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石川さんのちょっと冷たさのある優しい声が孔明にぴったりです!
そして置鮎さんも素敵ですよ。
このお二人だからでしょうか。そこまで激しいわけでもないのになぜかすごくエロく感じます。いや、それなりに激しいのかな。冒頭からそういったシーンはあるので。
でもBLというより朗読劇を聞いているかのような重厚感といいますか趣のある作品で、声優さんの演技を十分に堪能したいという人に向いていると思います。
原作もかなり面白いので続編希望!
私は、この作品は小説JUNE連載時から読んでました。 小林智美氏の装画も最高で、ジャケ絵もか書き下ろしではないものの、小林氏でとても嬉しかったです。 BLCDを聴くのは今回初めてで、置鮎×石川の本番の演技は驚天動地ものでしたが、お二人ははまり役です。
石川孔明 気品と官能を持ち、また軍師としての冷徹さ 内心の葛藤に苦しむ様など見事に演じてくれました。 置鮎周瑜 男らしさと傲慢さ 孔明に執着する一途な思い すごっくよかったです。
脇を固める声優さん達も全員、登場人物のイメージにぴったりで物語に厚みと格調の高さを与えてくださいました。
そして胡弓や琵琶などを使った中華風の音楽。流麗でもの哀しい旋律は雰囲気を盛り上げ、輝かさせてくれました。
濡れ場も時間にすれば短めで、原作の歴史部分もきっちり作られており安心して聴けました。
続編難しいかもしれませんが、是非、孔明の次の相手役 魏延の声聞きたいです。
スタッフ キャストの皆様このように素晴らしい作品を創って頂き本当に有難うございました。
た・だ・し 最後のフリートークは私的にはいただけませんでした。1800年前の三国志の世界から いきなり現実社会へ引き戻されてしまって・・・
でも、原作好きは買って損はないです。
キャストを見たとき、どうしてもTVドラマのあの諸葛亮と周瑜のイメージをつかめなかった。やはり原作の設定に基づいて作られたCDだな。石川さんの声が妖しくて、その激情と冷静さに引き裂かれている人格の妖しさがびっくりさせた。周瑜が原作どおりで納得できた。ほかの役もしっかりしてて、ストーリーが終わる時のBGMを聞いて泣いてしまった。
とても素晴らしい発想だと思う。日本の作家さんが三国史について独自の理解が味わい深くて今までに見たことのない面白いものがある。
小説JUNEで連載されていた頃に激読しました。
若い世代にも是非おすすめしたいです。
初期(1980年代です…高校生でしたw)は、BL小説が単行本化するなんてあまり考えられなかったので、悩んだ末に小説JUNEからチョキチョキ切って、自分で製本して読んでいました(時代を感じるな…)
んなことはおいといて、
元ネタは三国志で、美貌の若き天才軍師・諸葛亮孔明が受け状態という物凄い話、のオープニングがコレです。
相手は呉の孫権が重用した武将にして「美周郎」(男前)と呼ばれた周瑜です。
このカップリング自体、三国志の元ストーリーを知っていると、驚愕モノなんですが…。
元ネタでは、周瑜は自分の策の裏の裏をいく諸葛亮孔明をライバル視しまくり、死に際に諸葛亮から嫌味たっぷりなお手紙をもらって「俺はどうしてアイツと同じ時代に生まれたのか!」と言いながら血を吐いて死ぬことになっております。
ところが、私説三国志では、そんな諸葛亮コンプレックスからか、美周郎も薄汚い手口を使って孔明を抱き、強引に支配しようとするわけです。
しかも、情熱的すぎてドSモード全開の周瑜に孔明も次第に溺れていく…という展開(でも、それで終わらないのが孔明)
ワタクシ自身は「私説三国志」はBL史上最強の作品だと思っておりますが、なにしろ、文章も硬質だし、元ネタが「三国志」とあって複雑な内容なので、おススメしにくい部分がありました。
とっつきやすいドラマCD出ないかなーーーと思っていたら、本当に出た!
キャスティングはちょっと意外でした。
置鮎竜太郎さん→周瑜
石川英郎さん→孔明
置鮎さんといったら攻め受けどちらもいける、怜悧で知的なイメージあったんですけど…むしろ、置鮎さんのほうが孔明じゃないの???みたいな。
で、さらにビックリが石川さんで、あれ?石川さんて「攻め」役じゃないの?
でも…周瑜と諸葛亮孔明といったら、美しく教養も高い武将と天才軍師です。ただのオレ様攻めと抱かれてアンアン喘いじゃう受けではないわけで…。
まあ、そう考えると納得か…と思いながら、「聴」
いや、ありですこれ!!!!
策略、陰謀渦巻き裏の裏の裏まで読む戦国にあって、まさに情熱と冷静のハザマで微かに動揺しながらも翻弄される二人がよく表れていて、並のBLCDとは桁違いでした。
さらに、淡々とした堀内賢雄さんのナレーションが複雑な状況を上手にナビゲートしてくださるので、三国志の知識がなくても大丈夫!初心者でも大丈夫でしょう。
これは是非、若い世代にも聞いていただいて、あわよくば原作にも手を染めていただきたい!
(元ネタの三国志と比較するとさらに面白いと思います)
嫉妬、羨望、憎しみと愛、裏切り、パラドックスにパラドックスが重なった壮絶なドラマに愕然とするかもしれません。
でもこれ、まだほんの序章ですから・・・・。これ、シリーズ化されるのでしょうか…。だとしたら、最終章がもんのすごくコワイですワタクシ。
ちなみに、本家中国の腐女子ちゃんに「こんなのがありまして」と紹介したら、むちゃくちゃ食いつきました。中国語翻訳を作ってみたいということで、スクリプト取りつつ解説→結果的にCD翻訳を共同作成中なんですが、本家にも(いや、本家だからか?)相当衝撃的なストーリー展開のようです。
とはいえ、周瑜や孔明のイメージを損なってはいないそうで、「考えてみたら三国志って腐れ目線で見ると非常に面白い、曹操と関羽なんてチョーあやしいし、『桃園の契り』なんて男三人でなにやってたんだか…妄想広がるッ!こういうモノが本家からなんで出てこない!?日本すばらしすぎる!」とのコメントをいただきましたw
原作既読。(ただし、20年程前ですが…)
久しぶりに触れた江森三国志の世界はやはり素晴らしかったです。
普段は聴くことのない華麗な日本語の数々やベテラン声優さんたちの落ち着いて深みのある演技にうっとり。そしてなんといっても、孔明と周瑜の関係が、痛くて辛くて怖くて。内容を知っていてもドキドキしました。
みな、男、 おのこ たちです。男として生まれ、どうしても男としてしか生きられない男たちとそれを支える弱くも強い女の物語です。
原作未読でも三国志の内容を知っていらっしゃれば大丈夫かと思うのですが、どちらもご存じでないと世界観や登場御人物への理解に時間がかかるかもしれないので、事前に原作とか映画『レッドクリフ』とか御覧になるとよりわかりやすいかもしれないです。それでもその苦労をしても聴く価値のある素敵な作品だと思います。少しでもたくさんの方に聴いて頂きたいです。
このあと一番好きなキャラの魏延が出てくるので、そこまでCDが続くといいなあと思っているのですが。
早く続きが聴きたい。
BLというよりはまさにJuneの世界です。若い方はぜひ一度ご体験を。
そしてアダルトな皆様はぜひまた追体験をお願いいたします。