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『斉木×佐藤編』
高校時代、ライバル関係だった斉木と佐藤。
友人ではなく競い合うだけのライバル。
そんな2人が偶然再会して。
佐藤は突然「好きだ」と斉木に告白し…。
思ったよりも全然あっさりくっつく展開ではあったんですが、サラッと楽しめました。
高校時代ライバル関係のまま終わってしまった2人ですが、互いにそれとなく思うところはあって。
佐藤の方はもう完全に気持ちはあったものの言い出せずにいて。
再会して斉木がわだかまりなく接してくれたことで勇気を持って告白することができたんだけども。
付き合ってはみるもののどこかで勝負しちゃうようなところあって。
こっそり内心で勝負してみたり。
弱みは見せたくなかったり。
ま、好きな子の前で格好つけたいってのはスゴクわかるんですが。
でも、何も知らないで行ってみてアレだと完全に誤解するよね。
それで取り戻しに行く斉木がなんか男前でもあったけれども。
斉木役の間島さんは落ち着いた感じの声。
佐藤役の前野くんもわりとナチュラルなトーン。
でも、どっか愛が溢れてる感じ。
『広瀬×近衛編』
近衛は彼氏と別れると部屋の中を空っぽにする。
大学時代、先輩後輩の仲だった広瀬と近衛。
一時は同居もした仲の2人。
社会人になって再び会って。
昔と変わらぬ友情を育んでいるようで…。
正直、こっちの方が好きです。
というか、川田さん初聞きかも。
穏やかな優しい感じのトーンでした。
それでいてどっか危なっかしいというか妖しい魅力みたいなのがあるというか。
広瀬はある時、自分の気持ちを自覚するんだけども、近衛の所業を見てきてるから近付いたらいつか別れがくる、捨てられるっていうのがあって踏み込めなくて。
それがなんだかせつない。
離れるくらいなら友達で。
それが突然の近衛の告白が関係が変化するんだけども。
そういう不安が言わせてる言葉なんだろうなとは思いつつも言われる近衛はせつないだろうなーと思えるところもいくつか。
「捨てるの?」っていう近衛のセリフがなんだか印象的でした。
大典さん(楠さん)の広瀬もフツーに男前でした。
巻末フリトは間島さん、前野さん、川田さん、大典さん。
間島さん、ライバルに憧れる的発言をして舌打ちをされる。
川田さんと大典さんはリアル先輩(大典さん)後輩(川田さん)。
トンコツ臭を出さないように頑張った大典さん。
特典フリトはも同じメンバーで。
大典さんの声が中田譲治さんに似てる。
今回の間島さんは関智一さんに似てる。
前野くんはよくイ伊藤健太郎さんに似てるって言われる。
川田さんは大典さんに「カワウソ」と呼ばれてる。
川田さんと大典さんは声優やる前の劇団時代からの20年来の付き合い。
川田さんは大道具とか作るのが得意だったとか。
クセとかの話では収集癖のある間島さんはライダーの変身ベルトを集めてるのだとか。
大人用もあるけど子供用にこだわるのが間島クオリティ。
そして、その子供用ベルトが入るように体系も維持。
全体的に楽しげな感じのフリトでした。
大典さんはホントに川田さんのことをナチュラルに「カワウソ」と呼んでた(笑)
お話が二つ入ってます。
二つとも、可愛くて優しいお話でした。
ユキムラさん原作にしては、ほつれというかヒネリというか毒というか、ストーリーにもう一匙の“ナニカ”が足りなかったかなァという印象でしたが、キャラクターは魅力的だし十分に楽しめました。
濡れ場はない、ないというかあっさり翌朝になって説明で終わらせてしまう。
キャスティングも脚本もBGM等の演出もソツがなくて良かったし、フリトも和気あいあいとして楽しかったです。
前野さん×間島さん
再会モノです。
学生時代にライバル関係だった相手と、再会して付き合うようになる。
もうちょい空回りで笑わせてくれても良かったんじゃないかなァと思いました。
楠さん×川田さん
学生時代からの友情同士が恋人になる。
ずっと友人だったからこそ、いろんな躊躇いがあるのが伝わってきました。
熱い感情のぶつかりあいみたいなものはないけど、モヤモヤした感情を隠して相手と向き合う感じがリアルで良かったです。
原作既読です。
収録されているのは、原作漫画のおまけまんが以外の部分。
台詞やシーンもほぼそのままで原作に忠実に作られていたと思います。
個人的には、原作を読んだ時にはちょっと分かり辛い台詞が数カ所あったのですが、ドラマCDではそれに少し説明の台詞が追加されていて、ドラマCDを聞いて理解できた箇所があったので、脚本がいいなと思いました。
2組のカップルが登場するのですが、2組とも学生の頃からの付き合いで、今は社会人になって大人っぽい雰囲気のお話です。
最初のカップルは受け様視点、2組目のカップルは攻め様視点で描かれています。
主演の4名の声優さんは、特にファンというわけでもないのですが、楠さんと川田さんのお声が結構好みでした。
楠さんは渋めの大人という感じでしたし、川田さんは美人だけどどこかフラフラしてそうな、経験豊富そうな色気みたいなものが少し感じられました。
前野さんと間島さんは余り聞き慣れてないせいか、お声の聞き分けが難しかったです(汗)。
お2人とも癖のない爽やかな美声なのですが…。
斉木の意地っ張りだけど我慢が効かなくて…というのが可愛いです。
いい意味で、癖のない声質のキャストさん達で、聞きやすく
耳に優しい。元ライバル同士、という設定もキライではない。
しかし、パンチが効いていない。キャラクターが、
なにかで迷ったとき、「考える→決断→決定」と過程を見せるのだが
結果があっさりし過ぎていてバランスが悪いかな。
全体的に物足りなかったです。官能的でもない。
トークはキャストさん達の声が、○○さんに似てたとか、
○○さんは声が似ていると言われた、とか
私的に新鮮だったのは、良かった。
この作家さんのCDは、もう買わないと思う。