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原作既読。
1枚って知った時に、え?2枚組じゃないの??この話が1枚で収まるのかーー??!!ってもっそい不安だったんですが、流石、脚本の青嶋みおさんですよ、よくぞここまでストーリーをまとめて更にそれなりにエロも入れてるー!!
原作読んでると確かにカットされた部分は惜しいですが、それでもあの原作を1枚にまとめた手腕は素晴らしいと思います、はい。
何度も書いてるんですが、青嶋みおさんは原作を「1枚」に収めるのがもっそい上手いんですよ!原作のここぞという部分を取って上手く繋げて、更に音声化した時の効果まで考慮してきっちり「1枚」に収めてきます。脚本家買いしてしまう位にこの方の脚本手段に惚れこんでますよ、自分は!
キャスティングは岸尾さんは最初からイメージぴったりだったんですが、ぶっちゃけ森川さんは実際に聞いてみるまではかなりイメージとは違っててう~ん不安~~と思ってたんですが、聞いてみたらなかなかな犬っぷりでした。
しかしホントに、攻が作中に「犬」「犬」って単語が連発されててちょっとおもろくなってきた位に犬言って&言われてますなー。
まあそこがこの作品の萌えポイントの一つな訳ですが>犬攻め
原作未読でも特にわかりにくい点は無いかと思います。
贅沢言えば2枚組でがっつり聞きたかったですが、1枚でもこれだけまとまっていたら満足です。
フリトは森川さんと岸尾さんの2人。
「漢字が難しかった」森川さん曰く「岸尾とがっつり組むのは、漢字難しい事が多いよな」だそーです、ちょっと笑いました。
BLCDは買うのにとても勇気がいります。
これ一枚で何冊の本が買えるんだよ~!と思っているため、そうとう原作にのめり込んでいるか作家さんが好きでなければ手が出ないです。
例えば好きな作家で大好きな作品のCD、それも気合いの入った二枚組5250円!
これは外しようがないでしょ、と気合いを入れて買ったものが自分の中で大外れした場合、もう目も当てられない惨状になります。ココロが…。
私、この作品は原作が相当好きでおまけにブックレットに短編まで載っているため、外しても仕方ない、短編を手に入れるためだ!と買って聞いたらビックリでした、面白くて。
最初に出てくる幼少期の珠玲と新月も声が幼くてピッタリで、大人になった二人もピッタリで水葉も合っていましたし、後半の水葉が自分の罪を泣きながらに認めるところとかもとても聴かせてくれました。
原作は朔が「俺は犬だ!」という印象が強く、朔と珠玲二人のお話という印象だったのが、こちらでは珠玲一人称のような感じで進んでいくため、珠玲を中心とした珠玲のラブストーリーに聞こえ効果音もとても合っていて、まるで家事をしながらアニメを見ている気持ちになりました。
つまりは目を瞑っていても映像が見えるというような…。
しかし内容については飛ばされている項も多分にあり、いきなり月日が何年も経っていたりと唐突なところもチラホラとあり、原作を知らないと辛いかなと思いました。
でもこのCDなら何度でも聴いていたくなります。
原作未読。
古代中国だか平安時代ぐらいの日本?
でも、展開は限りなく「トリスタンとイゾルデ」のよーなドラマでした。
姫が欲しいばっかりに竜と戦っちゃいますよ~的な。ま、竜は出てきませんけどね。
そういう和洋折衷っぷりや古語が出てくるのもRPGゲームのようだし、時を遡って人生やりなおしましょー!というのもゲーム的。
基本シリアスなんですが、「犬」とか「姫」を連呼しているのは…自分的にはビミョー。
犬っていうワードで萌える人を意識してるんだろうか…。
そういうディテールでツッコミどころ満載でした。
なんで男の珠玲が尼寺に籠るんだよぅ…。このままいくと、珠玲、確実に妊娠しそうである。
さて、キャスティング。
森川帝王はこういう包容力ある男やらせたらね、安定感ばっちりですね、ウン。
岸尾さん…最初は、あ~~~こゆ女性的な受けで岸尾さんてどうなのよ~!?と思ったんだが。
序盤はいかにも岸尾さんらしい少年くささが充満しているわけですが、それが朔への感情の変化とともに、ガンガン色っぽくなっていく。
ここらへんのプロセスは聞きどころでしょう。