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塩沢さんと鈴置さんが大大大大好きな私には最高な1枚です。作者の先生、声優の方など様々な方に感謝したいです。こんな素晴らしい作品を作ってくださりありがとうごさいます。
こんなに素晴らしい作品があるのかと…、何度も聴いてしまいます。様々なBl作品のCDを聴いて来ましたが、私の中でこの作品を超えるものがあるのだろうかと思ってしまうほどです。
原作を読むとより、作品を楽しむことができると思います。物語には女性が登場しますが、その女性がいることで物語がより深くなるのかなと思います。
鈴置さんの沙門は鈴置さんの男らしさのお声がバッチリあってます。本当にかっこいいの一言しか出ません…。素敵なお声すぎます…。話はそれてしまいますが、久能先輩のお声も好きです…。まだまだ、お声や演技を聴いたり見たりしたい方です。
塩沢さん演じる弁天は、とても美しく凛としているのに儚げなキャラクター。以前ラジオで塩沢さんが女性のように喘ぎ声をしてくれと言われて、悩まれたそうですが、完璧に演じてくださってします。塩沢さんの美しさに鼻血ダラダラです。弁天の「血が…凍る…」と言って沙門に縋る演技のお声は素晴らしい…。塩沢さんが大好きな私はずっと耳が幸せということです。
今年に入り、塩沢さんを好きになった私はまだまだ塩沢さんの演技を見ていたいと、ずっと思っています。塩沢さんのこんな演技が好きですなど、お手紙を送りたい気持ちなのですが、送れないのが寂しく、ここに書いてしまい、すみません。いつまででも塩沢さんの演じたキャラクター達は色褪せることはありません。私を元気にしてくれます。ありがとうごさいます。ずっと応援してます。
うわぁっ!スゲーもん聴いちまった!
もうこれでどんなにエロエロエロいBLCDがきても、これからはこの「長恨歌」を基準に語ることになるだろう。
ワタクシがいままでに神作つけたドラマCD全部とコレを等価値にしてもいいかもしれない。
SEが古めかしくても、構成がいまどきっぽくなくても、これはあらゆるBLCDの原点に立つ作品のひとつだろう、と思う。
BLCDの殿堂があったら、まずはこれを捧げたい!
BLドラマのウォーク・オブ・フェイムがあったのなら、間違いなく鈴置&塩澤氏のでっかい手形があるはずだ。
主演の鈴置洋孝、塩沢兼人どちらもすでに故人ですが…
すごい。
今から20年も前にこんな迫真の演技をされていた方々がいたなんて。
ストーリーは…
沙門に惹かれて、沙門とその愛人、弁天との交わいを見てしまった少女、お澪の視点ですすむ。
BLドラマに女性の登場人物がいるっていうのを嫌う方々もいるわけですが、
このお澪がいることで、ガンガンストーリーの世界に浸れます。
『長恨歌』は、白居易のつくった漢詩の名前ですが…タイトルの意味はこのCDだけじゃわからないでしょう。原作参照。
また、サブタイトルでもあり、劇中で出てくる芝居演目演目「蛇性の淫」(上田秋成が原作か)の意味もやはり原作を読み進めていくとわかるはずです。
それにしても…。
いまどきのBLCDと違って、音が重くてゴージャスなんです!
切り貼りしてSEでちょいちょいデジタル処理してる感じじゃない。
ことに塩澤さんの語り口に驚いた。
あくまで『男性』なんだが凄まじい色気。濡れ場でなくとも壮絶な色気。
ゾクゾクする。
また鈴置さん、塩澤さんともに発声がすばらしく美しい。
どんなに喘いでも囁いても息を吐いても言葉がブレない。
それで強引に物語にひっぱりこんでしまう。
とにかくBLCD好きならこれはスルーできない。
そういえば、BL界の女帝と名高い緑川光さんはその昔、鈴置洋孝さんと組むことが多かったようですが、緑川さんの色気のお手本って…もしかしてこの塩澤さん?
商家のお嬢様が惚れた剣士・沙門には、
美貌の男妾・弁天がいて…相手にもされない。
思いつめたお嬢様は、ついに…
せめて弁天の体を共有することで、
沙門と関係していたい! …とばかりに、
男妾と強引に関係をもってしまいました。
なんとまあ、鶴屋南北の歌舞伎と、映画「アデルの恋の物語」を、
足して2で割らないような…凄絶なお話!
黎明期のBLCDだけあって、役者がまさに驚嘆…!
運命を狂わせる麗人・弁天には塩沢氏。
生前から絶世の美声と評判の声は…(言葉では説明しづらいけれど…)。
しいて言えば「吐息の洩れるような声」!
(喘ぎだけでなく、会話部分まですべて!これが色香の正体。)
そして「やや鼻にかかったような、震えるような、囁くような…言いまわし」。
(つまり、セリフまわしが美人風。これが美貌の正体。)
…と、ここまでならセクシーな美声にすぎないのですが、
氏の声を絶世たらしめたものは、意外にも「声がよく通ること」!
(この吐息と、震えと、囁きであるにも関わらず、
こもらず涼やかに通ります。これは奇跡に近いかも…。
この清潔感が、たぶん絶世の絶世たるゆえん。)
バロックな江戸の闇には、なんとも似つかわしい…。
この声なら「何があっても驚かない。」と思わせますからねぇ。
キャスティングの攻・受ともに、もはや故人。
今は亡き伝説の1枚です。
余談ですが、塩沢氏は「クレヨンしんちゃん」の…
ぶりぶりざえもんの声でもあります。
美麗な声で豚さん…のギャップには、のけぞりましたが。