fiona0109
乙女度が上がってます、芹沢役の石川さんが。
お話は「異国色恋浪漫譚」収録の「恋の案内人 番外編」にかなり加筆したものになってます。
主人公二人は既に一緒のマンションに住んでいて、高岡が芹沢にプロポーズする場面から始まります。
このシーンの高岡の声が甘い!!森川さん最高の甘あま声じゃないかと思うほど。
幸せ絶頂の芹沢なんですが、仕事先の結婚相談所に高岡の母親からかかってきた電話でグルグル悩むことに。
この時の芹沢がなんとも女々しくて、もしかしたら受け付けない方がいるかもしれません。まぁ、ただおバカさんなだけなんですけどね。
フリトも入っていて、このCDが届く時期がクリスマスということでその話題に。
声優さんたちはクリスマス~年末ごろが一番忙しいらしいです。
森川さんは毎年お節をオーダーしていて、それを取りに行くのに、31日は出来るだけ休みを取ることにしているそうな(なんでも夕方4時までに取りに行かないと行けないらしい。笑)。
本編もフリトも楽しい一枚でした。
なんてことはない、前作でくっついた主役カップルのイチャイチャだらけのお話です。
こういう続編はあんまり好きじゃない私なんですが、それでも楽しく聴けたのは、原作者のやまねあやのさんのキャラクターづくりの上手さのおかげかなぁと思いました。とにかく主役の二人とも、性格は違えど心地のよい明るさがある。
まあでも、母親関係の話をコミカル方向に広げていったらもっと面白かったかもとか、前作にはふんだんにあった結婚相談所にくる女性客のおもしろネタがほとんどなかったのが残念とか、ちまちました不満はありました。
濡れ場もわりとあっさり。芹沢さんの喘ぎは前作よりも可愛くて良かったです。
ともあれ万人向けの、ほどよく明るくてほどよくエッチでほどよくコミカルな、聞きやすいお話だと思います。