかなんというか…
周囲の評判を聞いていると「子供の声が耳に響く」等あまり評価が良くなかったですが、私としては子供はかわいかったと思います。
それよりも気になるのはこの「幸せ」の表現の仕方で、男性二人がパパとママで子供が二人に懐いていて、3人一緒に同じ家で仲良く暮らす…本当にそれで大丈夫か?始終疑問に感じてしまい、感情移入することができませんでした。
その原因のひとつが、ドラマ中盤に出張ってくる離婚したママの話。嫌味なことを言われたりひどくシリアスな展開になるくせに、長永は何もできないわパパもただ嫌味を言い返すだけだわ…しかもその問題はあっけなく解決し…いったいこの話はどこに視点を置いているのか?
男性二人が暮らしていくにあたってドリームにするのか真剣なのか、どちらかにしてほしかったと思うのが本音です。演出がとにかく悪いと思う。
…けちょんけちょんですが、小野くんの「俺がキスするところがきれいなところだよ」と千葉さんの「我慢できるの?」が大変良かったのでこの評価になりました。
家族物が大好きで集めている分、このCDはちょっと残念でした…。