花陰 -堕ちた蜜華-

花陰 -堕ちた蜜華-
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×21
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
45
評価数
12
平均
3.8 / 5
神率
33.3%
媒体
ゲーム
作品演出・監督
演出→菊田浩巳
音楽
中山マミ
脚本
十掛ありい
原画・イラスト
タカツキノボル
オリジナル媒体
オリジナル
ゲーム発売会社
Vivid Color
シリーズ
花陰 -堕ちた蜜華-
枚数
ふろく
予約特典→ドラマCD(伊織、豪、ヒュー)。オフィシャル通販→(朱璃、巽)ドラマCD&色紙。ほか、店舗別特典テレカ、図書カード、イラスト、ポストカード。
発売日
JANコード
4539690030999

あらすじ

前シリーズ『花町物語』より七年の時が過ぎた明示十九年、秋――。


主人公の桐島伊織は、花町でも評判の「華菱」に陰間として身を置いていた。
元は士族の出身だが、父親の代で多額の借金を負い、母を守るため陰間となる道を選ぶ。
客に対しても無愛想な伊織に「華菱」の楼主、東條巽は手を焼いていた。
いくら堕ちても誇りだけは失わない……そう、強い信念を持っている伊織。


そんなある日、伊織は見世先に現れた一人の学生に視線を奪われる。
その先にいたのは、以前まで恋仲であった相手だった。
二人の視線が絡み合い、伊織は動揺し心揺さぶられる。


この再会をきっかけに廻り始める悲しい運命――。
陰間茶屋「華菱」へと集まる様々な男たちと出会い、伊織は何を思いどんな道を選ぶのか……。
プラットフォーム Windows
18禁

表題作

その他キャラ
桐島伊織[大石けいぞう]/ 獅子尾豪[犬野忠輔]/ 一之瀬聖[堀畑靖]/ ヒュー・グレン[平井達矢]/ 桐島冬吾[先割れスプーン]/ 朱璃[緑川光]/ 東條巽[森川智之]/ 蒼[朝田孝]

レビュー投稿数6

遊郭もの

前作、花町物語。
拝啓は同じ楼館であり、前作で活躍した・楼主の巽さん!そして主人公の朱里が登場いたしまして、懐かしいだけに、ルートを回るたび、「あ、ここあったな~」とか懐かしく、思わずキュンとしてしまう部分多々で面白かったです。
あんまり長いとだれてしまう私なのですが、これは十分に楽しめました。
タカツキさんの絵柄がなんとも麗しくww
■獅子尾ルート
極道さんと~刺青も麗しくw
ノンケから~な攻なのが初々しいしくて良かったwちょっと強引というか、走りすぎてしまう部分が多々ありまして、ケツは痛いな~とおもうんですが、優しくたくましいこの人けっこう好きですw
刺青もいいですね。
エロ度はここが一番好き
■冬吾
シナリオ的に、一番萌えたのはココです。
従兄弟で知り合い。主人公である伊織を楼館に売った男。
しかし、その背景には、思いがけない気持ちがあり、本当は・・・
ちょっと可愛そうな子が好きなんですが、ドンピシャww
報われないところがまたよいです。
■一之瀬ルート
一見、温和でいい人~な好印象なこの方。
全ルートの中で、この人が一番怖かったorz
なんというかさぁ、普段が温和なだけに、鬼畜はいるというか、容赦が無いというか、巽さんが優しく見えてしまう(ノД`)・゜・。
エロ回数はココが一番おおいんじゃなかろうかと。
お風呂場で~のしょっぱなのエロが何気に一番好きです。
薬とか。とろとろとかw
■ヒュー ルート
不良外国人ww個の人の笑顔が好きですww
なんか結局クリアさいごになっちゃったんですが、ヴィジュアル的には一番好き。
だけどエロ度が極度に低い。
わりと、くるもの拒まずで、いろんな人とはやるけども、伊織とはやらない!
ちょっ・・・もどかしい気持ち・・・もいいんですが、最後に濃厚なヤツとかせっかくなら持ってきていただきたかった。
■蒼
ルートは無いんですが、掛け算はある。本当は・・・と思ってる気持ちなんかが物語り上でハッキリ描かれなかったのが残念。意地悪なヤツ。とおもいきや、本当はすごく可愛いんだなw
■和臣
元、伊織の恋人。結局なんだ・・・いいところなしでしたね
■巽×朱里
一番最後の最後までとっておいたかいがあったというか、これ一番。
号泣してしまいました。他のルートでちょこちょこ見せる、朱里が巽に寄せる想い。たとえ、お仕置という名目であろうとも、巽に触れて欲しいと願う朱里はとても涙をそそります。年季が明けて門を出る前のあの・・(ノД`)・゜・。
すでに泣きそう

2

典雅艶麗! 奇跡のバージョンアップを遂げた遊郭

「遊郭シリーズ」第2弾は、前作「花町物語」から7年後の…
陰間茶屋「華菱」でのお話です。
ここでまたプレイヤーは…遊郭に売られた没落旗本の若様に、
恋人をあてがい、身請けに漕ぎつけ、幸せへと導いてあげるゲームです。
(↑プレイヤー的には、気分はパトロン? いや…女衒かしら…?)
7年もすれば、「華菱」もかなり様変わりしております!
鬼畜楼主・巽さんも半引退状態で…老獪さが多少減少、心も丸くなってます。
(↑まさか、この人の受を見る日が来るなんて!)
楼主代理のエリート様・聖さんは、基本いい人・健康優良児、
でも(仕事もベッドも)ヤることはヤッてます。
(↑巽さんにこんな友達がいたなんて!? 友達いただけでも不思議なのに。)
前作主人公・朱里さんは、もう堂々たる麗人・お職はってます。
(↑でも純情☆ 巽さんとの最後のキス、名場面です。)
同僚陰間の蒼君、君は可愛い系要員ですねっ。
(↑彼もヤッちゃってます、ルートによっては…)
見た目ヤクザな豪さんは、中身も喧嘩っ早い…いわばジャイアン!
低音声のべらんめぇ調が…もはや可愛い☆
(↑元がノンケなだけあって、あの場面では純情でしたねぇ。)
ヘンな外人先生・ヒューさんの、あのヘンな日本語も聴きどころです。
(↑あそこまで訛らせるのは、ある意味…神仕事です。
  ベッドシーンでもあの口調とは、これいかに!)
陰険美形な冬吾兄様…あなた、萌えを独り占めしてますね?
長い前髪と、もったいぶった喋り方…ツンデレときました。
(↑もったいぶった美貌ってのに、クラッときましたよ。)
そして主人公の元若様・伊織君はと云いますと…
(声に艶は無いけれど)これが相当なハネッかえりでねぇ…
プライドと心中しかねない頑固者であります。
(↑それでこそ、落としがいがあるというもの☆)
正直、予想を裏切るバージョンアップです、それも斜め上に!!
シナリオだけが弱いブランド…と思いきや、とんでもない。
不自然さの無い恋の過程は、ちゃんと読ませてくれました。
オープニング曲が昼メロ調なのは、御愛嬌(笑)
そして最も見事なのは、やはり超絶美麗な絵の数々でありました。
前作のグラフィックが伝説的に美麗だったので、あとは劣化かと思いきや…
更に耽美・繊細にバージョンアップしています。あっぱれ!
(↑ただし…しゃべるときの口パクが無くなったのは残念としか…)
さて…お楽しみのエロですが、あの綺麗な絵で…
手を変え、品を変え、体位を変え(笑)いろいろありますので、
頑張ってスチル(春画集?)をコンプリートしましょう☆

1

タカツキノボル氏のイラストで堪能する陰間茶屋モノ

前作『花町物語』から七年後の陰間茶屋“花菱”のお話。
前作の主人公・朱璃は、お職になっており
新たな新人陰間として主人公・伊織が登場します。
---------------------------------
桐島伊織 cv:大石けいぞう
獅子尾豪 cv:犬野忠輔
一之瀬聖 cv:堀畑靖
ヒュー・グレン cv:平井達矢
桐島冬吾 cv:先割れスプーン
朱璃 cv:緑川光
東條巽 cv:森川智之
蒼 cv:朝田孝
長瀬和臣 cv:助清
獅子尾烈 cv:藍斗勇輝
---------------------------------
伊織は、裕福な士族出身で父親の事業の失敗で作った借金のカタとして
身売りされてきた・・・というくだり。
無愛想で客に媚びない新人陰間
堕ちた蜜華・伊織がどんな華を咲かせるのかをプレイヤーが選択していくというもの。

キャラクターデザインは、タカツキノボルさん。
とにかくスチルだけじゃなく立ち絵までもが美しいっv

『花町物語』の匂いがそこかしこに香りながらも
続編としての新しさもあり、よい続編だと思う。
ベストエンドといわれるルートも良かったけれど
バッドエンドもなかなかにおいしかったvvv

2

伊織がかわゆい

中古でもお手頃プライスなのに、シナリオ・イラスト・システムどれもよかったです!!買ってよかった~~

主人公の伊織も意地っ張りというか、素直じゃなくって可愛くないなぁ~~と思わせておきながら

「大好き!!」なんて言われたら・・萌えますね。

攻略対象人数も4人と程よい感じ、ただ、冬吾√だけは最初制限かかってますけどね、冬吾√は最後に取っておいたほうがイイ!!!一番シナリオがよかった!
ヒューのナマリ日本語には吹きましたがwww

文章もちゃんと時代背景を意識した言葉の使いかたで、気分を削がれる事なく楽しめました~~

まぁ・・敢えて言うなら、SEがあまり充実してない?音楽もHシーンの時とふだん何気ない会話シーンの時と同じだったり・・・・

全体通して見ると良作だと思います。

2

前作よりは面白い

前作は主人公が受け付けませんでしたが、今作は好きなタイプの主人公で楽しめました。

今回は陰間であることに重点を置いたというだけあり、主人公・伊織が客(攻略対象)と陰間の関係に悩む様がわりと描かれていたように思います。

一番好きなのは獅子尾ルート。ケンカップル最高です。獅子尾は伊織が一番遠慮しないキャラだと思います。

あと前作の主人公朱璃も脇キャラとして出てきましたが、彼は今回みたいに脇のほうが輝くタイプだと思いました。

しかしBADとはいえ前作の攻略対象と今作の攻略対象とのエロシーンなんて誰得なんだろう・・・。

1

町がアレだったので

実は全然期待していなかったのだけれど、
背景やBGMが花町から使い回しな分、
シナリオの方に力を入れられたのか、
前作と比べて断然良くなっていると感じた。
また、原画氏は多分、花陰のときが一番絵柄が安定してたんだろうなぁと。
それぐらい綺麗でした。

豪→ヒュー→聖→冬吾→ノーマルBAD→巽朱の順番で攻略。
我ながら結構ベストな順番だったなと自画自賛。
ヒューと豪の位置は二人入れ替わっても、どっちでも有りかも。
あとノーマルBADは基本何処でもよさげ。
以下、個別√感想です。


▼豪
体位の角度が凄いのがあった…。
受けの腰の角度がこんな感じだった┌(_Д_┌ )┐<あぁん

烈はどちらかというと兄である豪の事が好きだよね?
…という事で烈豪。

伊織の鳳凰の刺青がダサい。


▼ヒュー
中の人がどの程度片言にするかを悩んだのか?、
その度合いにバラつきがあったのが気になった。
色事の罵り言葉の日本語だけがやたら流暢だったりするのが笑えた。
あと豪の呼び方が、ヒロミGOのGO!でウケる。

PNを「飛幽」とした途端に伊織が「ひゆう」と呼んだことに違和感。
国籍取ったってことなのか?


▼聖
他√での、伊織のお兄さん的な役割がとても良かった。
ただ、聖巽ENDの衝撃のせいでなんか全部どっかいってしまったw
S攻めとして君臨されてた巽さんが後ろを許す事に驚き。
巽が主人公で、聖が攻略キャラなゲーム内のCPだったら萌えるけど、
聖×伊織√のBADとして、ましてや前作の巽×朱璃の設定も引き継いでいる中で出されても、全然萌えない。


▼冬吾
途中からラスボスの如く出てくる冬吾殿の存在に、
早く攻略したくてウズウズした。
冬吾殿を4人の中の最後に持ってきて大正解。
伊織への冷たい態度と本心が真逆でギャップ萌。
伊織を苛め泣かせてしまって心の中で狼狽たえるとこ超可愛い。
でも冬吾殿が素直な兄様に戻ると、魅力半減なんだよね~。
素直になるより、恋人になっても伊織の後をつけて、
物陰から見つめる冬吾殿で居て欲しい。

エロいBADが一つしかなかったのが残念。
その一つも全然エロくなかったし、死ぬBADは3つもいらん。


▼巽×朱璃
花陰は花町の7年後というより、
花町のパラレル次元での7年後だと思ってる。
そうでないと花町との辻褄あわせで物語を楽しめないから。
だからこそのあの聖巽があったわけだし。

花町でも、冬吾殿でも感じましたが、
どうしてこうドSキャラが素直になると、
エロ面で物足りなくなってくるかなぁ。
まぁこれはこの作品に拘わらず、ヤクザやS系の攻めが、
途中の強引な合体ではノリノリのエロさを醸し出してくるのに、
思いが通じ合った合体になると日和る法則があるから仕方ない。

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