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原作未読。
長いこと友達関係だった二人がようやく結ばれるお話。
タイトル通りのスロー(すぎる)ペース。
そんなじれったさをもどかしいととるか退屈ととるか…。
後者の私はストーリーに関して大分だれ気でしたが、声優さん方の大人声の相性がとても良かったと思います。
落ち着いた社会人テイストが醸し出す空気感がとても心地よくて、そこはとてもうっとり。
退屈さが薄まった気がします。
ゲイの攻めは見返りの求めない「好き」という気持ちを心に抱きながらも友達のままでいることを選んでいます。
ずっと一緒にいられるように。
受けは見て見ぬフリしつつも最終的には本当の気持ちを確かめたくなってしまう。
もどかしいやり取りが好きな方にはいいかもしれません。
結ばれたあとはお約束のセックス。典型的なBLアルアルコース。
想いが通じ合った途端肉体的にもすぐがっつきたくなるものかねー。
これだけ長期戦しておいて本番では積極的になれるもんなのかな。
ゲイではない受けがすぐに体を差し出せるの最近違和感持ってしまってダメですね(私が)
特典フリトは凄く賑やかでした。
皆さん自然体でワイワイしていたと思います。
喉を守るために声を張り上げて電話している寺島さんを想像したら笑いが止まらなくなりました。
高校時代の友人が週2回電話をしてくる。
他愛ない話がスローリズムの音楽のようで寝落ちしてしまう。
という冒頭の野島さんのモノローグにグッと捕まれる。
良作の予感。
「男が好きだから男子校に来た」「お前だけは絶対に好きにならない」という高1の言葉から12年。
お互いに好意を抱いているのは明白なのに、軽口は叩けても核心には踏み込めない臆病。
「ずっと友達で、一生付き合っていく」が重い。
言葉選びが詩的だが気になるほどではない。
友人役の安元さん、後輩役の寺島さんがナイスアシスト。話の上でも演技でも。
この4人しか出てこない。そういう意味でとても聴きやすい。
大声で想いをぶつけるシーンの電車の音が大きすぎるという意見を見るが、それほどでもなかった。
「友達だけで終わるなんて嫌だ」と言うノンケに「ずっと付き合っていけるなら他には何も望んでいない」と答えたのは綺麗事ではなく本心だろうが、
「白状しろよ。俺が好きだって」「お前が口説かないなら、俺がお前を口説くよ」「お前が好きだ」までノンケに言わせて、
やっと「愛してる」からの~最後に一度ある絡みは、12年分の想いを込めた前野さんのやさしい攻めがよかったですね。
野島さんも控えめな声◎
しかし朗読かと思うほど前野さんが最中によく喋る。
巻末フリト。
安元さんは「前野」「寺島」と呼び捨てにするのか~。
安元さん、前野さんは「結婚したい」とのこと。
野島さん「恋愛ものは何回やってもいい。こういう大恋愛はなかなかできないので、作品でやれて幸せです」好感度の高い発言。
特典フリト。
メール事情やお酒事情で、紀章さんや下野さんや吉野さんなどのここにはいない人のプライベートな話が聞けて楽しかった。
自炊事情も、安元さんが「嫁にしたい声優」と言われている件も、訊かれてもいない自分の恋愛感もw結構珍しい話を和気藹々としていて、最後まで和やかな1枚。
派手さはないが号泣慟哭なしのリピしやすい良作だと思う。
原作未読です。
タイトル通りお話自体ゆっくりゆっくり進みます。
攻の矢萩の12年間の片想いものです。受の水森に「おまえだけは好きにならない」とか言っちゃうあたり既に切ない。矢萩が水森をずっと好きで、でも親友としての関係を壊したくない、その感情がひしひしと伝わるんです。水森も矢萩の感情に気づいていても以前宣言された言葉があるからと、気づかないふりしてるってのもね。。。なんだこいつら臆病すぎるだろう!早くくっつけよと焦らされて焦らされました。水森の自覚するまでの過程の描き方がスローでその過程を堪能できたのもよかったな。当て馬の堀田も大学からの友人の木田もいいキャラでした~
個人的に攻の片想いものより受の片想いものが好きなのですが普通に攻の片想いものもおもしろいですね!
フリトも面白かったです。
皆さん仲が良いようでその様子が微笑ましかったです。そして、野島さんのテンションはこれまで聴いてきたフリト同様やっぱ変です!可愛いです!
お酒に関するお話が印象的でした。まえぬ何があったんだ(笑)それに関するのじけんのツッコミ面白かったですww私も気になるわ!
原作既読です。
小説本の前半、「スローリズム」のみのお話です。
原作でも感じましたが、このドラマCDでもかなりゆっくり、じれったい恋が展開されています。
恋、というよりもかなり親しい友情、といった方がいいかもしれません。
受け視点中心にお話が進むのですが、受けが気持ちを自分で認めるのにかなり時間がかかるので、じれったいお話がお好きな方にはいいかもしれませんが、猪突猛進型の恋愛が好きな方にはダメかもしれません。
周囲の友情関係やお話の進み方は、かなりリアルな方だと思います。
余談ですが、ラストで使われているBGMが、私が大好きな作品、紺野けい子さんの「ラブミースルーザナイト」のドラマCDのラストでも使われているものと同じ曲で、これを聞いた時、ちょっと紺野さんの作品と被ってしまいました(そういえばあちらの作品も10年愛のお話で、このお話と似た設定だったな、と聞きながら思ったり(笑))。
原作の小説も話が進むのがのろくて 焦れ焦れしたのだが
CDは もっとのろくゆっくりに感じました。
前半がとても退屈でした。
何度も寝そうになりました。
12年間片思いしているゲイの攻め(前野さん)の話。
受け(野島さん)も満更ではないのだけどノンケだから。
もうこの二人 臆病で慎重なんですよ。
焦れ焦れが好きな方にははまると思います。
前野さんと野島さん どちらも落ち着いた役に合っていました。
土砂降りの雨の中で告白するシーンは良かったです。
ホンマに「スローリズム」だったわ!
題名ピッタリや!!
この作家さん以外の人がこのお話を作ったら、
特徴のないキャラクター、ありきたりで、盛り上がりに欠けるストーリー。
だったな~としか思わなかったと思う。もしくは、途中で聴くのをやめていた。
それぐらいストーリーも、キャラクターも平凡的なんですけど ……。
気付くと、おはなしの世界に引き込まれていて、
ゆったり、リラックスして最後まで聞き入ってました。
不思議です(ー_ー)もちろん声優さんの、お蔭も
あると思うのですが、言葉の使い方が自然ですばらしいです。
人によっては退屈に感じる、と思う作品ですが、
好きなキャストさんがいるなら、試してみるのもいいと思う。
感想は「あれ?こんなに退屈なお話だったっけ?」です。すいません。
原作は結構好きなので、自分でもなぜこんな感想になったのか不思議で、CD聴いたあとに読み返してみたんですが、理由が分かりました。つまり私は杉原さんの文体が好きなんだ!と。ストーリーそのものはあんまり私好みじゃないんですよね。
愛情だだ漏れの主役二人、気持ちを伝えればそれだけで大円団というお話です。とくに攻めの気持ちは解りきってるので、踏み出さない受けにイライラしました。ひたすら待ってるだけ、相手から言わせようとするのはなんか卑怯だなーと思って。長く友人関係をやってると、言い出すのはお互いに勇気の要ることだと思うけど、ゲイとノンケの組み合わせの場合、ノンケ側から告白するほうがよっぽど勇気要らないと思うんだけどな。そういうわけで、受けが好きになれなくて。
私を惹き付ける杉原文体のパワーがCD化されるとやっぱ消滅しちゃうなァと残念な気持ちになりました。
でもCDそのものは非常によくできてます。
声優さんたちの演技は鉄板だし、濡れ場になるとしっかりエロいし、BGMやSE等の演出も良い。
ぐるぐる悩むお話が好きな方なら、間違いなくハマると思います。
ノジケンボイスにハマり漁っております♪♪♪
あの息漏れというか、声に息をまとっているかのような、独特な色気がたまりません!!!はぁぁ(*^_^*)
原作未読。
タイトルから好きな感じかな?と予想♪
ゆっくり鈍感に繊細に…確かに進む親友との恋。
親友ものいいですね♪
すでに綺麗すぎるくらいに保たれている距離感を大切にする矢萩。
少し影を落とす悩ましげな切なさが、前野さまの演技に出てました!
なんだろう。水森の側にいるときの空気感?かすかな吐息なのかもしれないですが、矢萩の水森への想いが繊細に伝わってきました。
ノジさまの水森は悶々としながらも、恋心に気付かない鈍感受け。
ノジさま素晴らしい安定感★いつもよりも少し重めで低めトーン。
男っぽいキャラも好きです♪
矢萩が水森のことを言った「お守りは開けちゃいけないもの」…その表現が印象的でした。
切ないぃぃ。切ないです。
好きなのに、近づけない。
好きだから、離れられない。
少しずつ少しずつ相手の方へ寄っていく…
じわじわと確かに、引きこまれる恋の蜜の誘惑。
引きずられているようでいて、本当は水森が矢萩を引きこんでいるような。
お互いの想いが繋がりそうで、繋がらないもどかしさ。
スローな感じがすごく雰囲気出てました★
脇の寺島さまと安元さまもいい役どころ。
いい当て馬です、てらしー♪
友人の木田役の安元さまは、懐の大きい気さくな理解者。
矢萩と水森の関係を見抜きつつ、ちょと心配しつつ、見守る感じがよかったです。
ラストの告白シーン…。よかったぁ。
引っ張った分だけ、胸に迫るものがありました。
エチシーンは1回。ノジさまにしてはかなり抑えめの喘ぎ。
抑えめでも萌えるノジぃ~。その分吐息増量です\(^o^)/
前野さまのF音も攻め喘ぎもよかった。息多めでした。
じわじわ進む恋が好きな方はぜひに。ほんとにゆっくりですw
時間のかかり方は、BL時間軸というよりリアルなのかも♪
BGMもしっとりしていて私好みでした★♪
ものすごい事件や出来事はなく、フツーの日常にある二人の恋物語です。
ネタバレ■巻末フリト(司会:寺島、安元、前野、野島)
よ!オレだぜ!!な安元さま★個人的にツボったw
前野くんは痩せすぎ…激しく同意!!!!!ぜひに太って~。
ノジさま…テンション高いw普段しゃべりは気だるげで好きです♪
「みんな俺に恋しとけ♪」wwと、サラっと言っちゃうノジぃ★大好きw
■ネタバレ■特典フリト(司会:安元、寺島、野島、前野)
仲良しぃ~~なフリートーク★
Q、お守りになるようなものはありますか?または願掛けのようなものは?
寺島:ドクロの指輪。ないと不安。
安元:とくにないが、ヘマタイトの石を身につける。
前野:マスク。いろんなものから守ってもらえるw
ノジ:神社によくいく。
カリフォルニアからお越しのノージマッケンジーさんwwwwと紹介する安元氏wウケました。
Q:固定電話使いますか?どんなとき電話したくなりますか?
安元:メール長くなりそうなとき。電話したほうが早い人は電話。
寺島:固定電話はFAX専用。電話は苦手。口元だけで話していると喉痛くなる。メールも無精。
前野:電話あまりしない。お酒飲んでる時は電話したくなる。絵文字大好き。
野島:仕事以外の人は固定電話にかかってくる。携帯はメールが多い。急ぎのときは電話。メールが苦手な人には電話。
安元さまの司会は素晴らしい手腕!!スムーズで雰囲気作り抜群に巧いなぁーと感心します!
とにかくみんなさすが声優さん!!ベラベラ滑舌良くしゃべるしゃべる!!いない声優さんの話も聞けて、すごい弾丸トーク21分楽しかったです。フリトであることを忘れるくらいの充実感とぶっ飛び感でした。
ありがとうございました
もどかしいもどかしいもどかしいお話だということは、原作を読んでいるから知っていましたが、やっぱりもどかしかった。
でも、お話が進まないでイライラする類のもどかしさではなく、意味のあるもどかしさと言ったらいいでしょうか。
どこまで鈍感なんだって言いたくなるような水森(CV.野島健児)と
言葉や態度の端々で本当は好きなんだってアピールしている矢萩(CV.前野智昭)はもちろんのこと、
後輩の堀田(CV.寺島拓篤)も友人の木田(CV.安元洋貴)も適役で、お話もわかりやすくて良かったです。
肝心の雨の中のシーンもバッチリでした。
原作者コメントにも「派手な設定もなく、劇的な事件も起こらず、淡々とした日常の積み重ねのお話が・・・」とありました。
でも、いい感じにまとまっていたと思います。
フリートークは安元くんが牽引役。
ワサワサしながらも結構きちんとテーマに沿って応えてくれているので、いっぱい聴いた感がありました。
嫁にしたい声優(男だけど)的なお話も出てきたり・・・
高校からの12年愛。
今までの関係が壊れるのがこわくて。
自分の気持ちを押し留めたまま、それでもそばにいることを選んで。
欲しがらなければ、失わないから。
どうしても失いたくないから、欲しがらない。
そんな距離を保とうとする矢萩。
そんな矢萩の気持ちに本当に気付いてないのか気付いてないふりをしてるのか水森は無意識なのか気になるような言葉を吐いたりするし。
水森の言葉に振り回されてる矢萩がちょっと可哀想にもなったりかわいくも見えたり。
どうしても思いきれない臆病すぎる矢萩に最終的には水森の方が頑張って。
というか。
矢萩はずっとずっと想い続けてきたわけで。
その苦労があるから失いたくない気持ちが強かったりで。
水森の方はそういう意味では自分の気持ちの自覚ってのが遅かったのか無視してきたのかで気持ちの盛り上がりが一気に来た感じに見えたり。
怖がる矢萩にその心配はないのだと身をもって教える感じというか…。
のじーが今まで聞いた中ではかなり男前声でした。
こういう男らしい感じののじーってあんまない気がします。
前野くんはかっこいーんだけど、水森のちょっとした言葉に振り回される時の息づかいというかそういうのが印象的でした。
それだけで矢萩が水森のことどんだけ好きなのか伝わってくる…。
安元さんのあの声でちゃん付けで呼ばれるとくすぐったい感じがするのは何故だろう…。
無駄にフェロモンが出てるから?
特典フリトが面白かったです。
みんな仲良さそうで。
のじーの前野くんに対するツッコミが素敵でした。
基本的にはのじ以外の3人がメインで喋ってる感じではあるんだけども言葉数は少ないのにサラッと毒を吐くというか…。
ナイス、のじー!