むつこ
面白かったです。
古い作品ですが、想像してたよりも古くささを感じなかったですね。
ネイティブにとっては若干の違和感のあるあやしい関西弁を、主役のお二人ともしゃべってます。でもそれがすごく可愛かったです。方言萌えされる方にオススメ。
年下攻めの檜山さんの一生懸命さにほっこり。
緑川さんの天然ボケキャラはファンにはタマラン。キョトンとしたまま相手を脱力させることを言うところが可愛くてさ。泣き出すところのタイミングのズレ方とかにもハゲ萌えました。
話はなんてことない学園モノなんですが、ほのぼのさとコミカルさのバランスが良かったです。
濡れ場は朝チュン。
パンチ力不足も感じましたが、なごみ系作品としては及第点だと思います。
原作既読です。
収録されているのはコミックス1巻から『抱きしめたい』、『DOKI DOKI』、『DAI SUKI!』、『KENAGE』、『先輩のお気に入り』そして『君のいる聖夜』の内容になります。
『先輩のお気に入り』と『君のいる聖夜』は原作より大分カットされていますが、お話の流れとしては自然でした。他のお話は多少カットされている部分もありますが、丁寧に作られていると思います。
原作もほのぼのとコミカルなのですが、その雰囲気はよく出ています。
かなり強めの関西弁を話すキャラなのですが、出演されている声優さん方も関西弁頑張っていらっしゃいました。
関西出身の私は多少違和感を感じましたが、そこがまた可愛いというか(笑)。
もう20年以上前の作品とあって、皆さんお若いな~という印象です。
緑川さんも遊佐さんも今ほどクセがありません。
岡田先輩の天然っぽさを緑川さんが好演されてました。
ラストの『君のいる聖夜』では岡田先輩の必死さが伝わって来て、こちらも思わずホロリとなっちゃいました。
檜山さん演じる矢ケ崎は真っ直ぐ一途な年下ワンコで、岡田先輩の天然ぶりに振り回されっぱなしなのですが、コミカルな演技が面白かったです。
私は遊佐さんも好きでちるちるさんで遊佐さん出演のドラマCDを検索したのですが、BLのドラマCD作品で遊佐さん出演の作品としてこの作品が一番古いものになってますね。
キャラの名前もない友達役をされてますが、クセがないのでしっかり聞いてないと聞き逃しそうでした(笑)。