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当時、ローズティノベルスぅ?と思ったら、もとは携帯小説がドラマCD化したものだそうで。
実際に携帯で調べてみると現在は品切れみたいなので、隠れた一枚じゃないでしょうか。
(amazonだとマーケットプレイスで手に入りますが、目玉が飛び出る高額商品と化してしまいました。CD一枚に25000円は出せません。2011年7月現在)
良い意味で、BLCDでは無いのでは、と思っています。
BL云々というよりは、男性二人の友情物語、という感じでしょうか。
粗筋が無いので少し内容をご紹介しますと。
合コンの帰り道、田中は偶然高校の後輩である八郎と再会するところから物語は始まります。
先輩!と元気に声をかけてくる八郎ですが、実は田中には、八郎とは思い出したく無い過去があり・・・。その場から全力疾走で逃げる(笑)!も、酔いに負けて八郎に捕まってしまい、結局自分の家に連れて帰ります。八郎は「東京観光に来た」と、しばらく八郎の家に厄介になりたいと言う。過去を微塵も思い出させない後輩の態度に、しぶしぶと引き受ける田中ですが・・・。
分かりにくかったら失礼ですが、大体こんな感じです。
H度少なめと表記が出てますが、少なめというか、ありません。色気がたつような展開はほとんど無いので、そこだけ期待して聴くとはずれるでしょう。
ですが、関さんと井上さんの演技がとても素晴らしい。ベテラン声優でなければこの物語はうまく昇華仕切れないでしょう。
関さんの少し自信がの無いお人好しな田中と、おちゃらけているようでその実、内面に深い感情を秘めた八郎の演技はピカイチでした。まさにベストコンビです。
なんてことのない普通のどこにでもいる男性二人と、なんてことのない人生。
それにほんの少しのドラマ的な人間関係。
題名にある「帰り道」って、悲しい意味や嬉しい意味、人によって様々なニュアンスがありますよね。田中にとって帰り道がどんなものであるのか、是非聴いて、共感してみて下さい。
また、前述しましたが、あまりBLという印象は受けませんでした。
恋愛感情というよりは、女性が理解出来ない境地にある男性同士の熱い友情ていうのかなあ・・・。
逆に、これを恋愛物語だと説かれると、ちょっと冷めます。なんでかって、あまりに展開が安直なので。
男同士の恋愛にキャーキャー興奮するというよりは、大人になりきれない大人の暖かい日常ストーリーを楽しみたい方に是非。
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以下とってもネタばれですので読みたくない方はスルーでお願いします。
先ほど「恋愛ドラマなら安直」だと言った理由ですが、最後に田中が八郎に告白するシーン。あれがどうしても愛の告白には聞こえなかったのです。
恋愛感情の好きではなく、一人の人間として好きだというように私には聞こえました。
実際、告白の前に「お前の気持ちには答えられない」とはっきり言っていますし、たった一本の母親の電話で恋愛感情が芽生えるなんて、そりゃちょっと早すぎない?テンプレ展開過ぎない?と。
まあ、そう捉えると八郎がちょっと可哀想なのですが;
でも八郎も恋人同士になって喜んでいるというよりは、告白後二度と会えないと思っていた人に、一人の人間として認めてもらえて嬉しい、という風に聞こえたんです。・・・聞こえたんです私には(笑)
ニュアンスの捉え方には個人差があるので決して押し付けたい訳ではないのですが、このまま二人とも、先輩後輩として、親友として今後を歩んでいってくれた方が、個人的には物凄く萌える、という話でした。
男性同士の友情ってほんと憧れます。
BL大好きな女の子も勿論楽しいですけどね!(笑)
八郎(井上さん)の年下攻め。やんちゃな感じが可愛い~ですv
最初はうんざりしつつもほだされちゃう荘太郎(関さん)vv
日々流されてるサラリーマンってのがミョーに関さんに合っててナイスです。
キャストトークがまた最高!!
Hシーンは無いものの、大好きなお2人のカップリングが聞けて嬉しい!
貴重な1枚です。
キャストに惹かれて、ちょっと頑張って入手してみました。
だって、だって井上和彦さんと関俊彦さんと言ったら…!!
(今更ですが、W彦なんですね。可愛らしい♪)
しかし、そんな妄想は虚しく……。
やはり年齢設定が若過ぎです…。
井上さんは21歳。関さんは23歳。
16歳の頃とかも演じてくれていますが、
ベテランの声優さんだからこそですけど、
萌えとはちょっと違う気がしてしまいました。
物語として、お互いが好き合うにはちょっと理由が弱いというか…。
確かにピュアBLでした。本当。
Hシーンなんか無いと予備知識(?)はありました。
でも、心が揺さぶられるかと言われればそうでは無く。
当て馬の女性キャラも、出来れば聴きたくないし…。
(声優さんが、とかじゃないです!キャラが!)
駄目っすね、自分でめちゃくちゃハードル上げてしまったんです。
けど、期待せずにはいられないでしょ、このお二人ならば!!(泣)
一番良かったのはフリートークという罠。がーん…。
でも、この素のお声が良いわけなんですよ!!
二人で何いちゃこらしてんだー?みたいな。
(そういう甘さじゃないけど、微笑ましいという意味で)
何でもやっぱり百聞は一見(一聴)にしかず、なのでした。
それでもゲットした事に後悔は無い!!強がってない!!w
なんか全体的にぬるいし、色々とモニョモニョする部分があるお話でした。
友情と恋の境目みたいなものを描いたというならそれはそれでいいんですが、その描き方に不自然さなものを感じました。とくにラストがなァ…。
キャストはベテランさんでさすがの安定感でしたが、やっぱ年齢的に無理があるような気も…。
なにより女性キャラがひどいー。 こんなのありえないないよ。女は怖い?したたか?いやいやいやいや、この女性はそんなんじゃなく、ただのマヌケ、アホです。この女性、なにがしたかったのか分からないし、計算力も皆無だし。こういう女性キャラがキライなんじゃなく、こういう女性キャラを当て馬に持ってくることがキライなんですよね私。
なんていうかな、女性キャラにしろラストで明らかになる家庭の事情にしろ、完全に主役ふたりにとって都合のいい「道具」になってるみたいで、正直趣味じゃなかったです。