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大企業・ミムロマテリアルの下請け会社ヒロセの息子・克実@千葉さんは、ミムロの御曹司・由孝@堀内さんから、契約継続の交換条件としてカラダを差し出すことも入っていて、会社のため社員のために甘んじてそれを受け入れます。
そこからが、昼ドラのようにドロドロと話が進んでいきます。
お話自体にこれといった大掛かりなことはないんですけど、千葉さんの屈辱にまみれながら「心までは支配されない。なのに……」と懊悩する姿はさすがです。
ナチュラルなトーンで、絡みシーンになるとちょっと高めにシフトって感じでしょうか。
最後は「束縛されたい」とまで由孝のことを愛していくオトナでアダルトな恋愛です。
由孝@堀内さんは、克実@千葉さんに一目惚れしているのに(これは無自覚なの?)、強引に関係を結んじゃったから、なかなかしっかりと恋愛に結びつかないところが焦れったい。
あくまでもカッコイイオトナな男性です。
そしてライバル会社の若林@大川さんが登場したことで、恋愛だと自覚しない克実が、由孝との関係を清算したいと思い利用しようとして、そして思いっきり利用されちゃって、非常に気の毒な人でした。
大川さん、仕事の出来るカッコイイ声だったのになぁ。
そして、由孝がパトロンをしているピアニスト・成樹@平川さんは、ちょっとお高くとまったキャラです。女王様タイプというんでしょうか。
ホンのちょっとだけ由孝×成樹がありますので、ほかカップルの濡れ場があるのが苦手な方はご注意を。
束縛系、和姦から始まるアダルトなお話で、最後の最後までラブラブで甘い雰囲気は全くなく、ドキドキさせられます。
キャストの声優さんのお好きな方はぜひ。
そうそう、フリートークがめちゃめちゃ面白い。
平川さんが司会なんですが、みなさんからいじられまくり。
自分の父親が社長を務める会社をなんとかしたい克実。
そんな克実に差し伸べられたのは優しいとかいいがたい手で。
それでも、自分を犠牲にしても会社を守りたい一心で男に身体を開く。
最初はだまし討ちのように連れて行かれたようでもあるけれど、その後はちゃんと受け入れて由孝の指示に従って。
けれど、そこには支配関係があるだけで。
いつかきっと…みたいな見返してやろうって思いがあって。
克実がなかなかに男前な中身のような気がします。
見返そうと若林を誑かして唆してうまく利用とするんだけども、その段になって自分の本当の気持ちに気付いてしまったり。
ちょっぴりせつないような部分もあるというか。
由孝の方は常に支配する側の執着というか独占欲というか。
克実のような感情にまでは自覚できていない状態なので。
それでも克実を手離せない強い気持ちはあって。
今回のお話ではまだ完全なハッピーエンドとまでは行かなくて。
克実の片想いな感じのまま終わっているので続きが気になるところ。
えちシーンもそれなりにあって。
最初のえちシーンが一番がっつりだったのかな。
なかなかアダルティな感じでステキでした。
ほんの一瞬、由孝×高嶋もあったり。
フリトは平川さん司会で、千葉さん、賢雄さん(堀内さん)、大川さん。
スポーツ感覚で汗を流した千葉さん(笑)
寝室から進出。
よくよく考えたら克実に振り回されたかわいそうな人のような若林。
基本的にはみんなで平川さんをいじって(いじめて?)楽しんでいるようなフリトでした(笑)